中学生の時に買ってもらったソニーの8ミリビデオカメラ以来、約20年ぶりにビデオカメラを購入しました。
フルハイビジョンのビデオカメラで、メモリ書き込みタイプ(HDDやDVDなどモーター駆動でないタイプ)の候補として、これ以外にパナソニック(PANASONIC)のSD9も検討していたのですが、最終的にiVIS HF10の方に決定しました。重量はiVIS HF10が430g、SD9が337gとパナソニックの方が軽かったのですが、光学12倍ズーム、撮像素子の総画素数約331万画素、約0.2ルクスの暗い場所での撮影、最短撮影距離1cmなど、基本性能で勝っているようだったので、結局キヤノンの方に決定しました。
何しろ20年ぶりのビデオカメラ購入なので、最近の機種との性能比較などはできませんが、やはりデジカメのビデオ機能と比べると雲泥の差があります。
まず画質が段違いに綺麗です。光学12倍ズームで高画質なのはもちろんですが、デジタル40倍あたりでも、画質の綺麗さは保っていると思います。さすがにデジタル200倍になると、全体的にぼやっとした感じになりますが、ここまではそんなに使う機会はないと思います。ピントが合うのも早いです。
操作が容易なのもいいですね。特にマニュアルを見ないでも、普通に電源を入れてズームなども入れて撮影をすることができました。静止画撮影モード、閲覧モードなどの切り替えも分かりやすいです。ボタンの配置も直感的に分かりやすく押しやすい位置にあると思います。
パソコンへの接続も楽にできました。WindowsXPやVistaの場合には、CD-ROMを使わなくても、USB端子をつなげるだけで大容量ドライブとして認識してくれて、簡単にファイル転送ができました。動画は拡張子が".MTS"という形式になっていて、Windows Media Playerでそのまま再生することはできないのですが、うちではK-Lite(様々なコーデックを一気にインストールできます)というフリーソフトをインストールしているので、Media Playerでの閲覧も可能になっています。
ただ、バッテリーの持ちはイマイチです。本体に付属している標準バッテリーは、連続で撮影した場合、1時間程度しか持ちません。これでは子供の運動会や旅行などのイベントでは心細いです。うちではBP-819(高容量バッテリー)も購入しました。こちらのバッテリーは標準バッテリーより少々重いのですが、連続撮影でも2時間弱持ちます。何かのイベントの際には、バッテリー2本ともフル充電して挑みたいところです。
ブランド | キヤノン |
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製品型番 | HF10 |
有効画素数 | 331 |
撮像素子 | CMOS |
画面サイズ | 2.7 インチ |
可動式液晶 | いいえ |
ズーム倍率 (光学) | 12 x |
ズーム倍率 (デジタル含む) | 200 |
ファインダー付き | いいえ |
手ブレ補正 | 光学 |
付属品 | 電池パック |
映像圧縮方式 | 内蔵メモリ |
防水性 | 非対応 |
カラー | シルバー |
形状 | 横型 |
電池付属 | いいえ |
梱包サイズ | 19.1 x 17.8 x 16 cm; 380 g |