レビューメディア「ジグソー」

最高のゲーミングチェアはここにありました。

AKRacingの極坐をプレミアムレビューでやってから5年少々が経ちました。

さすがに長く使っていると合皮がボロボロになってきたので買い替えることに…

 

後継モデルの極坐V2も候補に挙がったのですが、この5年間に住む環境も変わりデザインが合わないと感じたのでゼロから選び直しに。

探している中で出会ったのがContieaksというブランドでした。

 

 

・Contieaksとは?

ではContieaksというブランドはどんなブランドなのか?

日本の家具の一大生産地である福岡県大川市に本社を構える(株)関家具さんのゲーミングブランドで最初の製品が2020年1月に発売となった比較的新しいブランド。

新興ブランドでありながらeスポーツのプロチームをスポンサードするなど積極的に展開しています。

ブランド名は「Continue」+「Peaks」から取っていて、挑戦し続け頂点を目指すという意味が込められています。

 

ラインアップも豊富になっていて、チェアだけでPUレザーの「ルセル」「アイガー」、ジャージファブリックの「ローザ」、ソファーファブリックの「シャスティーナ」、大柄な人や胡坐をかいて座る人向けの「ティトリス」があり、ビーズクッションの「スクウェア」やスツールの「アーク」など他社にはないような製品もあります。

さらに新製品が追加される予定もあり今後に期待されるブランドです。

 

 

そんなContieaksのラインアップの中でも「シャスティーナ」と「ティトリス」には座椅子タイプのラインアップもあり今回はシャスティーナの座椅子タイプを選びました。

更新: 2022/04/16
組み立て易さ

組み立ては簡単、細かな気遣いもうれしい

ゲーミングチェアはそのサイズ感から組み立てが必須。

部品構成は座面、背もたれ、ランバーサポート、ヘッドレスト、左右カバー、固定用のネジ、ネジ穴の目隠しカバーとなります。 

座いすタイプはシリンダー部分がないので基本的には背もたれと座面を合わせればほぼ完成します。

写真を撮りながらの作業でも10分~20分くらいでできます。

 

極坐の時はネジが一つの袋にまとめて入っていましたが、シャスティーナは(というよりはContieaksのチェアは)ネジがきちんと分けられていて、説明書に何番のネジを使うと書かれているので必要な時に必要なネジを取り出せばいいのでなくす心配も少なくなっています。

こういった細かい気づかいが嬉しいですね。

 

一応工具も1つで完結しているのもうれしいですね。

このネジはこっちの工具で、あのネジはまた別の工具でということがありません。

ただしプラスドライバーは別に用意した方が楽かもしれません。

更新: 2022/04/16
デザインと外観

こんなデザインを探している人は多いのでは

一般にゲーミングチェアというと黒にビビッドな差し色が入っているものやベースカラーから派手な色を採用したモデルのイメージが多いのではないでしょうか。

 

このシャスティーナはそんな常識を否定するかのようなグレーの2トーンで落ち着いた色味を採用。

張地にはソファーファブリックが採用されていることと相まってインテリアとしてのマッチングがとてもしやすいゲーミングチェアになっています。

 

ロゴマークもゲーミングっぽくないのがまたいいところ。

知らなければどこかのおしゃれ家具かアウトドアブランドのようです。

 

和洋問わず目立ちすぎずにサラッと置けるのがいいところ。

まさに今回僕がシャスティーナを選んだ理由の一つがこのデザイン。

 

「ゲーミングチェアが欲しいけどあんまり派手なのはちょっと…」とお悩みのそこのあなた!

ここに最高のゲーミングチェアがありますよ!と言いたいですね。

更新: 2022/04/20
座り心地

ぴったりという言葉がぴったり

座って一発でわかるのは肩回りのサポートがぴったり収まるところ。

この辺は日本人の体格に合わせて設計されているからこそなところですね。

 

座って背もたれに身を預けると常に同じ姿勢が取れる安定感があります。

 

極坐の時はヘッドレストがPC作業だと合わない感じがすると書いていましたが、シャスティーナではPC作業でも特に問題は感じないです。

 

リクライニングは最大135°となっていてAKRacingなどのようにフラットまで倒れるようにはなっていないのですが必要十分です。

というかフラットまで倒れる必要性をいまいち感じていなかったのでこのくらいでちょうどいいです。

 

アームレストは左右の調整もありますし、取付位置も調整はできるので極限まで狭くするとノートPCでも作業がしやすい環境ができました。

極坐より高くできるので机の高さを少し高めにして足が楽に入れられるスペースが作れます。

 

 

シャスティーナは張地にソファーファブリックを採用していることも特徴。

ファブリック素材のゲーミングチェアも最近増えていますがやはり蒸れが少ないのがいいところ。

お風呂上がりに座っても蒸れ感が一切ありません。

そしてこのファブリックの触り心地もなかなかいい感じ。

更新: 2022/04/16
ゲームをやってみる

変なミスが減った気がする

ゲーミング座椅子なのでゲームをやってみます。

 

ソフトはグランツーリスモSPORT。

最新作のグランツーリスモ7も持っていますが現状ではオンラインロビーの機能が不十分なためメインは未だにSPORTという事情もあります。

 

