ワンプッシュオープンの機構のせいでゴツゴツして武骨。

昨今のスマホどころか、auのAQUOS Kのようなスタイリッシュさも無く、デザイン担当者に説教したい所ですが、不思議と慣れてきます。

レビュー冒頭の写真は光を当てていないので黒っぽいですが、光を当てるとブルーが強くなります。

Huawei honor 8程の鮮やかさではありませんが、トレンドな色合いでかっこよく思えてきます。

ただ、指紋は目立ちます。

本体左側。

ワンプッシュオープンボタンとストラップホール、クレイドルの端子があります。

本体右側。

こちらのインタフェースはマナーボタンのみ。

クローズ時は設定に応じたマナーボタンの操作、オープン時はアプリ一覧表示機能です。

裏蓋を開けるとこのようになっています。

電池交換ができる事も、昨今のスマホにはない大きなメリット。

起動時はこのようになります。

キーはタッチセンサー搭載なので、ブラウザやアプリ上でポインタでの操作が可能。
またボタンの下段にI・II・IIIのボタンが配置されショートカットとして利用可能。
お年寄り向けのカンタンケータイ等では電話等に登録した電話番号への短縮ダイヤルだけでしたが、こちらはアプリの起動やブックマークなどが割り当てられるので非常に便利。
しかも、短押し、長押し2パターンの計6個登録できます。

ショートカット登録例。
左からtwicca、時刻表(ブックマーク)、アラーム。

本体のディスプレイがタッチパネルではないのでGoogle Mobile Seiviceライセンスが取得できず、Google Playは使用不可ですが、他のAndroid端末からES ファイルエクスプローラを用いてのアプリインストールが可能。

そのため、本来使用できないnanacoもインストール＆利用可能。
twiccaや2chmateなどの人気のアプリも十分に動きます。

apkファイルを直接ダウンロードすることは不可能ですが、APKPureを導入すればGoogle Playを利用するようにアプリのインストールが簡単にできます。下の画像はAVASTを入れて動作させています。
※ただし利用は自己責任で。

同時金発売されたP-smart P-01Jとの比較は以下の通り。

• 解像度はSH-01Jが高い
• ポインタが使えるのはSH-01Jだけ
• P-01Jはアプリインストールがadbまたはメール添付
• SDカードはP-01Jはmicro SDHC 32GB、SH-01Jはmicro SDXC256GB
• BluetoothのPANUがあるのはSH-01Jだけ
• apt-X対応はSH-01Jだけ
• 価格は一緒(月々サポートも)

P-01Jを買う理由がはっきり言ってありません。

パナソニック信者かSH-01Jのデザインがどうしても気に食わない人以外、2者択一であればSH-01Jを強くお勧めします。

SH-01Jの(P-01Jも)唯一の欠点はWi-Fiテザリング不可であることでしょうか。

この機種とWi-Fi専用タブレットの2台持ちの場合、外出先で困ることがあるかもしれません。

ガラケー特有の頑丈さはもちろんのこと、動作もきびきびとしているので、ガラホを探している人には最適の機種です。

おサイフケータイも追加されたのは大きく、モバイルSuicaもばっちり動作。

iPhone 7から搭載されたおサイフ機能は使い勝手が悪いので、iPhone 7にガッカリした人にも維持費的な意味でもおすすめ(スマホよりカケホーダイ、カケホーダイライトが500円安い)。

主回線で使っていたAndroidスマホは使わなくなりました。

デザインの向上とテザリング利用可になれば、言うことないです。

ちなみに、今ガラケーな人モテるらしいです。

http://matome.naver.jp/odai/2142115773692288301