レビューメディア「ジグソー」

今でも使えるCore2Duo機。

NUCのような形状のMacです。

かれこれ10年前のCore2Duo機ですが、OSを OS X 10.11 El Capitan にしたところ、Web検索や帳簿入力などの軽作業ならばまだしばらくは現役で使用できそうな感じです。

 

 

構成・仕様・付属品

  • Core2Duo 2GHz
  • DDR3 4GB まで(公式)のところ、4GB x 2 枚(KOMPUTER BAY DDR3 PC3-8500 1066MHz SODIMM Non-ECC CL 7-7-7-20 片面8チップx両面)
  • HDD 500GB に換装 2.5inch (TOSHIBA MK5065GSX・中古のストックから)
  • Snow Leopard (10.6.3)⇨ El Capitan(10.11.6)⇨ Mojave?
  • Wi-Fi 802.11a/b/g
  • ギガビットLAN、Bluetooth 2.1 + EDR
  • NVIDIA GeForce 9400M
  • Mini DisplayPort (非Thunderbolt)から変換ケーブルでDVI-D出力(現在 1440x900 で表示)
  • 純正キーボード
  • 純正ACアダプター
  • おまけのディスプレイ Acer AL1916WA 2007年製
  • マウス エレコム M-IR07DRWH(ヨドバシで最も安価なワイヤレスマウスを新規購入 826円)
  • フタを開ける用の金属製フライ返し

 

 

El Capitan(エル キャピタン) は、Windows 10 とほぼ同時期のリリースなので、もちろん全く別のOSですが、使い勝手などが同くらいに洗練されているのかなと思い 10.6のSonw Leopard(スノーレパード)から無償アップグレードしました。

また、Snow Lopard のままだと、Chrome の最新版が対応できないのでセキュリティや機能的に不都合が危惧されたのも更新の動機です。

 

 

 

El Capitan は Mac mini では、公式には 2009製 以降にインストールできることになっていますが、Mac mini 2009 にはさらに新しいOSのインストールもできなくはないようです。 

 

https://pc-karuma.net/mac-os-x-version/ より

 

 

光学ドライブに入ったままのメディアを取り出す

システムインストールのメディアが光学ドライブに入ったまま、取り出せず、そのドライブから起動するでもない状態(起動しようとしたがメディア不良だったか)でした。

⇨ [option]キーを押し続けながら電源投入、ディスクのアイコンのみの画面(Startup Manager ?)が出てからキーボードの[Eject]キー押下 で取り出せました。

 

光学ドライブから起動するには、メディアがドライブ入った状態で、[C]キーを押し続けながら電源投入します。

 

Snow Leopard のインストールディスクを使用してOSのセットアップを行いました。

 

 

Snow Loppard から El Capitanに更新する

El Capitanへの更新方法は、公式ページに記載があります。ただ、この情報だけでは不十分でした。

https://support.apple.com/ja-jp/HT206886

 

このページに書いていない情報として、元のOSがクリーンインストールしたての10.6.3 では更新は不可能で、10.6.6以上でないとできないということがありました。El Capitanは、App Store でApple IDでログインしてダウンロードする必要があって、そのApp Store アプリが10.6.6以上でないと装備されていないからです。

6.3 から 6.6 にするには、一気に更新できず 6.4、6.5・・・と順を追ってダウンロード&インストールを繰り返す必要がありました。

 

また、ダウンロードするには対象が無料であっても Apple ID の支払い方法の設定(クレジットカードの有効性)がアクティブである必要があり、さらに、その設定を行うにはOSの古さに制限があって OS X 10.6.6 ではできないことになっています。
しかたなく、普段使っていない iPhone5 を起動してそちらの iOSの App Store から設定しました。

継続的にApple製品を使用していればこうしたことは起こらないのでしょうけれど、数年 Mac や iPhone にご無沙汰しているとこのように面倒なことになりなす。

 

Appleから発信される情報は一見親切で見やすく示されているようにも思えますが、社内や既存ユーザーに周知のこととされているであろう事項については上記のように記述がなかったり、読む人の経験やスキルによっては必要なことが抜けていたりすることがあります。それでもワーニングやガイダンスのメッセージをよく読んで進めればどうにか実現したいことにたどり着くようにはなっていますが、迂遠と感じる場面が多いです。

