SATA形状電源ケーブル、サンワサプライ TK-PWSATA3Nのレビューで紹介した、FUJITSU PRIMERGY TX1320 M3をサーバーとして運用するための過程、第2弾となります。

私が入手したPRIMERGY TX1320 M3は、CPUがXeon E3-1220v6（Kaby Lake）、メモリーがDDR4-2400 8GB ECC×1枚という構成でした。

▲標準装着のメモリー。SK Hynix製でECC付き

8GBでも取り敢えず使うことは十分可能ですが、サーバーとして運用するにはちょっと物足りない容量です。SQL Server辺りを動かすようになると結構メモリー消費量も増えますし…。

しかもCPUがKaby Lakeですから、メモリーはデュアルチャンネル構成でなければパフォーマンスが伸びません。そうなると、標準装着の1枚を活かしてもう1枚同仕様のDDR4 ECCのメモリーモジュールを入手するか、全く別のメモリーモジュールを用意するかという話になります。

ここで少し悩んだのは、このTX1320 M3＋Xeon E3-1220v6という組み合わせはECCが必須なのかECCに対応しているだけなのかという点がはっきりしないことでした。まあ、元々DDR4のメモリーはそこそこ在庫を持っていますので、厳密にはサポート外となるDDR4-2666のECC無しというモジュール（正式サポート対象はDDR4-2400かDDR4-2133のみ）を試してみることに。

すると、拍子抜けするほどあっさりと動きました。要はECCモジュールは必須では無いということになりますから、それならば安価なメモリーはいくらでも売られています。上記W4U2666CX1-16Gをそのまま使っても良かったのですが、DDR4-2666なら他でも使い途は沢山ありますので、今回は以前から注目していた、秋葉原のPCショップARKで売られているDDR4-2400の16GBで1枚2,970円というSK Hynix HMA82GU6AFR8N-UHを2枚購入して使ってみることにしました。