指紋センサーを収めるためか、ちょっと大きい。その割には容量が4GBしかない。


　専用のユーティリティソフトで指紋センターとパスワードそれぞれ単独で使えるし、両方を使うこともできる。指紋認証は手軽で便利だが、長い期間使っていないと、どの指だっけってのもある。パソコンのUSBポートによれば、指紋スキャンの向きも変わるから、左右両方の指を登録しておくと無難だ。このユーティリティソフトは管理者権限を必要としないため、借りたパソコンでも気軽にセキュリティを維持しながら使えるので、いいのだ。

左手2本の指紋を登録した

右手1本の指を追加登録した

タスクバーからユーティリティソフトを使う

パスワードから指紋のどちらかでプライベートパーティションにアクセス

　公開フォルダと保護ホルダを作って、それぞれに必要に応じて容量を割り当てることができるのも便利だ。ただし、当たり前だが、両者は同時に使えない。

公開フォルダ（左）と保護フォルダ（右）の使い分け

　読み書き速度は遅くて、Readyboostに対応しない。

データ転送速度

　専用ソフトでパソコン上のお気に入りを携帯したり、パソコンにお気に入りをコピーしたりすることもできる。もちろん、パソコン上のファイルをバックアップし同期させることも可能。

【2019年9月8日追記】

　Windows 10の最新状態になっているこのIntelのNUCのUSB3.0ポートに接続して、ベンチマークを新たに取ってみたところ、

Crystal Disk Markの結果

のように、以前使っていたパソコンより、NUCのほうがスペックが上で、順次読込速度のベンチマーク結果も50%ほど高くなった。

　同時に、指紋認証用アプリも最新Windows 10の環境でもしっかり動いて，指紋認証ができることも分かった。