レビューメディア「ジグソー」

レビューアーに選ばれました。

この度はレビューアーにご選出いただきましてありがとうございます。
モニターレボートのようなことをするは2回目ですので、緊張しております。

では早速レビューに入りたいと思います。
製品の機能・性能をレビューするのが本来なのでしょうけど、今回そうはなってないかもしれません。開梱から順を追って、その都度気がついた事を書いていきますので、読みづらいところがあるかも知れませんがご了承ください。

*パッケージ
このスライド式の開梱。開けやすくていいです。従来の箱って、開けるときにベロの端に切り込みがあって、これに引っかかって空けにくく、破いたりしてイラッとしたこともありました。これはそんなことが無くて良いです。でも内箱?(付属品とか説明書の入ってる部分)は従来のベロのヤツなんで結局一緒なんですけど。

*商品外観
やっぱり現物を見ると小さい!薄い!軽い!まさに名刺サイズ。
いままで使ってたレコーダーと比べると雲泥の差。

*まず充電
イヤホン端子と充電端子が共用になってます。充電端子の電源側がUSBになってるのは、エネループのブースターとか使えて屋外でも充電できていいのかもしれませんが・・・。
基本レコーダー、名刺サイズ!スリム!ということがウリなので端子を減らすように、共用って割り切ったんでしょうね。でも私の場合は「気になるもの」でも書いたようにプレーヤーとしての使用の方が多いので、いざ電池が切れたときに、内蔵式バッテリーの製品で充電しながら再生できないというのは困ります。そのためにいままでの購入してきたレコーダー・プレーヤーもすぐバッテリー交換できる電池式です。
そもそも本製品では充電中は録音、再生はできないということなのですが、再生は端子が共用になっているから仕方がないとして、録音はいざというきブースターを使いながら録音出来ないのは困ると思います。頻度は少ないことだとは思いますが。
説明書には「バッテリーの寿命を延ばすために電池残量目盛りが1または0になってから充電することを推奨します」と書かれてありますし、それを実践しようとすると、仕事などで頻繁に録音する場合、バッテリー切れ回避のため残量があっても毎日充電するというということになり、推奨されるような充電のしかたはできません。推奨されるようにしようと思ったら、バッテリーが切れたら外部バッテリーで充電しながら録音で乗りきって、あとで充電ということになります。でもそんなヘヴィな使い方してる人がどれだけいるかわかりませんけど。
根拠はありませんがおおよそこういった商品のバッテリー寿命って2年くらい。バッテリーの交換は出来ないのでしょうし、外部電源を使いながら作動させられないとなると使い捨て。2年で使い捨てということを念頭に置いて考えると14,800円を前払いとして購入するには敷居が高いかな?と思います。これは個人の懐具合もあるでしょうけれど。
3時間で満充電ということでしたので、夜遅かったのもあり続きは翌日に。

*初めてパソコンに接続する
最初の接続で自動的にリムーバブルディスクとして認識され、自動的にA~Fのフォルダが作成されました。フォルダに付いての説明を読んでいると説明書には「コンピューターでフォーマットをかけた場合はUSBケーブルを抜いて、しばらくお待ちください。自動でA~Fのフォルダが作成されます。(Musicフォルダは復元されませんのでで手動で作成し直してください)」と書かれてありました。
「復元されない」ということは最初はあった。もしくは出来るようになっていた。と言う意味ですよね?でも最初に接続してフォルダが自動で作成されたときMusicのフォルダは作成されてませんでした。説明書と実際が合ってません。・・・誤記訂正のメモが入ってました。それに「~~Musicフォルダは~~お客様で作成を~~」と記載がありました。自分でMusicフォルダを作成しました。

*電源スイッチ
入れ方も 切り方も操作が同じ、1秒以上スライドさせると、切れたり入ったりします。本体が薄いのとスイッチの位置が本体の下側にあるのでこのスイッチ操作が微妙にしづらい。ほんとに微妙なことなんですけど。

