いつもの癖でLRで現像していたのですが、SIGMA Photo Proの方で現像した方が良い画が出ることが発覚しました。(今更)

FoveonのRAWはサードパーティのレンダラーにとって難しいものである様です。

しかし Photo Pro の出力はJPEGかTIFFのみ…。
レタッチする人間としてはDNGとかPSD出力も欲しかったです。
TIFFで頑張ることになるのでしょうか。

LRのワークフローの完成度の高さを実感します。
Adobeは写真家のクライアントを大量に持っているだけあってインターフェースが洗練されていますね…。

購入おめでとうございます
LRだと色おかしいと思うんですがおかしくないですか?

>>(´・ω・｀)旦さん

コメントありがとう御座います。

ありがとう御座います！
実は随分と長いこと欲しいと思っていたシリーズなので、
思い切って買って本当に良かったです。

LRだと色おかしいですね(笑)
実はこのレビューを書き終わった直後に気付いたのですが、
書き直すのがめんｄ…

いつもの癖でLRで現像していたのですが、
基本的にダイナミックレンジが妙だったり、
ホワイトバランス(特に色かぶり)が強い写真があったりで、
一応どれも補正が利くのでそのまま現像していました。

SIGMA Photo Proで現像してびっくりですｗ
ダイナミックレンジはまるで別のカメラであるかのように広がりますし、
色の再現も幅が広がって、かなり自然な印象で仕上がります。

Foveonの特殊な色並びはノウハウの少ない他社では現像が難しいのだと推測しています。


サンプルで上げた写真達は一度現像し直し、
今後少しレビューも更新しようと考えております。

SPP が Ver.5.1.0 にアップデートされました。

お久しぶりです＾＾

スンゴイ描写力ですね；；
とてもコンデジの絵にはみえません。。。

はじめまして。
購入を考えています。
自分は一応プロでやっているのですが、
こちらのブログが一番細かくレビューされているように感じ、
興味深く見させていただきました。
もしよろしければRAWのサンプルを現像して様子を見てみたいのですが、
書かれているように、提供していただくことはできますでしょうか。
よろしくおねがいします！

>>きっちょーさん

お久しぶりです。

ええ、本当に恐ろしいまでの描画をしてくれるカメラです。
デジタル一眼でも撮れないような恐ろしい画を撮ってくれるのですが、
扱いにくさに関しては慣れが必要です。
そのバランスに自分がどう答えるか、というのがこのカメラの難しさですね…。


>>MAEさん

初めまして、コメントありがとう御座います。
まさかプロの方のコメントを頂くことになるとは思ってもおりませんでした！

ふざけた文体で書いてしまいましたが、
内容に関してはカメラ好きとして真摯に書かせて頂きましたので、
参考にして頂けると幸いです。

RAW画像に関してはメッセージを送らせて頂きます。

今日含めもう数回撮影に使っていますが、
やはり操作性(液晶性能)、AFの性能は本当に酷いです。
スケジュールがキツイ撮影だと使う機会を作れません。

素晴らしいカメラであるという評価は揺るぎないものですが、
本当に難しいです。

ファームウェアアップデートしましたが、やはり暗所AFはまぐれでも決まらないですね。先にこっちの寿命が来ます。

とてもわかりやすく、楽しいレビューですね。(^^
画質はもちろん魅力ですが、私には難しいのかなぁ・・・。

>>がじおさん

ありがとう御座います＾＾
いえいえ！がじおさんでしたらこいつの機能は余すところなく撮影に使用出来ますよ！

ただ、そうやって機能を余すところなく使った上で異常に使いづらいのがこのカメラなのです(笑)
普通に使うようなカメラの感覚でAFするとAFは来ないですし、MFは不可能に近かったり。

本当に晴天の屋外でしか手持ちは無理でして、
外でも曇天だと三脚は必須ですし、
夜は三脚があってもAFは来ないわMFは出来ないわで撮影は不可能です。

なんといいますか、そう言った『覚悟』が『難しい』カメラです。
非常に落ち着いた気分で無いと撮影は難しいですね。
特に時間が無かったりするともうこのカメラで撮るのはサッと諦めて別のカメラで撮るのが一番だったりします…(笑)

LR4を購入したので、
LR3ではダメダメだったDP2xのRAWデータを現像比較してみます。
コメント欄数枠分続きます。

左から、
LR3、LR4、SPP
RAW取り込み後、パラメーター全デフォルト値です。

次に、白飛び黒潰れだけを救う為にパラメーターを弄ってみました。
トーンカーブなどは弄らずに、LRとSPPに備わっている
白飛び黒潰れを救うツールだけを使っています。

順は同じ。

LR群はこれでも黒潰れがかなり残っており、
SPPはこれでも階調の情報が全て残っています。

LR４は確かに優秀に見えるのですが…

1つ前の画像のハイライト部分を等倍で見てみましょう

LR4は健闘していますが、
SPPでは階調が残っている部分でLR４は白飛びしてしまっています。

LR4ではこれ以降どれだけレタッチしてもディティールは戻ってきません。
SPPでは少し色の修正が必要ですが、ディティールは全て保持されています。

画像の並びは全て

LR3 LR4

SPP

です。


取り込み後に等倍で観察した限り、
確かにLR3に比べるとLR4は色々なシーンでDP2xの現像が良くなっています。
ただ、DP2xの良さ(解像感であったり、レンズのシャープさであったり、偶に出る驚異的な色の美しさであったり)が少しでもスポイルされてしまう以上、LRで現像するのはちょっと現実的ではないですね。

※CameraRaw7でももちろん同じです。


と言うわけで、SPPで現像を続けます。
あとはもう本当に、SIGMAさんがSPPの使い勝手を良くしてくれれば良いのですが……。
せめて機能として

・トリミング(回転は折角の解像感がスポイルされるのでSIGMAの方針にあわないのであれば付けなくても良いですが)

・保存時のdpi設定

・等倍表示のキーボードショートカット、あるいは単純なマウス操作

・ホワイトバランスのK指定

・画面左端のフォルダーツリー表示の改善
『DP2x』フォルダーとその中の年･日付フォルダーしか使っていないのにドライブ内の全フォルダーを表示するのは辞めて…。


位は頑張って欲しいです。