操作はパッドのモーションセンサーでステアリングを操作するタイプを使っています。

いつもお邪魔させてもらっているロビーの部屋では毎日最低でも1回はニュルブルクリンク24hレイアウトを走行するのでそこのタイムが一つの基準になります。

念のためですが車種は「三菱ランサーエボリューション Final Gr.4」を使っています。

 

今までのベストタイムは「8'59.145」。

もともと9分切りが目標でたまたま導入直前(4/6)に1回だけ達成していたんですが、1回きりだったのでコンスタントに9分を切るということを目標にやっています。

 

4/13にシャスティーナを導入してからですが、4/14、4/15に8分59秒台を出して2日連続9分切りを達成しました。

ベストタイムの更新とまではいきませんでしたがタイムとしては比較的安定してきました。

 

ニュル以外のコースでも先頭から大きく後れを取ることが減り、あわよくば優勝を獲る回数も増えました。

 

コントローラーをステアリングと同等の操作で動かすモーションセンサーの場合やはり肩回りのサポートがしっかり効いていて、変なブレがないことでステアリング操作の正確性が増したように感じます。

更新: 2022/04/20
他製品との比較

はっきり言って極坐超えちゃってます

「極坐をタダでもらってPRしておいてそんなこと言っていいのか!」とお叱りを受けてしまいそうですがそう思ったのでそう書くしかないんです…

 

具体的に極坐を超えているポイントを挙げてみると…

・リクライニングが超静か

・体へのフィット感

・アームレストの調整機構

 

では1つずつ見ていきましょう。

 

・リクライニングが超静か

これはContieaksのチェア全体的に言えるんですが、リクライニングがびっくりするくらい静かです。

リクライニングはゲーミングチェアでは一般的なレバーを引いて倒したり起こしたりするタイプなんですが、レバーがロックする時ですら静かにスッと入っていきます。

極坐はもっと盛大に「ガチャン!」と入っていた気がするのでこれには驚きました。

 

・体へのフィット感

これは好みが分かれるところでもあるんですが、個人的にはサポートがタイト目な方が好きなので極坐よりもシャスティーナの方が圧倒的に好みです。

あとはランバーサポートが極坐より気持ち小ぶりな気がするので必要以上に腰が反らないので背もたれに身を預けたときの姿勢はシャスティーナの方が合う気がします。

極坐では途中で使うのをやめたランバーサポートですがシャスティーナではずっと使えそうな気がします。

 

・アームレストの調整機構

ここは単純でアームレストの調整幅がシャスティーナの方が豊富にあるということです。

前後、上下、回転方向の調整は極坐にも搭載されていてゲーミングチェアでは当たり前にあるところですが、シャスティーナはそれにプラスして左右の調整機能も持った4Dアームレストと呼ばれているものになっています。(Contieaksでも「アイガー」「ティトリス」は左右調整がない3Dアームレスト)

また、高さ方向に限って言えばシャスティーナの方が高く設定できるおかげで机とフラットにしたときに足を入れるスペースに余裕が持てます。

極坐でも足は入れることができましたが結構ぎりぎりだったのでかなり余裕があるなという印象です。

極坐と比較。  アームレストはどちらも最大限高くした状態ですが極坐は太ももが当たってアームレストが届かないですが、  シャスティーナはアームレストにぴったり当たるところまで寄せても余裕です。

アームレストを最大限高くしてPCを手前に寄せていくと極坐では途中で太ももと当たってしまいアームレストが届かないのに対してシャスティーナはアームレストとぴったり当たる位置まで持ってきても余裕です。

 

 

これらの機能を実現しながら極坐V2より安い価格も魅力的です。

極坐V2は約48,000円(カラーによって微妙に異なるのでざっくり)に対してシャスティーナ座椅子は38,500円です。

更新: 2022/04/16
総評

Contieaksのファンになりました

新たなゲーミングチェアをゼロから探すことになった今回、僕は気づいていたらContieaksのファンになっていました。

今回はお部屋とのマッチング等も加味してシャスティーナ座椅子タイプを選択してますが、ルセル、アイガー、ローザ、シャスティーナ(座椅子じゃないチェアタイプ)も試座して非常に魅力的な製品であると感じています。

左からルセル(オットマン付:1、オットマンなし:2)、ローザ(ピンク)、シャスティーナ
左からルセル(オットマン付:1、オットマンなし:2)、ローザ(ピンク)、シャスティーナ

 

チェアのほぼ全ラインアップが40000円以下(※)に収まっており、コストパフォーマンスもかなり高いものになっているのではないでしょうか。

※3月発売のプレラ、5月発売のディアブロで初めて40000円以上の機種が登場しました。

 

AKRacingとかは高くて買えないけど、ネットにたくさんある安いけどよくわからないところだとなんか不安…

そんな皆さんにContieaksをぜひとも検討してほしいです。

きっと最高のゲーミングチェアが見つかるはずです。

  • 購入金額

    37,800円

  • 購入日

    2022年04月13日

  • 購入場所

    Amazon(Contieaks公式ストア)

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