これまで説明したパーツの他に重要なものといえばなんでしょう?Hegelが答えるならば、それはボディです。ボディはミニ四駆の外見そのもの。速い遅いは関係なく人をひきつける大きなポイントです。
まずHegelのレース用のボディがこれです。
昨今では「肉抜き」(ボディを軽量化すること)はあまり流行っていないようですが、ブーム当時では肉抜きは当たり前と言っていいような作業でしたので、私は現在でも行なっています。ところどころ塗装が剥げてしまっているのは察してください(苦笑)
そして次に見せるのが…
Hegelの趣味で作ったディスプレイ用のボディです(笑)
ちなみにこのミニ四駆のキャラクターは「School Days」というゲームに登場する「桂言葉(かつらことのは)」というキャラクター(Hegelの崇める唯一神)です。ベースとなったマシンは「ディオスパーダ」。なので名づけて「ディオコトノハ」です!!(笑)
皆さんは「痛車(いたしゃ)」というものをご存知でしょうか?
個人の趣味でアニメやゲームのキャラクターのラッピングをした車全般を最近こう呼びます。
何を隠そうHegelはヲタク!こういったものは大好きです(笑)
なのでミニ四駆で痛車を製作、いわば痛四駆を作ったりします。
次からはその痛四駆のHegel的作り方を書いていこうと思います。
まずボディの選定。
キャラクターを描く以上、ある程度しっかりした平面をもつボディが好ましいです。今回は近所の模型屋にポツンと残っていた「ブラックセイバー」というマシンを使用しました。
まずボディに「サーフェイサー」を吹きます。
これには塗料の食いつきをよくしたり、塗装面の小さな傷を埋めたりする効果があります。
不覚にも塗布前のボディを撮影し損ねてしまったのですが、写真の右側に写っているウィングの色と同じく、もとの本体の色は黒でした。
次に痛四駆の醍醐味、キャラクターのラッピング作りです。
Hegelはここで「A-one」から出ている「はがきサイズのプリンタラベル 透明光沢フィルム」というものを使っています。
本格的にラッピングをする場合にはデカールを使用する場合が多く、またそのデカール(装飾用のステッカー)を作るにも専用のプリンタが必要になってきます。ですがこの透明光沢フィルムは一般的なインクジェットのプリンタで製作できるため、手軽にラッピング用のフィルムが製作できます。一応インクジェット対応のデカールも商品として販売されていますが、手軽さからHegelはこちらを選ぶことが多いです。
このフィルムは「透明」なため、下地色の影響を強く受けます。そのため基本的にフィルムを貼る部分の塗装は白が望ましいです。
というわけでいったんボディを白一色に。そしていよいよフィルムの登場です。
今回は「SHUFFLE!」というアニメのキャラクター、「芙蓉楓(ふようかえで)」をモチーフに作ってみました。
フィルムは余白をあまり残さないように印刷された部分ギリギリを切って貼っていきます。
うん、いい感じ。(*´-ω-)
また塗装が真っ白では味気ないので、さらに色をのせていきます。
塗装の順序は下地色の影響を考慮して薄い色から濃い色へと吹いていくのが普通です。
そして全体のバランスを見つつ色やフィルムを追加していって…
完成です!(`・ω・´)シャキーン
アニメ版「SHUFFLE!」の中で特徴的に描かれていた「空鍋」をあしらってみました。
名づけて「楓セイバー空鍋スペシャル」!!