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日本「怪死」事件史 (宝島社文庫 587) 単行本 – 2007/8/1

3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 宝島社 (2007/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4796659471
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796659475
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年11月20日に日本でレビュー済み
ほとんどどれも有名な事件なので、大変興味深く手に取った。私は有名人の死亡についてミーハー的好奇心全開なもので、安部譲二「日本怪死人列伝」も愛読している。
ここで筆を取っているライターたちは、業界の中くらいから底辺のあたりでサバイバルしている面々と思われ、有田氏以外に誰もが知っているような大物ライターはいない。校正もおざなりと見え、誤字のオンパレードだが、文筆サバイバーたちの泥臭い迫力は感じられる。
文字通り体を張っている松岡氏には驚愕させられる。しかし、東電OLの件を酒井あゆみへのインタビューだけで済ませるあたりは、いかにも手抜きの印象。また、中野信行氏による岡田有希子と田宮二郎の2件については、事情通としていかにも筆を抑えた感が強く、不満が残る。この程度で済ますなら書かないでもらいたい気もする。
有田芳生氏がテレサ・テンの評伝に書けなかった事として大麻の件を補足して書いているが、それでもなお足りないと私は思う。
想像だが、ステファンは要するにテレサの「調達係」であったはずだ。調達係というのは、自分では中毒になるほどやらない。事実、ステファンの健康状態に異常は無かったらしい。異常があったのはテレサのほうである。ということは、「調達」についてはテレサが「主体」であるはずで、ステファンは彼女の求めに応じて「調達」し、代わりに金遣いを大目に見てもらう。こうして二人は切っても切れない関係になる。
有田氏の言うように、「ステファンは自分で吸うだけでなくテレサに勧めたりしなかっただろうか。無責任な。」などという生易しいものであったはずはない。また、対象が「大麻」のみであったような書き方がされているが、依存性や東南アジアのドラッグ事情のことを考慮すれば、そんな甘いものだったとは考えにくい。有田氏の文章については、テレサのイメージを少しでも守ろうと筆を丸めて書かれた印象がある。
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