去年の夏にバイクを購入して、初めての冬。

結構高い冬用のウインターグローブを購入したけど、正直寒い。

指先は、強烈な冷風に晒されるので、1時間もしないうちに指先の感覚が無くなりますね。

寒がりなので身体全身寒いのですが、指が動かなくなるとブレーキ操作が出来なくなるので、大変危険です。

そこで、グリップヒーターを導入してみました。

ネットで評判が良いのが、ホンダのグリップヒーターとワイズギア（ヤマハ）のグリップヒーターです。

ただし、どちらも通販で15000円程度します。

キジマやデイトナの4000円位のヤツでも良いのですが、エンデュランスというホンダ系パーツメーカーが出している、グリップヒーター HG120を購入してみました。

価格は、8000円位するので安い部類では無いですね。

このHG120を選んだ理由は

・電圧計が付いているので、バッテリーやオルタネーターの不調が分かるかも

・電圧低下時に自動でOFFになる

・グリップ長が120mm

・ホンダやヤマハの半分の価格

・グリップ系がグリップヒーターの割に細いらしい

特に、電圧計が付いているグリップヒーターは、唯一HG120だけなのでアドバンテージが高そう。しかも、バックライト付き！

車もそうですが、電装系パーツはなるべく自分で付けるようにしています。

ショップに出すと、工賃が掛りますもんね。

HG120は、ホンダ車種なら末端加工しなくても良いみたいですが、他メーカーなので加工しました。

しかも、元々の設計がフロント回り（ウインカーとか）から電源を取る仕様な為、バッテリーから直に取れる程のケーブル長が無いので、別途ケーブルが必要です。

取り付ける前に、HG120の寸法等を測定してみました。

操作系ケーブル径：φ6mm
電源ケーブル径：φ5mm

標準外径：32.26mm　※私のバイクのグリップ径

スロットルスリーブ外径：25.50　※私のバイクのスロットルスリーブ径

【右グリップ】

外径：33.75mm

内径：約25.48mm

抵抗値：9.7Ω

【左グリップ】

内径：約21.74mm

抵抗値：9.6Ω

グリップ径は、純正から約1.5mm程太くなります。

また、HG120のグリップの内径が、スロットルスリーブやハンドル径より細いのです。

そして、HG120はゴムのグリップにヒーターが仕込まれている訳では無く、プラスチックの芯にヒーターが埋め込まれており、その表面にゴムが貼り付けているみたいです。

ゴムのグリップなら広がりますが、プラスチックは広がらないので・・・スルっと嵌りません。

しかも、付属の接着剤が瞬間接着剤なので、素早く入れないと直ぐに固まってしまいます。

私は、泣く泣くプラスチックハンマーで叩き込みました（汗）

もし、このHG120を導入しようと思っている方は、下記の点に注意して下さい。

・接着剤は付属の接着剤を使わずに、直ぐに固まらないタイプを別途用意する。

・仮組の際に、スルっとグリップが差し込め無い場合は、スロットルスリーブやハンドルを削って下さい。※削り過ぎると走行中に抜ける可能性があるので注意

耐久性等、レビューも少ないので分かりませんが、掌が温かくて便利です。

下道なら５段階中２で、高速道路は５段階中３で基本的に運用しています。

でも、掌は温まっても冷風が当たる甲側や指先は温まらないので、極寒の場合はハンドルカバーと併用が良いと思います。

今のところ、温かい日中しか走らないので、グリップヒーターで凌げています。

半年くらいで左側グリップの接着が取れた為、ホームセンターで手に入る接着剤　コニシ ウルトラ多用途SU プレミアムソフト　で固定してみました。

耐久性は、これからですね。