本体はU字形をしており、間に電池を挟んで消耗具合を計測します。計測可能な電池は、単1〜5形、および9V形乾電池で、ボタン電池などには対応していませんが、大抵はこれ一つで測れるので重宝しています。

電池を挟んで測ります。

計測結果は3つのLEDの点灯具合で判断します。

3つ点灯：使えます
2つ点灯：すこし使えます
1つ点灯：使えません

かなりザックリですw

日本語表記なので分かりやすくなっています。

9V形電池だけは電極部分に押し当てて測ります。

　電池交換の時は必ず本製品を使って消耗具合を確認するようにしていますが、3つ点灯と1つ点灯の場合は良いとして、2つ点灯の時に「どちら寄りなのか」が判断できないのが辛いところですね。もう少し使うべきか、交換時なのか悩んでしまいます。

　悩んだ時は大抵交換するようにしているのですが、キチンと測ったらきっとまだまだ使えるものもあったのだろうと思います^_^;

　そう考えると、もっと細かく測れるものがあれば良いのでしょうが、本製品の良いところである簡便性に欠けてしまうのも何なので、やはりこれはこれで良いのだと思います。

　ホームページで本製品の仕様を見てみると、CR2025（電池）を2個内蔵していると書かれていました。今まで使ってきて一度も交換した記憶がありませんが、この機会に内部を確認してみる事にしました。

中の電極部分は針金細工のような感じになっていて、よく考えられた作りになっています。

基板を外すとコイン形電池（CR2025）が2つ出てきました。

　基本的には電池交換を考慮した作りにはなっていないように感じました。勿論交換は可能だと思いますが、分解等が苦手な人はやらない方が良いかも知れません^_^;

　機能的には100均でも売っていそうな感じですが、さすが東芝製ということで作りもしっかりしていて長く使える良いものだと思います。電池の消耗度もザックリとした目安しか分かりませんが、家庭用としてはこれで十分ではないかと思います。

　ということで、電気容量が少し残っていてもポイできる人に最適なバッテリーチェッカーだと思います。ただ、捨てる時は電極に絶縁テープなどを貼って捨てるようにしないと発熱・破裂事故の原因になるので要注意ですね。。。