レビューメディア「ジグソー」

素敵でオシャレなAndroid落描き用タブレットです。

 

8月6日に行われた自称”ASUSマニア”大募集!未発表ZenFone/○○○Padの先行体験会に参加して頂いた「ZenPad S 8.0」「Z Styulus」「Zen Clutch」をレビューさせていただきます。
頂いたZenPad s 8.0は現時点で日本での発売予定のない64GBモデルとなりますので、厳密な意味では発売されるZenPad S 8.0とはちょっと使い心地が違うかもしれませんが、その点は大目に見ていただければ幸いです。

更新: 2015/09/06

本体外観や付属品について

スペックは公式サイトを見て頂くとして(ASUS ZenPad S 8.0 (Z580CA) スペック)、まずは「ZenPad S 8.0」を開封しつつ、付属品や外観についてレビューしていきます。

 

フロントにはDTS-HD Premium Sound Sonic Masterに対応したデュアルフロントスピーカーを搭載しており、動画再生時など横置きで音を聞く場合は非常に音が良いです。

 

先行体験会でお聞きしたところ、生活の一部になれるタブレットとしてデザインにこだわった逸品だそうで、「デザインも性能も、妥協なしのプレミアムモデル」という公式キャッチコピーにぴったりなタブレットになっております。

 

私はフチのシボ加工は好きだったのですが、会社の男性同僚などには背面に模様があるのはいやだという人もおりました。

更新: 2015/09/06

ディスプレイについて

ソフトとハードの両方でアプローチする「ASUS VisualMaster」を搭載し、非常にビビッドで美しい画像・映像が楽しめます。

ドットが細かく、ハード側でのICチップで映像・画像を解析しながら処理。内蔵の光センサで画面を自動調整。

また従来の6層構造のディスプレイから2層構造の「フルラミネーションディスプレイ」にすることで、光透過性が6%アップし、よりクリアな映像・画像になっています。

 

ソフト面では「ASUS Tru2Life Technology」を用いて、画像のピクセルを分析し、その画像にピッタリなコントラストに自動調整して良質な画像を見せてくれます。

また、「Blur-Free Motion」モーションブラーを抑え、動画のブレを軽減してくれるので、動きの激しい動画も見やすくしてれます。

先行体験会で比較動画を拝見したのですが、本当にある・なしで動画の滑らかさ・美しさが違うので、店頭でぜひ体験して頂きたいなと思いました。

 

ZenFone5とZenPad S 8.0の同じKindleアプリを使って「ブラックジャックによろしく3巻」の同じカラー漫画ページを表示したものを比べてみます。

 

 

右側のZenPadの方が色鮮やかに表示されています。ビビッドで鮮明な画面を好む方でしたら非常によいのではないでしょうか。

 

ただこれにも好みがあり、同じくKindle版の「雨柳堂夢咄 其ノ十五」を表示させますと、コントラストがくっきりしているためか、淡い色合いが白く飛んでしまっており、魅力が損なわれる結果になっています(特に肌色部分)

 

コントラストを自動調整が手描きの淡い色合いとの相性があまりよくないのかな?という印象をうけました。

ただ、コントラストやディスプレイの見え方については、手動設定することも可能なので、気になる方は手動調整することをオススメいたします。

 

 

更新: 2015/09/06

ZenPad S 8.0をさわってみる

ZenPad S 8.0 Z580CAにも「ZenUI」が採用されており、シンプルで使いやすいUIになっています。

表示させるアプリを親が限定することが可能な「キッズモード」も設定できます。

 

また「Zen Motion」という画面に対してのタッチジェスチャーで、本体のスリープのON/OFFや、アプリを起動することが可能です。

 

「Zen UI」や「Zen Motion」については、「ZenFone 2 Laser」のレビューで旦那が詳しく書いているのでそちらをご覧ください。

 

 

更新: 2015/09/07

Z Stylusについて

付属品は本体・説明書・電池[単6]・替え芯・替える時につかうピンセットみたいなものです。
説明書きはあまり詳しく書いてありませんorz

ペン本体の重さは19g。intuos5のグリップペンが17gなので、電池が入った状態でのこの重さは優秀な方ではないかと思います。

スイッチ部分はあまり出っ張りを感じませんが、描画中にうっかり押してしまいやすいので、持つ位置に注意が必要。

Z Stylusを使用する際は、最初に本体の「設定」→「Z Stylus」を呼び出して、Z StylusをONにする必要があります。

こちらのZ Stylusを使用して画面の一部をクリッピングして保存することも可能です。

(わかりやすいように背景をグレーにしています。)真四角に切りとることも、好きな形になぞって切り取ることも可能です。(どちらもPNGで保存されます。好きな形になぞった場合は透過PNGで保存されます)
その画像を後述するSuperNoteに貼りつけて利用することも可能です。

