中古品が大幅に値下がりしているのをみて、思わず買ってしまいました。先日ヘッドフォンアンプは買ったばかりだったのですが…。
ただ、こちらのDA-100はUSB接続のDDC・DACとして動作する製品であり、ヘッドフォン出力は出力方式の一つに過ぎないという位置付けです。
とりあえずUSB接続で試聴してみました。ヘッドフォンはこちらの2本を使いました。
Windows XP以降であればOSの標準オーディオドライバーで動作しますが、メーカーが提供するプレイヤーソフト「LUXMAN Audio Player」はWindows Vista以降が必要となります。
早速再生してみての第一印象は「こんなもの？」というところです。各所のレビューなどを見ていると、ヘッドフォンアンプとしての実力も充分高く、USB DACとしても上位のDA-200とレベル差という程のものは感じられないと絶賛されているのですが、私が最近常用しているD.A.L CardDeluxeのデジタル出力＋RATOC REX-KEB02AKと比較すると情報量、解像度、レンジ感の全てで劣っています。
これは失敗だったかと思い、今度はDACとしての実力を確認しようとUSB接続ではなくCardDeluxeのデジタル出力と接続して、改めて聴き直してみました。
すると、今度は先程までとは明らかに違う次元の音が出て来ます。空間が一気に明瞭になり、全域にわたって解像感が増し、まるで無かった低域の芯のようなものが出てくるようになりました。高域の緻密さもまるで別物です。これならREX-KEB02AKと比べても劣っていませんし、むしろラックスマンらしく音楽の聴かせ方の上手さが感じられます。REX-KEB02AKは全域にわたって力強く濃密な空間を構築するのですが、DA-100は楽器によってあっさりと表現するものもあれば、素晴らしく繊細に聴かせる部分もあるなど、メリハリの付け方が巧みなのです。
USB DACとしての性能を期待すると少々残念な部分はあるのですが、CardDeluxeとの組み合わせでは老舗オーディオメーカーの貫禄を充分に見せつけてくれます。単体DAC兼ヘッドフォンアンプとして考えれば素晴らしくハイコストパフォーマンスといえるでしょう。
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購入金額
33,480円
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購入日
2014年10月10日
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購入場所
harmankardonさん
2014/10/10
アナログ部分はラックストーンなんでしょうね．
jive9821さん
2014/10/10
私自身がラックストーンを語れるほどラックスマンの製品を聴いていないの何ともいえない部分ではあるのですが、音楽の聴かせ方は巧いなと素直に感心させられました。USB接続時の音質でもう少し頑張ってくれればもっと満足感は高かったのですが…。