*音楽ファイルの再生
音楽ファイルをいくつか入れて聞いてみました。いきなり曲の頭出しがケラレてます。一曲だけかなと思いましたが全部。転送時にファイルが壊れたんでしょうか。そんなことがあったら再生自体出来ないはずですし、もとのファイルはiTunesではきちんと再生できました。
ファイルをキチンと再生できない。プレーヤーとしても売ってるわけですし、いやそれ以前の問題ですね。これは商品として欠陥品。この時点でレビューする意欲が一気に減退。

*メモリー容量
プレーヤーとして使うのがメインですが、気に入って聴く曲はそう多くない。という私の実状では曲を転送するのに時間がかかったり、曲を探すのに手間取ったりする大容量の製品は必要ではなく、今使っている製品は外部メモリーの製品で2Gのメモリーを交換して使っています。2GならWAVファイル(44.1kHz 16ビット)でCD3枚分。それで間に合ってますので、本品の4Gのうち2Gは音楽ファイル、残りの2Gはいざというときの録音用。という使い方になりますかね。

*イヤホン
・カナル型のイヤホン
これ苦手なんですよね。耳(の穴)の形状がカナル型のイヤホンにむいていないようで、すぐにゆるくなったりはずれてしまいます。まあこれは個人的な事情なので製品の評価にはあたらないですかね。
・LRの表記がない
形状に変化を付けて分けてるのかな?と思いましたが、左右を見比べてみても形状の変化はなく。じゃあそもそもモノラルイヤホンなのかと説明書を見てもイヤホンについてモノラル、ステレオの表記もない。プラグを見てみるとステレオの仕様になってます・・・。とりあえず2.5Φ→3.5Φ変換プラグもついているので以降は手持ちのテスレオイヤホンを使用。
ということになりましたが、最初から「プレーヤーとして使う人は市販のイヤホンを購入しろ」という前提なのでしょうかね?薄さを追求するための2.5Φ端子採用なんでしょうけど、「市販のイヤホンを使え」ということなら3.5Φ端子の方が良かったと思います。薄さを犠牲するかわりにバッテリー容量が稼げるわけですし。

*音響効果とカスタムイコライザー
イコライザーまでついているのには驚きました。音響効果があったら充分という気もするんですけれど、音に対するこだわりがでてるのかなと思いました。えらそうに書いてますが音響効果とカスタムイコライザーの違いはわかってません。
どうせなら音響効果に合わせたイコライザー設定を作ってもらって、それを基本としてさらに自分の好みに簡単に変更できるという仕組みはどうでしょう。昔そんな機能を持ったステレオコンポ用のカセットデッキとかCDデッキがあったような気がします。リモコンでクラッシックとかロックとかにイコライザー設定を変えるとツマミがグイーンと自動で動くヤツ。あと細かい所を自分でツマミで調整するんです。イメージ的にはそんな感じ。

*ディスプレイ
・表記
音楽ファイルの名前にかな・漢字が使えてそれがディスプレイにきちんと表記されるのでよかったです。これ当たり前のようなんですが、現在私の所持しているPCMレコーダーではファイル名に英数字しか使えないので、リッピングしたCDの音楽ファイルはファイル名を変更しないといけないのです。古い機種じゃないんですけど。
・ディスプレイ照明(表示)
バッテリー消費を抑えるためか、すぐ表示が消えてしまいます。説明書を見ると設定を変更できるようです。

