とても読みたかった本を、お手頃価格で分けて頂き、感謝いたします。
読後感ですが、漱石先生が生きた時代は、近代物理学の黎明期で、苦悩と新たな発見の喜びと複雑に絡み合い、興味深い時代だったと再認識しました。
I'm very interesting this time.
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漱石が見た物理学: 首縊りの力学から相対性理論まで (中公新書 1053) 新書 – 1991/12/1
小山 慶太
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1991/12/1
- ISBN-104121010531
- ISBN-13978-4121010537
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1991/12/1)
- 発売日 : 1991/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4121010531
- ISBN-13 : 978-4121010537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 647,702位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2011年6月13日に日本でレビュー済み
著者は、物理学史の先生でいらっしゃいますが、夏目漱石がかなりお好きのようです。そのため、一見「物理」と「夏目漱石」と、かけ離れたイメージでかなりの強引さを一瞬感じますが、「実は夏目漱石の作品の中に物理に関する記述が微妙に織り込まれている」という内容です。さらには夏目漱石は物理を専攻するつもりだったという話になります。身の回りには寺田寅彦等の物理学者も確かに(大きく)存在していました。以前、江戸東京博物館にて夏目漱石展が開催された際の展示物には、確かに理学に関する資料が多数存在しました。(当時の大学の授業はすべて英語という感じであった。)「吾輩は猫である」「こころ」や「三四郎」にもなぜか物理に纏わる人物が登場する。マックスウエルの電磁理論の展開からラザフォードに至り、やはりアインシュタインでものすごい盛り上がりを見せます。見える自然現象から自然現象に飛び込む時代にかわり、そして理論から現象を導き出す時代に変わったとしています。その意味で当時も物理はロマンであり、未来をかなえる夢でもありました。本書では、漱石も燃えているが、やはり著者の先生もかなり燃えている。(先日NHK高校講座の物理にて科学史的な解説をされていた。)物理はやはりロマンである。夏目漱石を通して物理のダイナミックな一面を教えてもらえる一冊です。