レビューメディア「ジグソー」

星図連携が便利すぎて涙が出ます

9:30にクロネコが持ってきました。(^^)/
重いのでまだ開梱していません。
今、天気が崩れそうなので設置はようすみてます。
空模様が良くなったら観測室に持って行って記念撮影します。

■購入の経緯
出会ったのが、昨年3月にパシフィコ横浜で開催されたCP+2010です。
そこで西洋人風の説明員に説明してもらって欲しいスイッチが入っていました。
白い本体に高速自動導入は、私の知っている赤道儀というより、まるで産業用ロボットでした。

いつかは買おうと思って、昨年10月の発売後から気になるものに登録して忘れないようにしていました。
あれから1年弱、家の完成やzigsowの「ビギナーでも撮れる天体写真事始め」や在庫処分の23万円引き【写真2.】の合わせ技で購入するにしました。
よく使うショップなのでzigsowと連携して狙い撃していたらびっくりです。

■外観
【写真1.】2個口です。
小さい箱はバランスウェイトで9kg、大きい箱は本体で27kgあります。
注意して運ばないと腰を痛めそうです。

真っ白ではないです。薄いベージュです。
何とか一人で持ち上げることができる重さでした。
AXD赤道儀(1)
AXD赤道儀(1)

マルチプレートともピラーとも若干色が違います。
BORG101EDIIと大きさを比べてみてください。
AXD赤道儀のほうが圧倒的大きいです。
AXD赤道儀(2)
AXD赤道儀(2)


■組み立て
毎度のストップモーションアニメでどうぞ!
大きさを実感してもらえますでしょうか。



■付属品【写真3.】
・STARBOOK TEN
・コントロールケーブル
・DCケーブル
・バックアップ電池
・ストラップ
・AXD赤道儀取扱説明書
・星空ガイドブック

■操作性
・極軸望遠鏡
 赤緯軸のシャフトに穴を開けているので望遠鏡の向きを変えないといけません。
 星座の位置でレチクルを回転するスカイメモやTOASTと違って、
 日時で合わせるタイプです。面倒ですが精度は良さそうです。
 焦点距離500mmで撮影して星は点だし、5120mmでも木星が逃げません。

・南中時の東西入換
 あらかじめ設定している導入速度(1~5で設定します)で行うので、
 1を設定している時に行うと非常に遅いです。
 独立して設定出きるといいです。

・STARBOOK TEN
STAR BOOK TEN
STAR BOOK TEN

 これを接続しないと赤道儀を操作できません。
 小さめのコントローラも欲しいです。
 初期設定の名前の入力が1字ずつ選択するタイプで面倒です。
 テンキーに文字を割り当ててほしいです。

 特徴は、望遠鏡の向きをリアルタイムで表示してくれることでしょうか。



 アライメントのやり方を学びました。
 今までは星図と望遠鏡の向きがずれた状態だったのです。
 これが出きるようになるとカメラのファインダが不要になります。
 CHART MODEで撮りたい部分を選択してENTERを2回押すと向いてくれます。
 「こんなんでいいんですか!」と、今までの30年間の苦労は何だったんだろうと思いましたよ。

 画面の倍率と実際のモータの動きが絶妙に連動していて使い勝手がいいです。

 気温が下がってくるとケーブルの被覆が硬くなってきます。
 細くてやわらかいケーブルに交換したいです。長さももう少し欲しいです。

 太陽月惑星恒星、メシエカタログ、NGCカタログがプリセットされているので低倍率での導入は問題ありません。
 星雲をカメラの真ん中にしたいときは、近所のカメラで確認できる恒星で修正しておいたほうがいいです。

 インタフェースに、LANとオートガイダーがあります。
 LAN接続するとステラナビゲータからの操作が可能になります。

■性能
・長時間露出
BORG101EDIIにPowermate4xをつけて2560mmにして5分露出してみました。
画質は5MB→2.3MBに落としています。
AXD赤道儀 + 101EDII + Powermate4x + D700
AXD赤道儀 + 101EDII + Powermate4x + D700

Powermateの影響ですかね。コマが出てます。
レデューサーを入れた方がいいかもしれないですね。(写野的にも)

・高倍率
BORG101EDIIにPowermate4xをつけて2560mmにしてQCAM-130HXでビデオ撮影してみました。


気流でゆらゆら揺れていますが、追尾はきちんとできているでしょう。

Powermate4x が画質を落としている可能性がありますね。

■消費電力
 付属品に車用のシガープラグがついていたので、


 を買って運用しました。
 10/26~27に3時間ほど運用したころ、撮影対象を変えようとした矢先
 電源が落ちたのでケーブルを引っ掛けたかと心配しましたが、モータを高速駆動したせいでした。
 バッテリも赤ランプでした。

 充電中に運用は危険とあったので諦めざる終えません。
 観測所としてはやはりACアダプタでの運用が必須のようです。
 ということで、AC/DCアダプタを物色中です。

 片付けて部屋に戻るとバッテリチェックは黄色でした。(緑:GOOD、黄:LOW、赤:要充電)
 気温のせいか、一時的に下がったようです。


 純正のACアダプタが12000円ほどするので、探してみました。
 コネクタサイズが合わないとやっかいなので、シガープラグで接続できるものが
 ありましたので選択しました。

 メニューで消費電力を1~4の設定ができます。
 バッテリー駆動用に1にしていましたが、力不足なのか子午線通過ができません。
 はじめは故障かと思いましたが、4に設定したら無事目標に到達できました。

■ファームウェアアップデート
月の表示が月食に対応したそうですので、月食までにアップデートする必要が出てきました。
まず、STAR BOOK TENアップデート情報ページから最新のファームウェアをダウンロードしておきます。(手順もこちらのほうが詳しいので、ここでは雰囲気だけ紹介します。)
ほかに用意するものは左から
・クロスLANケーブル
・STARBOOK TEN
・AC/DCアダプタ
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (1)
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (1)

クロスLANケーブルでPCに接続してから電源を入れます。
表示されたIPアドレスに、ウェブブラウザでアクセスします。
アップロードページになりますので、ファームウェアのバイナリファイルをアップロードします。
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (2)
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (2)

アップデート中です。
時間が結構かかるので我慢してください。
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (3)
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (3)

アップデートが終了しました。
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (4)
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (4)

バージョンがあがっているのが確認できます。
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (5)
STARBOOK TEN ファームウェアアップデート (5)


■次への展開
いつになるか分かりませんが、このサイズに見合った望遠鏡ですね。
  • 購入金額

    798,000円

  • 購入日

    2011年10月01日

  • 購入場所

    ネイチャーショップ KYOUEI 大阪店

コメント (19)

  • えいみまさとさん

    2011/10/01

    ついに来ましたか!おめでとうございます。
    STARBOOK10のレポもお待ちしております。

    これに見合った鏡筒と言うとTOA150とかでしょうか?
    いやあ、羨ましすぎます♪
  • つきさん

    2011/10/01

    ありがとうございます。
    はい、STARBOOK10もレポートしますよぉ。

    鏡筒の方はあせらずに、のんびりお待ちください。
  • makihibikiさん

    2011/10/01

    わぁー、おめでとうございます!
    すっごーい!!
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