レビューメディア「ジグソー」

黒船がやって来た!大容量でSSD並みの速さ!耐衝撃性も兼ね備えた優れもの!

このMacはほとんど外出先でしか使ってません。

なぜかって動作が遅いんですよ。

CPUは非力じゃないし、メモリも8GBまで増設したのに。。。

疑うパーツはストレージ

この悩みを解決してくれるのでしょうか?

 

それではWD Black²をご紹介!

高級感溢れるパッケージと重圧感には圧倒されます。

ここから一般的なストレージとは一線を画しています。

 

 

 

それでは開けてみましょう!

おしゃれなUSBキーと共に付属品が出てきました。

 

 

内容物一覧です。

・WD Black²本体

・取扱説明書・保証書

・インストールUSBキー

・SATA-USB3.0コネクタ

 

内容物は一般的なストレージとあまり変わりませんね。

SATA-USBコネクタが付属している点はデータ移行などで使えますので良いですね。

しかもUSB3.0対応です。大容量のデータを移行する場合は、ほんとに助かりますね。

USBキーに関しては、Windowsで使用する際のみに使えるようですので、今回は使用しません。

 

WD Black²本体です。

表面は若干光沢気味で、基板風の加工がされています。

重さは、普通のHDDと同じ程度でした。

2.5インチの通常サイズにHDDとSSDが入ってるなんて信じられないですね

 

 それではWD Black²をMacに取り付けてみましょう!

更新: 2014/08/06
MacBook Pro または MacBook のストレージを WD Black² に換装 PREMIUM REVIEW

手軽に換装出来ちゃう!

先程もご紹介しましたが、今回使用するMacBook Proはこちら

メモリは8GBに増設済みです。

今回のレビューは動画を中心に作成しています。

ただし、すべて1人で撮影・換装していますので、見づらい場面があるかもしれませんがご了承ください。

 

そして、WD Black²以外に必要な工具があります。

00番のプラスドライバーT6トルクスドライバーです。

私は以下の工具を使用しました。

 

はじめにMacBook Pro本体裏のカバーを外します。

図に示してあるネジ10本「00番ドライバー」で取り外します。

2種類のネジがありますので、しっかり保管してください。

 

 

カバーを外したら、左下部のHDDを取り外します。

写真二枚目に示してある固定具のネジを取り外します。

そして、写真三枚目のSATAケーブルをゆっくりと取り外してください!

強く取り外してしまうとSATAケーブルが破損します。

 

 

 

HDDに取り付けられているスペーサーを「T4トルクスドライバー」で取り外します。

4本のネジは、この後WD Black²に取り付けます。

 

 

HDDを取り外したら、同じ要領でWD Black²を取り付けます。

最後にカバーを取りつけ、ネジを閉めれば完了です。

 

 

次に外部HDD・SSDとして取り出したストレージを、付属のUSB-SATAケーブルやHDDケースを用いて接続します。

 

起動後、このような画面が出てきますが、気にせずに「無視」をクリック。

 

それでは、WD Black²をインストールします。

準備するものとして、こちらからxlba_v1.3_Mac.zipをダウンロード。

http://www.hdd-fan.com/product/wd_black2/mac_installer/

作業を始める前にroot権限を取ります。

設定→ユーザとグループ→ログインオプション→ネットワークアカウントサーバー:接続→

ディレクトリユーティリティを開く→鍵アイコン→編集→ルートユーザを有効にする

 

それでは、インストールをしましょう!

ターミナルからrootユーザーでログインしましょう。

suコマンドで、ルートパスワードを入力してログインします。

そして、最初にダウンロードしたxlbaファイルをターミナルにドラッグして、

自動入力されるコマンドの後ろに

-d=0 -enable

と入力し、Enterキーを押します。

完了後に再起動をしてください。

 

最後にディスクユーティリティでフォーマットすればインストール完了です。

 

 

更新: 2014/08/06
WD Black² に換装することで MacBook に起こった変化 PREMIUM REVIEW

これはもはやSSD!?

今回換装しての変化として、3つの検証をしました。

・ストレージスピード

・起動時間

・アプリの起動時間

 

☆ストレージスピード

今回は、ストレージスピードの計測にBlackmagic Disk Speed Testを使用しました。

WD Black²のスコア

書き込み「141.8MB/s」

読み込み「424.1MB/s」

SSDとほぼ同等の速度が出ています。

これで1.1TB使えるんですよ!?

