レビューメディア「ジグソー」

もうすぐ鈴鹿GP その3

1999年度鈴鹿GPのお土産としていただいたMINICHAMPS。

プジョーエンジン搭載のプロストグランプリ。

ドライバーはヤルノ・トゥルーリ。

因みにこのGPは、その年の最終戦で年間チャンピオン決定戦でもありました。

首位にあるアーバインをハッキネンが逆転できるか?

それまでの裁定に嫌疑を持つファンは多かったと思いますが、おそらく現場は興奮の坩堝だったと

思われます。

レース結果は

1位 マクラーレン・メルセデスを駆るミカ・ハッキネン

2位 フェラーリのミハエル・シューマッハ

3位 同じくフェラーリのエディ・アーバイン

となり、見事ミカ・ハッキネンが2年連続のドライバーチャンピオンの座を射止め、

コンストラクター部門ではフェラーリがその栄冠を勝ち得る結果でした。

 

 

更新: 2016/09/24
コレクター性

1/2222

GRAND PRIX最終日のテントで投げ売りだったそうです。

もともとアラン・プロストはアイルトン・セナとの確執もあり、日本では人気薄でした。

鈴鹿が最終戦だったことも手伝ったのか、色々なグッズやミニチュアカーが良い値段で買えた時代。

出自に繋がりがありよく似た外観を持つリジェJS42なら、オリビエ・パニスが無限エンジンを搭載してモナコGPで優勝していますので、もっと人気があったかも? と想像してました。

しかしこの時代のマシンからはシンプルなかっこよさが感じられます。

マシンを彩るスポンサーロゴも

BIC AGFA TOTALと日本にも馴染み深い海外企業を始めとして

PlayStation!

タイヤもブリジストン製が使われています。 縦溝スリックが懐かしい。

 

タバコ会社のゴロワーズロゴは時代の流れとともに具象化される運命に。

確かタミヤのプラモデルでは2種類添付されていたような記憶があります。

MarlboroやCAMEL、ゴロワーズやJPSがマシンのカラーリングや栄光を呼び覚ましていた時代が

懐かしく思い出されます。

 

かつては投げ売りの対象だった製品ですが、コレクター向けショップではそれなりの価格が付いているようです。

ウチでも人気薄だったので、元箱付き状態で保存されています。

誰か高値で買ってくれるかな?

更新: 2016/09/23
クオリティ感

流石はMINICHAMPS

恐ろしく切れ角が少ないのはご愛嬌ですが、フロントアクスルとステアリングホイールは連動します。

ヘルメットの仕上げも上々。

 

濃い目のフレンチブルーのメタリック塗装に白と黄色と赤のスポンサーロゴが芸術的に配されています。 

実車のデザイナーが良いからですが、その雰囲気をうまく再現してると思います。

 

更新: 2016/09/24

Formula1には一定の暴力性が必要

あのポルシェですら、MTよりATの方が良い・速いと評される時代。

718はダウンサイジングターボ4気筒を採用。

 

強大なトルクをうまく利用するために多段ミッションを採用するようになり、9速や10速が実用化されだすと、もうゲートでそれを操ることは出来なくなります。

広いトレッドに配される、やはり広い接地面を持つ重たいタイヤは補助動力装置無しで扱うことは不可能ですし、ABSやTRCの制御能力は人知を超えたところにあります。

 

21世紀にはそれに適したFormula1があるのでしょうが、

やはり一定の暴力性は必要だと思っています。

 

今現在でもライコネンとフェルスタッペンが、お互いを「ガキ」「ジジイ」呼ばわりしており

それは楽しいのですが、現場で観客が感じるところの演出効果が少し足りないように思えます。

それは主に音。 静止時には見た目の麗しさでしょう。

 

もうNA12気筒の甲高いサウンドは戻らないのかもしれませんが、もう少しなんとかしてほしい。

 

ラップタイムが同じでも、傍から見ていて興奮できなければアカンと思うんです。

生殖器が一瞬触れ合うだけの行為では満足できない生き物は、音と匂いと振動と思い入れを要求してますよ〜。

 

理詰めはFormulaーEに任せましょ。

 

無責任な提案ですが、FormulaーE は、無人で競わせれば良いと思います。

各社が規則に則った形でAIを設計し、互いの側面と全後端とコースの壁、電池残量と残りの距離を高速演算しつつ競わせます。

充電時はルンバのようにピットで後向けになるのも可愛らしいかもしれません。

 

モーター分野に劣る各種センシング能力や電池能力を競わせると、それこそ走る実験室として機能し

路上へのフィードバックを実感出来るようになるでしょう。

 

おそらくその頃には自動運転車が普及しているので、相まって一気に技術が進化するのでは?

とか思います。 しらんけど〜。

 

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    1999年10月31日

  • 購入場所

    鈴鹿サーキット 特設テント

17人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • まーくんZさん

    2016/09/23

    99年だとノーズが高くなり始めた頃ですかね?
    もうちょっと前だったかな?

    余計なものがついてなくてシンプルでかっこいいです。
  • フェレンギさん

    2016/09/23

    まーくんZさん ありがとうございます。

    1990年代初頭にティレルがアンヘドラルウイング(かもめ)を導入したのがハイノーズの魁だったように思えるんです。
    どのマシンにしても、ドライバーは市販車では考えられない姿勢を維持していると思いますが、過酷でしょうね。 しみじみ思います。

    このマシンは良い成績を収めることはできませんでしたが、それなりにかっこよいですよね。
    CGに古いミナルディやオゼッラの記事写真が掲載されていますが、それすら当時見ていたときより断然かっこよく見えます。
  • checkerflagさん

    2016/09/23

    ゴロワーズかあ。
    有りましたねえ。
    ヤマハのバイクにもゴロワーズカラーの青いのが有りました。
    F1は超人がスーパーなマシーンをスーパー操縦するのがカッコイイのであって、それを助けるための補助装置は要らないのですよ。
    やっぱりスパルタンさが無いとね。
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