残念です。
海外の犯罪や残虐表現に関する事情が関係していると思うのですが。
ゲーム自体の内容は非常に面白く、広大なマップと多数の乗り物、
様々な人種の人々が登場する仮想世界を舞台に、黒人主人公が仲間
達と成り上がって行く、といった内容です。
文章にすると今一つ面白みが伝わらないと思うのですが、実際に
プレイしないと伝わらない部分も多くあります。
ゲームが始まると主人公のカール・ジョンソン（通称CJ）は悪徳警官
に騙され、いきなり無一文にされて故郷の敵対ギャングの縄張りに
放り出されます。
勿論敵対しているギャング達は容赦無く銃撃してきますので、最初
のミッションは「自宅まで無事に帰る事」です。
敵対ギャングの縄張りの中、無事に逃げる事が出来て自宅前まで
行き着ければ良いのですが、最初の内は走っているだけでもすぐに
疲れてしまうので逃げるのは辛いと思います。
幸いにも（？）スタート地点付近に自転車が放置されていますので
それに乗って自宅まで行くのが良いでしょう。
（多分チュートリアルも兼ねてのミッションだと思います。）
自転車に乗った主人公が、マップにある自宅のマーカー（赤い輪）に
辿り着ければ最初のミッションは終了です。
自転車も含め、プレイしていて目に付くのが車。
ゲームタイトルに有る通り色々な車に乗る事が出来ます。
車に乗ると心地良いのがその操作感と挙動です。
軽快過ぎるとクレイジータクシーのニセモノになってしまいますし
（勿論クレイジータクシーもカーアクションの傑作）、と言って実車感覚
の操作感にし過ぎても、それならグランツーリスモをやれば良い話。
どちらに偏る事も無くゲームとして調度良いリアルな操作性を実現
していると思います。
前述の自転車ですが、ボタン操作が自転車ならではの仕様となって
いまして、アクセルのボタンを押したままだと軽く、連打すると必死に
主人公がペダルを漕ぎます。
当然連打した方が速いのですが、最初の内は主人公のスタミナが、
少ないのでバテやすく、要所要所で連打するのが良いでしょう。
この辺りも含めこのゲーム、一歩間違えれば殺伐としたゲーム内容
になりがちですが、所々にバカっぷりが満載です。
乗り物ですが、車に限らず飛行機、船舶、軍用車など様々な物に乗る
事が出来ます。
手に入る特殊車両や飛行機は操作していて非常に面白いですよ。
それに乗り物に乗っていると気になる風景も充実しています。
最初の街のLos Santosはロサンゼルスがモデル、次のSan Fierro
はサンフランシスコ、と実在するアメリカの都市をモデルにしており、
非常に変化に富んだマップとなっています。
又、この手のゲームには多いやり込み要素等も充実。
色々なミッションや記録を残す事によりステータス画面の履歴に
記録した数値や達成した内容などが更新されます。
中には一定の記録を超えるとCJに特殊な能力が与えられたり、
マップの所定位置に自由に使える乗り物が置かれたりします。
書ききれない事が沢山ありますが、懐に余裕があり車やアメリカ
的な雰囲気が楽しめ、尚且つ成人の方は、是非実際にプレイされる
事をお勧めします。
数年前のソフトなのでグラフィックは物足りないかもしれませんが、
PS2版ならベスト版が出ていて安価に購入出来ると思います。
つまらないDVDを購入するよりも楽しめるのではないでしょうか。
今回紹介したのは海外のPC版ですが、残念ながらPCでは日本語版
が出ていないようです。
もし購入されるのでしたら、他のユーザーさんが作成された日本語へ
ローカライズするファイルもありますので自己責任でお試しください。
（実際に僕は自分の環境で快適な日本語GTASAを楽しめました）
「GTASA漢字化」
http://www7.atpages.jp/~gtasakanji/pukiwikiplus/
-
購入金額
4,980円
-
購入日
2007年04月頃
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。