レビューメディア「ジグソー」

当時憧れだった星野金属のMade in JapanPCケース(;=゚ω゚)=333

星野金属工業のPCケース「MT-PRO701F White」です。
2001年頃に購入し、未開封の状態で寝かせていました(;=゚ω゚)=333

【フォームファクタ/形状】M-ATX / タワー型
【ベイ】5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、シャドウベイ×4
【電源】ATX電源350W(HEC製)
【発売時期】2001年10月
【発売時の記事】
 http://ascii.jp/elem/000/000/326/326694/

AT互換機のPCケースと言えば、当時から台湾メーカー製というイメージがありました。しかし、この星野金属のように国内メーカーでかつMade in Japanなケースもあり、根強い人気を誇っていました。

星野金属は昔のNEC PC-98シリーズを手掛けていた頃もあったようで、信頼性はあると思われます。また、産業用PCでは意外と国産のものが多く存在していました。同社はPCケース以外にもCPUクーラー等も製造・販売しており、当時無名が多かった中、それなりに目立ったブランドでした。

しかし、星野金属は2012年6月に廃業してしまいます。(実際にはそれ以前に製品の出荷はストップしていたようです。2006年に一度不渡りを出しており、急激に縮小したものと思われます)
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1303/18/news035....

このケースは非常に重い肉厚のスチールケースでまるで工業用PCを彷彿させます。個人的には丸みの無いリニアなデザインが好きなので、この手のデザインは好みです。色もいかにも昔のパソコンを思わせるようなベージュです。(当時は色付きのケースを買うと、同色のドライブが高価なのでコスパが悪かったです)

このケースは2003年頃に関西では有名だった「和光電気」が倒産したときに自作PCコーナーで半額で購入したものです。そしてそのまま2014年12月まで部屋のクローゼットで眠っていました(^^;

部屋を片付けていた際に、出てきたのでこいつで1台組んでみましょう(;=゚ω゚)=333

■化粧箱
一応、白色の化粧箱です。


Made in Japanの文字が光ります。


■付属品です
この頃はI/Oシールドが規格化されており、ケースに付属するのが一般的でした。現在はマザーに付属していますね。ネジやスペーサーは通常では余るくらい大量に付属しています。
・マニュアル
・ユーザー登録ハガキ
・ACコード
・スペーサー
・ネジ類(ISO、ミリ)
・エムブレムシール
・プラスチックの足×4
・ペリフェラル4pinからファン用3pinに変換するケーブル
・I/Oシールド


■ケース(前面)
地味なベージュのミニタワーです。右下にあるのがリセットスイッチです。エムブレムを貼る窪みがあるところに時代を感じますね。


■ケース(天面)
天面に通気口があり、その下にはケースファンが付けられています。煙突のように上側へ熱を逃がすようになっていますが、個人的にはPCケースの上に物を置きたいので微妙ですね・・・


■ケース(側面)
右側面にも左側面にも通気口は一切ありません。ただの板です。ただ、この板の板厚が厚く結構重いです。産業機器レベルですね・・・



■ケース(背面)
電源は縦に付くタイプですね。このタイプは当時ではともかく、今では高さのあるCPUクーラーが電源と干渉して付けられません。スロットカバーは1つ1つにWindyのロゴが刻まれています。


シールにはちゃんとMade in Japanの文字が。


■ケース(内部)
ケースは横蓋がスライドするポピュラーなタイプです。開けるといきなり邪魔な電源ユニットがお出迎えします。5インチベイと3.5インチベイは昔ながらのシンプルなねじ止めタイプ。


電源はネジを2か所外すと、ドアのように開いて可動させることができます。


天面には8cmのケースファンが付いています。これもwindyブランドでMade in Japanです。


■電源
電源はHEC製のHEC-300LR-Tです。一応、Pentium4対応ですね。ってかHECってこんな頃からあったのですね・・・




組んでみる。
構成はgarpさんから戴いたSocket754のSempron3000+、マザー、メモリをベースにしましょう。





まずは足を取り付けます。
最初、取り付け方が判らずに力一杯押し込んだのですが無理でしたorz 中央のピンを引き抜いてから挿すんですね・・・


このケースはマザーボードを取り付けるのに、サイドの内板を外す必要があります。ネジを外す箇所が多いです。そして内板にスペーサーを取り付けます。


その上にCPUとメモリを挿したマザーボードをねじ止めします。


電源は玄人志向の静音タイプに換装したかったのですが・・・ファンがサイドカバー側を向いてしまいます。そしてそのサイドカバーには通気口が無いorz よって電源を窒息させるだけなので止めておきました。ファンがあっても吸気口が無いと風を送れないお(´・ω・`)・・・

なので、その辺に転がっていたAcbelの380Wの電源に換装しました。


天面カバーも外せたので、ついでに付いているWindyのファンを撮ってみました。


DVDドライブとして、転がっていたTEACのDVD±Rドライブを付けました。


このケースには致命的な欠点があり、マザーボードのフロント側に電源やIDEコネクタがあると3.5インチベイが邪魔で付け外しができません。マザーを付けた内板を付ける前に配線する必要があります。ただ、構成上電源ケーブルが届きにくくかなり難易度の高い組み立てでした。(マザーの内板のフレームがPCI等のスロット部分まであり、電源ユニットと干渉してやりにくい・・・)

何度か付け外しを行い、何とか取り付けることができました。これでPOSTしなかったら泣くぞ(´;ω;`)ブワッ


これで完成ですね。


電源ON
BIOSキタ――(゚∀゚)――ッ!


これから、頑張ってもらいましょう(;=゚ω゚)=333


ちなみにSempron3000+の使い勝手はこちらからどうぞ。

  • 購入金額

    6,000円

  • 購入日

    2003年頃

  • 購入場所

    和光電気

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