私にとってiPod touch 5thは4thに続いて2台目の所有となります。4thは2年半使ったところで、スリープボタンが故障しました。また、度重なるOSのアップデートにより動作が重くなり、実用に堪えないものとなってしまったため、まだ完全には壊れていませんが引退ということになりました。

■突然の値上げ...

そんなこともあって、ちょうど5thに買い替えようとしていた矢先に、このところの円安による本体価格の大幅値上げが実施され、一時は別なWi-Fi端末に乗り換えようかと、スマホの白ロムなど色々な機種を検討しました。良いものはありましたが、手頃なものがなく悩んでいたところに、たまたまアップルの整備済製品が以前の価格よりも安く出ていたので、飛びついてしまいました。

■はじめての整備済製品

アップルのオンラインストアでポチったのが月曜日の昼休みで、お届け予定日が金曜日となっていて、24時間以内に発送できる割には届くのが遅いと思いつつ様子を見ていましたら、製品は火曜日に発送され、実際に届いたのが金曜日の午前中で予定通りでした。

発送から到着までに少々時間が掛かったのは、整備済製品が中国（深セン）から発送されたことによるもので、それを考慮すれば納得できる日数なのかも知れません。。。

初めての整備済製品は中国の深センから届きました。


箱の中身はプラケースではなく、簡易な紙箱仕様となっていました。

ブラック&スレート、単なる真っ黒でなく青みがかったブラスト仕上げが渋いです。

■とりあえず動作確認

まずは電源を入れて動作確認。といきたいところですが、画面がキレイなうちに液晶保護フィルムを貼りたかったので、電源確認だけして先にフィルムを貼りました。

まずは電源を入れて「初期画面」を確認

その後、ソフトジャケットを装着した上で動作確認と各種設定を実施しました。ソフトジャケットのほうにも書いたと思いますが、本体へのキズ防止や落下した時の緩衝機能という事もありますが、店頭でいじった際に本体が薄過ぎて持ちにくいと感じたので、適度な厚みが欲しくてソフトジャケットを装着することにしました。

このソフトジャケットのせいもあると思いますが、本体が4thよりも角張った感じの断面になったため、手にフィットしないというか、どうもしっくりこないというのが今の感想です。しばらく使っていれば慣れるかも知れませんが、文字入力時に以前よりも指が届きにくくなった気がします。

5th（左）と4thのサイズ比較 ※どちらもソフトジャケットを装着

画面が広くなってアイコンが一段多く表示されるようになりましたが、実際のアイコンサイズは同じなので、印象的には4thと変わらない感じで少々新鮮味に欠けます。しかしながら映画などが一回り大きく観れるようになり、字幕なども読みやすくなりました。

■サクサク入力できる。

文字入力と言えば、4thのレスポンスは最終的に最悪な状態になってしまいましたが、5thはサクサク入力できて全くストレスを感じません。さすがA5チップとを搭載しているだけのことはあります。このレスポンスを維持するには、OSのメジャーアップデートは避けた方が良いかも知れませんが、きっとアップデートしちゃうだろうなぁw

もちろん文字だけでなく、アプリの起動やWEBページの表示など、あらゆる動作がシャキシャキとしていてとても快適に感じます。

■カメラの性能アップは嬉しい！

5thではカメラの性能が格段に良くなったと実感できます。4thのカメラはオマケ的な感が強く、昼間の屋外だとそれなりに撮れましたが、部屋の中で撮るとボソボソな写真しか撮れませんでした。それが5thのカメラでは画素数が増え、フラッシュも搭載されたことから、以前よりも高精細な写真が撮れるようになりましたので、SNSは勿論、本サイトのもちもの登録などといった活用範囲が広がりました。

4thで撮った写真


等倍画像



5thで撮った写真


等倍画像（意外とボソボソしてますw）

また、HDRやパノラマ撮影も標準で可能となり、面白い写真が撮れるようになりました。今時の高級コンデジなどには到底かないませんが、簡便さという面ではコンデジよりも気軽にカメラを向けられるような気がしますので、今後大いに活躍してくれそうです。

フラッシュ（高輝度LED）が付いて夜間もちょっとだけ安心w


横から見るとレンズが出っ張っていて少々邪魔ですね。。。



ソフトジャケットを装着するとレンズの出っ張りが気にならなくなります。


即座に設定を変えられるところが良いですね。


パノラマ〜

■ストラップが付けられる！

と4thを買ったばかりの頃だったら喜んだと思いますが、長いことストラップ無しで使ってきたので、今更欲しいとは思わなくなりました。なので、私としていは不要のものですが、折角なので一度は装着してみましょうw

正式にはiPod touchループというのでしょうか、背面左下の丸い部分を押すと、フックが出っ張ります。もう一度押すと元に戻る仕組みです。このフックが出た状態で、iPod touchループのダルマ穴をフックに引っ掛ければ完成です。簡単ですがちょっと不安な感じがします。。。

iPod touchループ（梱包状態）



ループ先端のダルマ穴部分



押すと飛び出るフック。凝った作りですが、普通の携帯のフックでも良かったのに...


ループを装着した状態（少し引っぱりが足りない状態ですw）

■ライトニングコネクタを採用

正直これにはあまりメリットを感じていませんが、なってしまった以上仕方がないかなぁ。。。とりあえず、付属のケーブルを持ち歩いていますが、ケーブル類がもう少し安く購入できるようになると良いですね。激安のものもあるようですが、この部分はしっかりとしたものを使いたいので、しばらく様子を見てから購入しようと思っています。

とぐろ！


USBコネクタと比較、小さいけど金属製なので強度はありそう...

■イヤホンが新しくなりましたね。

iPod touch 5thの付属イヤホン（Earpod）が新しくなりました。耳に乗せるタイプでBOSEのIEのような感じでしょうか。一度だけ聴いてみましたが、確かに従来のものよりも低音が出ていてバランスの良いイヤホンだと思いましたが、本体と色が合わないので今は使っていません。そのうちじっくり使ってみたいと思います。

変わった形ではありますけど、斬新というほどではないかな...

■ちょっと残念な部分。。。

残念と言えば、4thには付いていた環境光センサーが非搭載となったため、画面の明るさの自動調節機能がなくなってしまい、画面の見やすさが格段に落ちました。これはかなりのマイナスポイントで、購入前からこの部分のために購入を躊躇していたといっても過言ではありません。。。

液晶保護フィルム（アンチグレア）を貼ったらさらに暗くなった...orz

感覚的な事なので私限定かも知れませんが、ヘッドホン端子が右から左に変更になりました。大した事無いように思われますが、これは結構不便です。以前のポジションに慣れ過ぎていたためですが、非常に不便になった気がします。

端子位置の違いは、右ハンドルと左ハンドルの違いくらいあります（嘘）

まだ新しいのでバッテリーの持ちは問題ありませんが、従来より薄くするくらいだったらバッテリーの容量を増やしてもらいたかったと思います。また、GPSなんかも付いていてくれたらMapアプリがもっと活用できて良かったのにと痛切に感じています。

そのような訳で、残念な部分は今後の新型機に期待することにして、本機は本機で長く使えれば良いなぁと考えています。

そういえば、Siriも使えるようになったのですよね。まだ試していませんが、使い道というかあると便利なのかな？