レビューメディア「ジグソー」

いつもと違う日常が見えてくる!

ほこXたてで、「どんな速い動きでも撮影できるカメラ」として登場した、CASIO EXILIM EX-ZR200

撮像素子に1600万画素の裏面照射CMOSを採用し、超高速連写を売りとする、Hi Speed EXILIMの最上位機種である。

CASIOのデジタルカメラって、小型、薄型ってイメージがあったんだけど、いつの間にかこんな機種を出していた・・・

各所に掲載されたレビューを見ると、このカメラの売りは、デュアルCPUによる並列処理で、サクサクと高レスポンスで撮影ができることらしい。

先の高速連写もそのひとつだが、高速連写と画像合成を組み合わせることで、手持ち夜景、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)撮影や、撮像素子の小さなコンデジでは難しい背景ぼかしなど・・・

量販店店頭で実機を触ってみて、とっても気になるカメラの一つとなった・・・

何度となく見ていたのだが、先日、突然安くなっているのを発見。
更にポイントが10%付くので、実質的には約19000円弱。(カード購入のため、ポイント8%だったが・・・)
どうやら、ZR300という上位機種が投入されたらしいのだ。

ZR300の仕様を確認してみるが、ZR200との違いは起動時間は0.98秒→0.95秒、AF時間(広角端)0.13秒→0.12秒と僅かに高速化したこと、バッテリー性能が撮影可能枚数480枚→500枚にアップしたこと、Eye-Fi対応→Eye-Fi+FlashAir対応になったことくらい。カメラとしての基本機能は、全くの同一。

それでいて実売価格は大きく違うのだから、ZR300を選ぶ必要はないのだが・・・

決め手になったのは、本体カラー。
今度のカメラは黒と決めていたのに、ZR300には黒モデルが用意されていなかった。
EXILIM EX-ZR200
EXILIM EX-ZR200

金属製のブラックボディは、ちょっと大きめながら、程よい大きさと重さ。
グリップ部に滑り止めが施され、ホールド感もなかなかのもの。
3型液晶モニタ
3型液晶モニタ

背面の液晶モニターは3.0型で、今では特に大きいわけではないが、今まで使っていたDMC-FX66の2.7型より一回り大きい。
広角端(24mm相当)と、望遠端(300mm相当)
広角端(24mm相当)と、望遠端(300mm相当)

光学12.5倍のレンズはF3-5.9とやや暗めだが、最望遠でもそれほど長くならず、威圧感もわずか
仕様
仕様

このカメラの高速性を活かすためには、SDカードもより高速なものが求められ、Class10でも高速撮影には間に合わないようです。動作確認一覧
そこで、動作確認でも◎となっている、SanDisk Extreme SDSDX-008Gを使用します。



バッテリーチャージャーが付属せず、本体をUSB接続で充電しなければならないのは、とっても残念。
別売りのバッテリーチャージャーも高く、是非とも付属して欲しいところです。


では、作例を・・・
EX-ZR200 24mm
EX-ZR200 24mm

比較に、DMC-FX66で


DMC-FX66 25mm
DMC-FX66 25mm

広角端の画角はZR200:24mmに対してFX66:25mmと、ZR200の方が若干広め。ピクセル等倍で見た写りでは、ZR200の方がややシャープですが、リサイズすると分からないですね・・・



以下、ZR200のみで・・・
広角端(24mm相当)
広角端(24mm相当)

望遠端(300mm相当)
望遠端(300mm相当)

超解像(450mm相当)
超解像(450mm相当)

プレミアムオート(夜景モード)
プレミアムオート(夜景モード)

HDRアート
HDRアート

背景ぼかし1
背景ぼかし1

 ↑ これは、合成してるのが分かりますね。
背景ぼかし2
背景ぼかし2

 ↑ これくらいなら気にならないかな・・・
高速連写(30枚/秒)の中の1枚
高速連写(30枚/秒)の中の1枚


動画(480fps)も撮ってみました。


約30秒にしましたが、通常(30fps)の16倍なので、本来は2秒弱ですね・・・
  • 購入金額

    20,800円

  • 購入日

    2012年06月11日

  • 購入場所

    ヤマダ電機 LABI名古屋

28人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (16)

  • harmankardonさん

    2012/06/16

    F3だと,これくらいですね.
    背景ぼかしは,使えるような使えないような微妙な感じです.
    いちいちチェックするのは面倒なので,使わないかな?

    でも,高速撮影と超望遠は凄いです.
    HDRアートと合わせて,おもしろい物を撮るにはいいですね.
  • atsuo@tokyoさん

    2012/06/16

    EXILIMのハイスピード動画はずっと気になっていながら、未だ手を出せていないんですよね。

    作例で見るたび次は買うぞと思いつつ、どうもタイミングが合いません。

    今回もデジカメを買ったばかりなのでまた先送りです...
  • ねおさん

    2012/06/16

    harmankardonさん、コメントありがとうございます。

    > 背景ぼかしは,使えるような使えないような微妙な感じです.

    これも、5枚くらい撮っているようなので、ピンを外した写真を撮って、輪郭検出して合成しているんでしょうね。
    原理的には、被写体と背景が離れていればよさそうな感じもします。

    > 高速撮影と超望遠は凄いです.
    > HDRアートと合わせて,おもしろい物を撮るにはいいですね.

    高速連写は、動画もあわせて、眼に見えないものが見えます。
    HDRアートは、非現実の世界がそこにあります。

    どちらも、遊びとして面白い機能です。
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