レコード針　SWING 東芝 TO-N-550C-EX

最近登録したカートリッジの新古交換針です　純正品は入手不可なので互換品（昔々売られていたもの）となります。　多分1975年頃の物だと思いますが未使用品で、定価以上..強気だ。　

今迄聴いてきたカートリッジは何だったの？

無駄な努力だったのかなと思えるカートリッジです...そう、ガックシ..

　　　　　　　　　　　　　　　 このカートリッジ用の交換針です　　　　　

                   シール？　開封だった訳で...？

カンチレバーはテーパーアルミカンチレバーです　東芝純正品はカーボンカンチレバーです

　楕円針　無垢針かと思ったら接合針でした　　

                   50年近く経過してますがダンパーは機能してました　　　　　　　　

　　　　　　1KHz 歪率はかなり良いです　　1.0％切っています　　　　   　　

                   MM型カートリッジとしてはF特は素晴らしいです

音質...

良いカートリッジ、交換針の組み合わせだと思います　MMカートリッジを超越したカートリッジ、針ですね　高音が普通のMMカートリッジでは出ない範囲の音が出ますね　シンバル、ストリングス、鮮やかに綺麗に鳴ります　何方かというと高音美音系ですね　中高音の切れ味が素晴らしいカートリッジだと思います　低音は締まっている出方ですが普通は十分な量の感じですね　レコードにも拠りますが素晴らしいと思います　カートリッジは磁気歪が有るものですが感じさせない再生音です

冗長性を感じさせないカートリッジで、..試聴者側に緊張を感じさせる訳では無いのですが、

レコード溝に入っているすべての音をMM型カートリッジですべて吐き出している感じはしますね。

中森明菜のアルバム　バリエーション「脆い午後」という曲では、スチールギター？をバッチリ再現しますし明菜の声も少し眠たそうに甘く歌うのが感じ取れます　当時若干20歳位ですが明菜は、

凄い歌手だと思いますね。 

おはら野農園さんのブログでは、カンチレバーはカーボンになっているようですが、オークションでも出てこないですね　レコード針は消耗品なので倉庫に眠っている以外は、長期間保存しておくのは滅多にないですね 　新古品、NOS品とか言います。

"N"＝"New" "O"＝"Old" "S"＝"Stock" 直訳すれば「新古在庫品」 製造が中止された未使用在庫品

新製品が出て旧商品になった未使用在庫品 ...     私なんぞは.... ”OSS"というところかも。

http://www.owarano.jp/HP_5asobitai/HP_5%20cartridge1/cartridge%20aurex/cartridge%20aurrex.htm

オーディオヘリテージ   C-550M

https://audio-heritage.jp/AUREX/etc/c-550m.html

　追記

SWINGのレコード針は昔の商標で、現在はJICO社（日本宝石精密工業）です。

それ以前はNIPPOです（日宝ですね）。他のレコード針メーカーも有りますが商標や

会社名が変わったり、廃業したりして複雑です。