今回モノ語りの話を受けた時、自分はコレクトしているモノが相当多岐にわたるので、何にしようか相当悩みました。
最初は、zigsowにほとんどアップしてない腕時計コレクションやTシャツコレクションにしようと思ったのですが、自分がzigsowにアップしているものはおもちゃ系が多いので、やはりそれ系にすることにしました。
そこで、zigsowでもほとんどアップしてない自分のライフワークコレクション“Dr.スランプ アラレちゃん消しゴム”のディープかつポップな世界を皆様に公開しようと思います。
多分なかなか見ることの出来ないコレクションだと思われますので、楽しんで読んでみてください。
この消しゴムというジャンルは、60年代~70年代のソフビ系玩具がその後プレミア化したのと同様に、70年代~80年代にかけての立体物玩具系では、超合金に次ぐプレミア玩具になりつつあるので、乗り遅れているマニアの方は今からでも要チェックです。
アラレちゃん消しゴムは、当時のポピーが83年ごろにアニメ放送にあわせて20円ガチャガチャで展開したのが最初といわれていますが、正確な発売時期はちゃんと調べたことがないのでわかりません(笑)
消しゴム界最大のヒットシリーズ「キン肉マン消しゴム」の異常なブームにより、後半の生産が見越されたようで、後期Dr.スランプ のキャラがほぼ未立体化で終わってるのが残念ですが、当時としては神がかり的な造型は、昨今のアラレちゃん系フィギュア立体物と比べても遜色ないどころかむしろ勝っているものもあり、当時の原型師さんの凄さもうかがえます。
アラレちゃん消しゴムは、やはり20年も前のガチャガチャマシーン主体のシリーズだったので、未だに全貌がわかってないのですが、マニアの先人である神コレクター達によって初期シリーズ・中期シリーズ・後期シリーズ・丸越シリーズ・コロ付きシリーズ・ガチャガチャ版ペンギン村分譲中極小消しゴムシリーズ・ポピーペンギン村分譲中肌色塩ビシリーズ・ペンギングランプリ・ペイントBOX・塗装済みシリーズと大まかに分けることができます。ただし全貌がわかっているものだけなので、未知の造型が存在するのかもしれないのです。とりあえずシリーズごとに説明紹介していきましょう。
一般に初期シリーズといわれているものは、ショップ等でもよく見かけるものが多く、多分長期にわたりガチャガチャ・袋物・タマゴくじ・セット(んちゃバッグ!)等で大量に作られたであろうシリーズで、自分も小学生当時にこのシリーズは遊んだ記憶があります。
この21世紀のご時勢でもデッドストックの状態で結構でてくるので、ほぼプレミア化してるものは少ないのですが、そんな中でもこの“ネコ耳アラレちゃんシッポ付き”・“ネズミ耳ガッちゃんシッポ付き”という2種だけは、別格でとてもレアです。
一時期は両方万単位の値段でした(現在は落ち着き気味)。
このシッポ付きがなぜレアかというと、シッポのところが別パーツになっていて、初回か初期の頃の出荷分はちゃんと接着されているのですが、多分コスト面かなにかで手間になったのでしょう、よく出てくるものはほぼシッポが接着されていません。