以前一度SENNHEISER HD650用に購入している品ですが、今回はMassdrop × SENNHEISER HD6XX用に新たに購入したものとなります。HD6XXは、基本的にはHD650ベースに専用色を塗り、ケーブルを3.5mmプラグ対応の廉価仕様とすることで、低価格販売に提供したと思われる製品です。

実はHD6XXは購入後すぐにイヤーパッドを、元々HD650で使っていたものと交換していました。というのも、HD6XXにセットされていたイヤーパッドは、私にとっては硬すぎたのです。また、出てくる音についても、中低域の密度感が妙に薄く、HD650と結構差がありました。

結局HD6XXとHD650のイヤーパッドをトレードして使うことで、どちらもそこそこバランスが取れた音になったため、この状態で使っていました。しかし、最近HD6XXに移したイヤーパッドのクッションが劣化してきて、クッションが効かなくなると同時に音質面でも高域方向のキレが悪くなってきていました。そこで、HD650用のイヤーパッドを新たに調達することにしました。

当初サードパーティー製の互換品を買うことも検討したのですが、メインで使うヘッドフォンで中途半端に正体不明の品を買っても仕方ないと思い直し、無難な純正品を購入しています。

前回購入したものと同じ、品番「050635」を購入したのですが、パッケージが全く違っていて少々驚きました。実はあらゆる補修部品を購入できるSENNHEISER HD600系ではありますが、近年ヘッドバンドのクッションなど、複数の対応部品があったものが一つに統合されたりして元と同じ部品が手に入らなくなっているものもあり、イヤーパッドも仕様が変わっている可能性があります。

以前購入したものよりも、若干青みがかっているような気がします。もっとも、HD6XXにはその方が色は合うわけですが…。以前購入したものは、青みがかっているというよりは少し茶色が混ざったようなイメージでした。