 

 

こちらは内蔵HDDの速度です。

読み込み「66.3MB/s」

書き込み「51.7MB/s」

標準的な速度ですが、ランダムアクセスになるともっと低下してしまい、快適なパフォーマンスは実現しにくいです。

 

 

続いて、Samsung SSD 840 120GBとの比較

書き込み「103.0MB/s」

読み込み「473.0MB/s」

 

 

 

WD Black²とSSDを比較しても、書き込み速度を上回り、読み込み速度も負けずに400MB/s超えを達成しています。

数字からでも、WD Black²の早さを実感できますね

 

☆起動時間

電源ONからログインまでを「ログイン完了」までの時間

WD Black²の画像が出るまでを含めた時間を「起動完了」としています。

それでは、WD Black²から。

ログイン完了「約13秒」

起動完了「約17秒」

 

内蔵HDD

ログイン完了「約1分22秒」

起動完了「約1分24秒」

 

Samsung SSD 840 120GB

ログイン完了「約13秒」

起動完了「約22秒」

 

 

☆アプリの起動時間

プリインストールされているアプリ

(Safari・カレンダー・Map・AppStore)

別途インストールしたアプリ

(Google Chrome・iMovie)

これらのアプリを順番に起動していきます。

 

WD Black²

すべてのアプリにおいて快適な起動を実現しています。

インターネットは一瞬で、iMovieも数秒で起動します。

 

 

内蔵HDD

ほとんどのアプリでワンテンポ待たされる印象があります。

僅かながらの待ち時間ですがストレスを感じます。

 

 

Samsung SSD 840 120GB

WD Black²とほぼ同じですが、Safariが前者に比べ遅く感じられました。

 

更新: 2014/08/06
WD Black² を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW

キャッチコピー

SSDの速さとHDDの大容量性を兼ね備えた「WD Black²」

SSDの快適さが欲しくても、1TBのモデルには手が届かない方や、

現状のパフォーマンスに不安のある方、

MacBookPro・Airで手軽にFusionDriveを実現させたい方におすすめです!

 

一言で表すと

2IN1のハイパワー!黒光りするすごいやつ!

更新: 2014/08/06
MacBook Pro または MacBook のストレージを WD Black² に換装後、Mac OS搭載のユーティリティを使用して Fusion Drive 化 PREMIUM REVIEW

SSDとHDDをフュージョン!

☆Fusion Driveとはなんでしょうか?

 

Fusion DriveはHDDとフラッシュメモリを併用する記憶装置であり、ハイブリッドHDDの一種であるといえる。フラッシュメモリの高速読み出しとハードディスクの大容量性をそれぞれ活かし、頻繁に使用されるファイルやアプリケーションはSSD側に保存して高速パフォーマンスを発揮、アクセス頻度が高くないデータはテラバイト級の容量を持つハードディスクに保存、といった使い分けが自動で行われる。振り分けは学習され自動的に行われるため、特別な設定や操作は必要ない。

Fusion Driveを使用するとファイルのコピー作業やApertureにおける写真の読み込みは最大で3.7倍ほど高速に実行されるという。システムの起動も1.7倍の速さとなる。

引用: http://www.weblio.jp/content/Fusion+Drive

 

とりあえず早くなるんですね(笑)

 


root権限を取得した上で作業します。

まずはじめにHDDとSSD部分を分割します。

 

その後、ターミナル

 

diskutil partitiondisk /dev/disk0 2 JHFS+ SSD 119824388096b JHFS+ HDD 1000G

 

と入力します。

 

この画面が表示されれば、正常に処理されています。

 

 

ディスクユーティリティでも確認してみましょう!

きちんと出来ていますね。

 

 

次に一旦分割したHDDとSSD部分を1つに結合します。

diskutil cs create MacBookProFusion disk0s2 disk0s3

と入力します。

 

これで処理完了です。

ここで表示されている

Discovered new Logical Volume Groupに書かれているUUIDは、この後の作業で必要になるのでメモを取るなりしてください。

 

そして最後に、本題であるFusion Drive化します。(一度入力ミスりましたw)

続けて次のコマンドをご自身の環境に合わせて入力します。

diskutil cs createVolume ”前ステップのUUID” JHFS+ "お好きなドライブ名を入力" 100%

 

この表示でFusion Drive化出来ました。

 

 

ストレージ一覧をチェックして、WD Black²の部分がFusion Driveとなっていれば、

Fusion Drive化成功です!

 

FusionDrive化後の速度はこの通りになっております。

書き込み「134.0MB/s」

読み込み「430.3MB/s」

FusionDrive化後もSSD並みの速度が出ました!

 

 



☆耐衝撃性

高温、衝撃、振動に対する耐久性を備えるWD Black²は、画期的なデュアルドライブのフォームファクタで機敏性と信頼性を同時に実現しました。高度なファームウェアとスマートアルゴリズムを採用し、パフォーマンスを向上。低温・静音動作を可能にしました。

引用:公式サイトより

 

※自己責任です。良い子は真似しないように!

 

やっちゃいました(笑)

チキンなんで派手なことはしてませんが(笑)

動画ファイル10GB・写真ファイル3MBを150枚程度のデータを保存した上で検証しました。

こんな衝撃でも、データには全く影響はありませんでした。

これなら持ち運び時にもあまり気を使わないでいいかも!

 

 



☆まとめ

SSDとHDDが1つになったこの商品はまさに、ノートパソコンのためのようですね。

SSDが安くなってきている今日、このような商品が薄れがちですが、非常に便利で個人的にはこちらのほうが良いと思います!

リーズナブルなお値段で1TBの高速環境を得られるので非常にコストパフォーマンス

も良いかと思います。

換装も簡単で、イイトコどりのWD Black²です!

 

ここまで閲覧ありがとうございました。

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