OBD2からの情報をスキャンして，Bluetoothで転送するモジュールです．

アプリは，PC用途Android用が出ています．

WiFi版なら，iOSにも対応します．

今回は，Android端末で使用するため，Bluetooth版を選択しました．

それから，ELM327は，いろいろな種類が出ていますが，今回は，コンパクトタイプで，Ver1.5としています．Ver2.1も出ているようですが，読み込める項目が減っているという情報です．

また，正規版ではないので，怪しいモノもたくさん出回っているようです．そこで，今回は，ちょっと高いですが，保証付きにしました．

読み込める項目は，車種によって違うようですが，だいたい以下のものがスキャンできるようです．

速度

エンジン回転数

ブースト圧

燃料残量

水温

吸気温

電圧

エンジン負荷率

スロットルポジション

 航続距離

瞬間燃費

平均燃費

平均速度

など

難点は，このスキャンツールは，常時電源が入りっぱなしになっていることです．消費電流は少ないみたいですが，使わないときには外しておいた方が良さそうです(電源改造する人もいるみたいですが)．

 アプリは，いろいろ試してみた結果，国産車向けに幅広く対応する”OBD Info San!"しかダメでした．有名なTorqueも国産の古い車種は対応していないみたいで，TOYOTA K-LINEのプロトコルをサポートしていないと通信できませんでした．

 その”OBD Info San!"の試用版でのSSです．試用版は，表示が10分で終了してしまいます．

ストリートモード： 

サーキットモード：

エコモード：

ブースト圧の取得が目的でしたが，ダメな模様．

ただ，現状では未表示の瞬間燃費と平均燃費がわかる様になります．

ちょっと通信サイクルによるタイムラグはありますが，ストリートモードなら，インパネの代わりがそのまま出来てしまいます．