ただ、この真四角に切り取るのと好きな形に切り取る区別が私はしずらくて、好きな形に切り取ろうとなぞろうとすると、真四角に切り取ってしまう誤操作を連発しました。なにかしらコツがいるのかなーという感想です。

あと、使い続けている時は問題ないのですが、しばらく(たぶん1時間ほど)時間をおいてスタイラスを画面に近付けたところ認識しなかったので、スリープでもかかったのか?と電源ボタンを押したのですが、まったくスタイラスを認識せず、ふたを外して電池を差しなおしてペンを再起動させると認識しました。

電源が入った瞬間はLEDライトがオレンジにつくのですが、それ以外は点灯することがないので、動いてるのかどうなのか見た目ではわかりませんでした。

もしかしたら私のペン自体の不具合かもしれませんので、他の方の情報をお待ちしております。

更新: 2015/09/08

1,024段階の筆圧感知機能を堪能してみる

さらっとS 8.0の性能を流して、「Z Stylus」で堪能できるASUS ZenPad S 8.0 Z580CA機能についてレビューしていきたいと思います。そもそも、先行体験会に申し込んだ動機というのが、「1,024段階の筆圧感知が出来るタブレットを触ってみたい!!!」でした。


まずはASUS様純正のプリインストールのアプリを通じて、筆圧機能を堪能してみたいと思います。

まずはZenPadに最初から入っている「SuperNote」というメモ用のアプリを使用してみます。

 

 

SuperNoteのアイコンをクリックしてアプリを立ち上げ、マーカーの部分を押すと手書き入力モードになります。右端にある設定で、「ペンのみを使用」にチェックをつけると、スタイラスでの入力のみ描画してくれるので、うっかり手が触って書きこんでしまうという事故を防げます。

 

 

ブラシの種類は6種類。「えんぴつ・ペン・ローラー(以下省略されててはっきりしない)・マーカー・ブラシ・エアブラシ」

Z Stylusを利用すれば、筆圧感知してくれるのですが、一部ツールでは筆圧が効きません。またインクの透明度については、マーカーのみが設定できるようです。

筆圧と透明度の表(それぞれのツールを利用して描画)クリックすると原寸大のものがみられます。(Super Noteを保存したものを縮小なしでリサイズしたものなので、描いた感じがわかりやすいと思います)

筆圧調整機能はついていないのが残念ですが、軽く落書きをしてみた感じですと、やや硬めの書き心地です。まだフィルムを貼っていないので、ガラス面がツルツルなのでスタイラスは良く滑りすぎな感じがするので、フィルムで調整しようかと思います。

SuperNoteに保存したファイルは[小:649×1130][中:974×1695][大:1299×2260]のサイズを選択してJPGで保存→共有(メールなどに添付)することが可能です。
この共有するアプリの追加ですが、Twitterアプリをインストールすると自動で項目中に追加されますしたので、アプリを入れると自動で追加されるようです。

 

 

次にInstantPage(インスタントページ)についてです。

これはASUS ZenPad S 8.0 Z580CAでZ Stylusを利用する点で、

 一番、人にオススメしたい です。

 

簡単に説明しますとInstantPageはスクリーンショットを撮ってそれに手書きで書き込めるアプリになっています。描画ツールはSuperNoteと共通ですが、このスクリーンショットに気軽に描画出来るというのが便利&楽しい。

インスタントページは(なぜかアプリ一覧には見当たらず)、Z Stylusのペン先をホバーした状態で下ボタンをクリックすると表示されるクイック起動パネルから選択します。

 

インスタントページの使い方については動画にまとめてみました(一部倍速かしてます)

 

 

インスタントページを使うことで、Web閲覧中の画面やゲーム画面などにも気軽にメモすることが可能になります。

例えばASUS ZenPad S 8.0で開いたPDFやWebページの校正指示が気軽に入れることができます。

アプリインストール時のワクワクした気持ちをちょっと落書きして、Twitterに気軽に投稿~なんてこともインスタントページを使うと簡単に行えます。(↓こんな感じに)

 

 

ただし、ASUS ZenPad S 8.0はWiFi専用モデルのためSIMがささりません・・・。描いてすぐネットにアップ!をより気軽に楽しむためにもSIM搭載モデルが出てくれることを期待します。
(デザリングしたりすれば全く問題ないですけどね)

 

またこんなに有用でおススメしたいインスタントページなのですが、初心者の方にはなかなか見つけづらいアプリになっている、使い方の説明が不足しているアプリのように感じました。
(事前にWebでこういった機能があると知っていてもインスタントページの入り方で迷った頭弱いわたし・・・)

 