 

 

まあ、使える感じになった

カレー店でスタッフ共用PCとして使用する予定です。使い方としてブラウザでWebへのアクセスするくらいなので実用上差し支えないかなと感じます。とはいえサクサク感はなく、たとえばGoogleMapの描画に数秒かかったりしますが、待てない程でもなく、情報が脱落して困るということもありません。

 

Creative Suite や Office 等のアプリケーションも動作しそうですが、共用PCではその必要もなく、だいたいの操作はブラウザ内で完結するので、インストールしません。 

 

キーボードはオリジナルのものを使用していますが、アルミ主体の構造のため重量があって安定感があるのと、キータッチはストロークが浅いもののフィーリングがよく、たいへん感じの良いのキーボードです。

 

 

長く使える?

2009年のWindows機はといえば、 Windows 7 が出て、Core iシリーズの第一世代のマシンが第一線だった頃です。そのころのマシンが今でも現役で使用できるかというと、ちょっと抵抗があります。

これに対して、少なくともこの Mac mini 2009 は Core iシリーズの第一世代よりさらに1世代前のCore2Duo(Core2Quadでもなく)にもかかわらず、これからもしばらくは使えそうな雰囲気があります。

ハードウエアなのかOS(ソフトウエア)なのか、何かが違うのですね。Macは、ハードウエアの機種が非常に限られていてOSはそれに合わせることに集中できるのできめ細かくチューニングした作りがしやすいということかもしれません。

 

 

Mac のHDDの S.M.A.R.T.情報

smartctl が使えるようにして情報を取得してみました。

 

smartctl 7.0 2018-12-30 r4883 [Darwin 15.6.0 x86_64] (local build)
Copyright (C) 2002-18, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org

=== START OF INFORMATION SECTION ===
Model Family: Toshiba 2.5" HDD MK..65GSX
Device Model: TOSHIBA MK5065GSX

~ 中略 ~

=== START OF READ SMART DATA SECTION ===
SMART overall-health self-assessment test result: PASSED

~ 中略 ~

SMART Attributes Data Structure revision number: 16
Vendor Specific SMART Attributes with Thresholds:
ID# ATTRIBUTE_NAME FLAG VALUE WORST THRESH TYPE UPDATED WHEN_FAILED RAW_VALUE
1 Raw_Read_Error_Rate 0x000b 100 100 050 Pre-fail Always - 0
2 Throughput_Performance 0x0005 100 100 050 Pre-fail Offline - 0
3 Spin_Up_Time 0x0027 100 100 001 Pre-fail Always - 1529
4 Start_Stop_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 674
5 Reallocated_Sector_Ct 0x0033 100 100 050 Pre-fail Always - 1019
7 Seek_Error_Rate 0x000b 100 100 050 Pre-fail Always - 0
8 Seek_Time_Performance 0x0005 100 100 050 Pre-fail Offline - 0
9 Power_On_Hours 0x0032 099 099 000 Old_age Always - 749
10 Spin_Retry_Count 0x0033 113 100 030 Pre-fail Always - 0
12 Power_Cycle_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 660
191 G-Sense_Error_Rate 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 1652
192 Power-Off_Retract_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 51
193 Load_Cycle_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 8353
194 Temperature_Celsius 0x0022 100 100 000 Old_age Always - 36 (Min/Max 10/54)

~ 以下略 ~

 

電源投入回数 660回、使用時間749時間、「正常」とわかりました。

 

参考:

S.M.A.R.T.情報でMac用HDDのクラッシュに備える

https://ascii.jp/elem/000/000/556/556224/index-2.html

 

 

 

カレー店のお客さまから本体のフタが開いてメンテ中途のまま、ディスプレイ、キーボード、ケーブル類を含めて一式いただきました。

ネジ類は揃っており、カバーを開ける道具として金属製のフライ返しまで付属していただきました。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2019年06月06日

  • 購入場所

    いただきもの

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