もう使えないゴミだから300円でいいよ(白目)

2014年4月8日をもって延長サポートが終わった、Windows NT 5.1ことWindows XP Home EditionのSP2適用OEM DSP版です。コードネームは”Whistler"。これ以前はMS-DOSのコードを残したWindows 9x系とビジネス向けのWindows NT系に分かれていたWindowsが初めて個人・企業向けともにWindows NT系に統合されたOSになります。

リリース当初はWindows 2000 Proffesional後継のWindows XP Proffesionalと一般家庭向けにドメイン参加、リモートデスクトップサーバー機能などを削除したWindows XP Home Editionの2つのエディションが存在し、そのあとタブレットPC向けのWindows XP Tablet PC EditionやWindows Media Centerを追加したWindows XP Media Center Edition、一部発展途上国向けのみに出荷された機能制限版Windows XP Starterなどのエディションが追加されました。(いずれもWindows XP Proffesionalベース)古いPCでも動くWindows Fundamentals for Legacy PCsなんてのもありましたねw

なお実はWindows XPのサポート自体はATMやPOS端末、アーケードゲームなどにインストールされる組み込み向けWindows XP EmbeddedやWindows Embedded Standard 2009向けには継続で行われていたりします。

Proffesionalは持っていたのですが、Home Editionは先週土曜日にたまたまよったアキバの露店で一枚だけ、値段のラベルも張っていないSP2適用版（未開封。COAラベルあり)があったのでいくらか聞いてみたところ

「もう使えないゴミだし、300円でいいよ!!」

ということだったので即購入しました。

一応オフライン前提の古いPCの再生か仮想環境用にはまだいけるとおもうので、ライセンスもろともとっておこうと思います。しかし先月までは違う値段で売っていたんだろうなぁこれ…

COAラベルなしのメディアが安価で売っているのはよく見かけたのですが、まさかCOAラベルなし未開封のXP Home SP2が300円とは…改めて「あぁ、XPの時代は終わったんだなぁ」と実感した出来事でした。

実際にインストールする場合SP3メーカーでWindows XP SP3+延長サポート終了までのWindows Updateを適用した状態でインストールDVDを作成してインストールしたほうが安全だと思います。

＊ライセンスが終了したとはいってもアクティベーションサービス自体は継続しているのでインターネット経由か電話でのライセンス認証は必須になります。