LINN KLIMAX DS
デジタルミュージックプレイヤー 再生ファイル形式:FLAC/WAVE
サンプリング周波数:44.1k-192kHz ビット数:16-24bit
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サンプリング周波数:44.1k-192kHz ビット数:16-24bit
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世間ではiPodを始めとするシリコンオーディオが音楽業界を席巻して早数年。しかしその間に私のオーディオシステムにシリコンオーディオが入り込んでくる余地は全くなかった。もちろん、シリコンオーディオを否定してきたというわけではなく、第一線のクオリティを備えた製品がなかったため静観していたという方が正しいのかもしれない。そんな私の重い腰を上げさせる製品がスコットランドのLINNから発売された。それがKLIMAX DS。もともと同社のLP12(※1)やCD12(※2)を愛用し、LINNブランドに絶大の信頼を寄せている“ハズ”の私だが、今回のKLIMAX DS登場の知らせには耳を疑った。あのLINNがシリコンオーディオを発売しようとは誰が考えたであろう。それではKLIMAX DSとは一体どんなものなのだろう?まずは音楽ソフトをNASに格納しデータベース化するため管理や検索が容易に行える。さらに、装置内からモーターを追放することにより、オーディオ信号への悪影響を防ぐことができる。これは良いこと尽くめの装置だ。しかし高価な製品である。数日迷った後、清水の舞台から飛び降りる思いでKLIMAX DSの導入を決めた。ソースコレクションの整理という言い訳を自分に言い聞かせて。
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※1 1972年発売から現在まで作り続けられている不朽の銘レコードプレーヤー。
LINNのロゴマークはLP12の軸受け部分のワンポイント構造に由来する。 -
※2 無垢アルミ超精密削り出し加工によって作り出された最高峰CDプレーヤー。
新世代LINN製品のトップモデルKLIMAXシリーズの先鞭となったモデル。
KLIMAX DS 徹底攻略 目次
- 第一話 KLIMAX DSがやってきた
- 第二話 リッピングを徹底検証
- 第三話 セッティングでどう変わるのか
- 第四話 レコードを鳴らせてみる
- 第五話 最高のNASを求めて
- 第六話 プロの現場へ持込む
- 第七話 周辺環境を見直そう
- 第八話 アップサンプリングを検証する
- 第九話 Coming Soon...
- 第十話 Coming Soon...