Weberのウッドチップの特徴は、なんといっても「チップがデカい」という点。
写真で見るとわかりますが、国産のウッドチップとは全然違います。
しかも、30分水につけてから、炭の上に載せて使います。
そうすることで煙の量も増え、徐々に燃えることで長時間スモークを維持できます。

ただし、ガスコンロで使うスモーカーでは火力が足りなくて使えないと思います。
十分なコンロの体積と炭火の火力が前提のWeberのグリルだからこそ使えるチップです。

ベーコンは３％の塩と様々なハーブ、少量の砂糖を加えたもので３日間冷蔵庫でつけ込みます。
その後4時間ほど水につけて塩抜きし、２～３時間ほど風通しの良いところで乾燥させます。

炭に着火し、上に給水させたウッドチップを載せます。
チップがデカいので、下に落下しないのが良いところ。
使い勝手がすこぶる良いウッドチップです。
炭ですが、通常の木炭よりも、おが炭のほうが長時間火力が持ち、火のまわりもゆっくりなのでオススメです。

スモークし始めると、ものすごい煙が発生します。
蓋を開けると目が痛いくらいです。
コンロの蓋を閉め、4時間ほど燻製にします。

できあがったベーコン。
私は香りが強い方が好きなので、かなりスモーキーな状態にしています。
この状態でカットして食べてもよし、カルボナーラなども最高。
あと、ポトフなどに入れても香りが良くなるのでオススメ。

知り合いとかに配っていたら気に入ってくれる方が多く、最近は一度に5kg（バラ肉の塊豚1/2頭分）を仕込むようになりました。
5～600gのベーコン×10本までなら、一度にスモークが可能です。

豚肉は国産の方が脂身の入り方もバランスがよく、食感も良いのですが、価格が外国産に比べて倍以上するので、たまにしか国産は使いません。
コストコのバラ塊（5～6kg）が100gあたり89円という超破格値なので、これが一番良いかと思います。