個人携帯（スマホ）も、社用携帯も、現在Lightning端子装備のiPhoneなので、家、実家、車、ビジネスバッグ、帰省時に使う大型リュック、ラフな格好で出かけるときにつかうショルダーバッグとありとあらゆる所にLightningケーブルがある。しかし、このLightningケーブル、純正添付品の産廃ケーブルは論外としても、高耐久・断線対策を謳ういろいろなタイプの複数のサードパーティー製のもの（当然Made for iPhone / iPad / iPodのもの）を使ってきたが、Lightning認証プロセス・機構には致命的な問題があるのか、断線・接触不良・認識不良で相当数を墓地に送ってきた（送りたくて送ったわけではないが）。

そしてそういう不良は出先で発生する（事が多い気がする）。

実に5年ぶりほどの飛行機を使った出張の最中、いつもビジネスバッグの中に入れて、大容量モバイルバッテリー

とともに持ち歩いていたリール式のLightningケーブル

がﾀﾋんだ。

この“しろたん”リール式ケーブルは、iPhone5

時代からかなり長く使ってきた最古参ケーブルのひとつなので、「保った」方だが、なんにせよタイミングが悪い。

すでにiPhone15 Proは手配済みで、自身のプライベートスマホの今後の接続形式は変更となる。そして、前述のようにLightningケーブルは家中のいろんな所に複数転がっている。だから今更Lightningケーブルはあまり増やさなくても良いはず。

ただ現在の社有iPhoneと、私用iPhone15 Pro到着までの繋ぎに手配した予備iPhoneは

SE（2）で、当面Lightningケーブルと決別できるわけではない。つか、なにより、その日それから業界の集会があって、初対面の同業者と落ち合う前なのにすでに充電が30%を切っているｗｗ

．．．．ということで、ちょうど某驚安の殿堂が目に入ったので、そこに飛び込んで今日使うLightningケーブルをゲットすることにした。

ここで、最低価格の単機能のLightningケーブルを買っても良かったのだが、今の手持ちの各Lightningケーブルの配置を考えると、今回購入品は“しろたん”と入れ替えてビジネスバッグで持ち歩くことになりそう。

そうなると．．．

・何よりタフで

・長さ的には1m程（新幹線窓側の足元コンセントから取るには“しろたん”の70cmは短かった）

・今から買うならType-Cと両刀使い出来ればいいなぁ．．．

・手持ちのモバイルバッテリーやUSB-ACアダプターの形式からは、上流はまだUSB-Aがよい

．．．ということで、「1m程度の長さ」の「Standard USB-A ⇒ Lightning＋Type-C」 「高耐久」ケーブルがないかと探したところ、手頃なモノを見つけた。

それが「3in1ケーブル 断線しにくいブレイデッド 1m」。

名前、そのマンマやな．．．

保証書は台紙を開いたこの部分

これは「長さ1m」の「Standard USB-A ⇒ Lightning＋Type-C＋microUSB」端子の「断線しにくい、ブレイデッド（編み）」ケーブル。

これなら、ちょうどﾀﾋんだリール式のLightningケーブルと一緒に持ち歩いていた二口のUSB-ACアダプター

と、高耐久micro-USBケーブル、

大容量モバイルバッテリー、荷物を少なくしたいときに持ち歩くミニサイズのDAP＝COWON PLENUE D2

と合わせて考えると、

①モバイルバッテリーから、microUSBケーブルでDAP、本ケーブルでスマホ類（社用iPhone SE(2)もしくは、現在の予備私用iPhone SE(2)か、確保済みのiPhone15 Pro）を充電する

②USB-ACアダプタから、スマホ類と、モバイルバッテリーもしくはDAPを充電する

③USB-ACアダプタから、モバイルバッテリーとDAPを充電する

．．．の3方向に使える。この組み合わせだと、スマホを二つ同時に充電できないのは残念だが、出張中は社用か私用のどちらかを「使用中」であることも多いので、コレでほぼほぼ事足りる。

モノはエフテル商事の屈曲強化を謳う充電・データ転送両対応のUSBケーブルで、Made for iPhone / iPad / iPod認証モノ。端子は片方はStandard-A、もう一方はmicroUSB、Type-C、Lightningの切り替え式（microUSB端子に、ケーブルに固定されているmicroUSB⇔Type-C変換アダプタ、もしくは、microUSB⇔Lightning変換アダプタを被せて使う）。

3種の端子はこういう配置。microUSBが直付けで、Type-CとLightningはアダプタ経由。

Lightningへの切り替え時。

上流側がType-CではないのでPD対応ではないが、現時点ではUSB-Aの方がつぶしはきく。

ブレイデッドケーブル、ということでケーブルが布地編みの被覆で覆われていて、耐久性もありそう。色はホワイト/レッド/ネイビーがあったが、いつしょに持ち歩くことになる高耐久microUSBケーブルと合わせてレッドを選択。

アダプタのケーブル固定部分の耐久性は今後の観察事項だが、ケーブルがやや硬めで“しろたん”と比べるとコンパクトにまとめづらい点を除けば、利便性は大幅にアップしたので満足。

エフテル商事というのは聞いたことがない会社だったが、主要仕入先のなかに「株式会社オウルテック」の名が見えるので、対応電圧電流最大2.4Vということも合わせると、オウルテックの「超タフストロング」シリーズマルチケーブル、OWL-CBA4MLC10-BKのほぼ同等品かな（色の他にプラグ形状が若干違うが）。

せっかく手に入れたので、「オン」の時の持ち出しは当面コレで。

【仕様】

形式：Standard-A → micro / Type-C / Lightning
対応出力：2.4A
データ転送：充電/データ転送
コード長：約1.0ｍ

エフテル商事：3in1ケーブル 断線しにくいブレイデッド 1m