*ラジオ
・選局とか
FMラジオが聞けます。応募理由のひとつです。ウチで受信できたのはNHK-FM FM802 FM大阪 FM COCOLO。知らないうちにラジオ局が増えてました・・・
選局のしかたが、自分で周波数をあわして選局する方法(SEEK)と、一旦自動で選局したものを自動的に設定してくれて、次からはボタンひとつで選局してくれる方法(PRESET)があります。通常PRESETの方が便利です。
イヤホンがアンテナの役割をするということで、説明書でイヤホンの接続を推奨されていました。イヤホンを外してみると本体の向きを変えただけで雑音が入ります。これはちょっと困りました。ウチで聞くときはポータブルスピーカーで聞くことが多いんですよね。アンテナ替わりのイヤホンをつながないでポータブルスピーカーをつなぐとどうなるのかな?と思って試してみました。
φ3.5プラグのケーブルが本体から直づけででているスピーカーです。本製品に同梱されていたφ2.5→φ3.5の変換プラグを使って本体と接続しました。本体を動かしてみましたが雑音が入ることはなかったです。予想していたことですがポータブルスピーカーのケーブルがアンテナの替わりになっているみたいです。説明書には禁止はされてませんが推奨もされていないので、自己責任ということになりますかね。
手持ちのイヤホンですが、イヤホンで聴いても音はいいです。ポータブルシリコンオーディオプレーヤー(という言い方でいいのかな?)と変わりないです。
イヤホンをしているのにイヤホンから音が聞こえずに本体スピーカーから音が聞こえます。アレッ?と思って説明書を見てみると、イヤホンと本体スピーカーの切り替えができるようです。操作ボタンの開始/停止ボタンで切り替えます。屋外で聞いてる時、うっかりボタンに触れてしまうとやっかいだなと思いましたが、ロック/解除(電源オン/オフと同じボタンで操作の仕方が違う)ボタンでロックできるようなのでロックしてしまえば問題なさそうです。
・録音
FMラジオを録音できます。非常に重要です。これができるというので応募したのですから。早速録音してみました。ファイル形式とビットレートはデフォルトでMP3の128kbps。FMモードのままで、スライド式の録音スイッチをいれると録音出来ます。録音を止めるときはスイッチを切ります。
録音したモノを聞くときはモード「VOICE」に切り替えます。録音したモノは自動的に「FM」いうファイルに入ってます。早速再生。生で聞いていたのと変わりありません。耳の肥えた人には何らかの違いがあるのかも知れませんが私にはわかりません。昔はカセットテープで録っていて、サーッっていうノイズがはいってたんですけど、そういうのは一切無し。比べるべくもないですかね。

*電源スイッチについて追加
スイッチでキッチリ電源を切らないといけないのでしょうか?オートパワーオフがあると思ってスイッチをいじらないでそのままにしていたら、次に作動させようとしたときにバッテリーが切れてました。オートパワーオフじゃないと電源に気を使ってこまめにスイッチを切らないといけませんね。
と思って説明書をみたら「節電」という設定で変更できるみたいです。最初の設定がオフになっていたので、スイッチの切り忘れでバッテリー切れになったようです。

*モードの切り替えは物理スイッチ
書き忘れてましたが、音声を録音するときはVOICE、ラジオを聞く・録音するときはFM、音楽を聴くときはMUSICというようにモードを切り替えて各機能を使います。モードの切り替えは本体横の物理スイッチをスライドさせて切り替えます。物理スイッチなのでうっかり触れてモードが替わってしまうということはまずないと思います。

*その他
VORとかマイク感度の設定とか説明書にあってレビューに書いていないものは、自分の利用状況では使わないので割愛ということでご了承下さい。


*まとめ
商品としては、音楽ファイルを正しく再生できない、この一点があるだけで使えません。
ありえない。欠陥品としての評価しかできません。
逆にいうとそれさえクリアされれば、基本は高性能・多機能なので、あとは個人の利用シーンや嗜好からくる合うか合わないかという範囲に入るのではないかなと感じます。イヤホンのLR表記漏れもすぐに改善できることだと思いますし。
でも個人的には、充電の問題だけは重要度が高いので、再考して欲しいと思います。

以上で一旦レビューは終了させていただきます。ながながとおつきあいありがとうござました。今後は使っているウチに気がついた事があれば本文を追加・修正、コメント欄にて画像をあげて本文を補足していきたいと思います。

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

  • しょぼさん

    2010/08/18

    レビュアー選出おめでとうございます。
    問題点なども詳しくレポートされていて、買う人の参考になりそうですね。
  • hatahataさん

    2010/08/28

    >(´・ω・`)旦さん。コメントありがとうございます。
    レコーダーとしての評価はあまりしてないので、参考になりますでしょうか?
  • hatahataさん

    2010/09/01

    パッケージ
    開けやすい箱です。
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