Z Stylusの説明書のほうに、Z Stylusを使うとこういった楽しみ方ができます~的な説明書があればいいのではないかと感じました。

更新: 2015/09/07

ASUS ZenPad S 8.0 Z580CA+Z Stylusでお絵描きしてみる

今回のレビューで本命のお絵描きについてです。

結論からいくと、十分お絵描きに耐えうる端末+性能だと感じました。ただし、

 

メモリの開放+お絵かき用アプリのみ立ち上げるという状態でないと、お絵描き用アプリ内のツールによっては描画がガタつきます。
「メモリ解放でガタつきがなくなるということは、システムかそれに近いタスクでメモリ監視が走っていて、それが頻繁にガベージコレクションを起こしている可能性が高そう」とのアドバイスをTwitterで頂きました。
ファームで改善出来そうなので、ASUSさんが改善してくださることを切望中。


上記の動画の等速版です。28分ほどあるので、ご注意ください。
ペン入れ挫折付近は8分ごろから、色塗りは9分位から開始。ペン使いなどは15分頃から再生していただくとよいかもしれません。

 

この2つの動画を見ていただくとお分かりになるのですが、ペンツールの使用が非常にガタついてしまって挫折しております。(鉛筆ツールや水彩などは問題ありませんでした)

その後、様々な試行錯誤の末

 

  • LayerPaint HD以外のアプリを停止
  • CleanMaster(デフォルトでZenPadに入っています)で不要ファイルを削除
  • LayerPaint HDの設定を見直す

 

ことでここまで比較的スムーズにペン入れをすることが出来るようになりました。

 

おそらくLayerPaint HDにもっと慣れればさらにキレイな線が引けるようになるのではと予想しております。(LayerPaint HDの設定のブラシの曲線補完を切った状態にすると、気持ちもたつきが改善されたかな?って気もします。)

またClover Paint(Androidのお絵描きアプリ)でもお絵描きすることが出来ました。

 

ただ、ASUSさん純正のSuperNoteでのペン描画に比べてややもたつきを感じます。カーソルの遅れもSuperNoteに比べると多く感じました(私個人的な感想としては、もたつくけど描けなくはない範囲)

 

SuperNoteでお絵描きはツールの一部しか筆圧が効きませんし、色の乗算はマーカーツールでなんとか塗れなくはないという程度なので、イラストを描く用途としては不十分に感じます(落書きにはOK・あと普通に事務的に使うには申し分ないと思います)

 

ASUSさん純正のお絵描きアプリが端末に最初からインストールされていれば、お絵描きの需要がある人たちも店頭での試し描きもできるので、良いのではないかと思いました(人によってどこまでを求めるのかが違うので)

 

更新: 2015/09/08

ZenClutch と TriCover どちらを選ぶ?

今回の先行体験会では「ZenClutch」の白をつけていただきました。

確かにおしゃれでしっかりとしているのですが、

  • カメラの撮影がしづらい(カバーを両側ひらかないとレンズにかかるので、撮影時にカバーの両端がぷらっぷら)
  • 絵を描く時にカバーを反対側に丸めるとごわごわして描きづらい
  • 重い

と個人的には「オシャレだけど使いづらい」と感じました。

 

ので、発売日にTryCoverを購入して現在は装着しております。

こちらの方が、

  • カメラの撮影時に片側びらき、カバーも三角形にまとめられるのでぷらぷらしない
  • 絵を描く時は片側に三角形にしておけばいいので、テーブルの上の面積をとらない
  • 軽い

ので自分にはあっていました。

ただし片側びらきなので鞄のなかで開きやすい、スタイラスを入れる部分がZen Clutchよりも隙間があるので、スタイラスが上下に揺れるという難点もあります。

より頑丈でオシャレに本体を保護したいならば、Zen Clutchをオススメしたいです。

更新: 2015/09/07
まとめ

素敵なAndroid落描き用端末だと思います

Android端末として、普通のゲームを遊んだり、動画を見たり、書籍を読んだりという機能的にはまったく問題がなく、素晴らしいタブレットだと思います。

またお絵描きについては、ペン描画のもたつきなど気になる点はありますが、個人的には十分落書きで遊ぶことが可能な端末だと思いました。(印刷可能なガチ絵用かといわれると、個人が求める度合いが違うと思うので、そこまでは保障できません)

 

お絵描き部分については、まだ検証を続けていこうと思います。

 

最後に、こういった機会を下さったASUS様ありがとうございました。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年08月21日

  • 購入場所

コメント (11)

  • KAOさん

    2015/09/07

    レビューお疲れさまでした(*´ω`)
    InstantPageの存在知りませんでした~~
    面白い機能ですね。早速やってみました。
  • れいんさん

    2015/09/07

    うふふ
    ステキホワイト
    うふふのふー
  • カーリーさん

    2015/09/07

    インスタントページが面白いですねー
    遊べそうだわ
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