総社市内の障がい者就労継続支援事業所が製作
総社デニムマスクの収益は、障がい者就労継続支援事業所の収入となり、働いている障がい者の給料として、生活の安定化につながります。
■マスクの製作の経緯と概要
2020年2月,総社市内の障がい福祉施設(就労継続支援A型事業所2か所,B型事業所5か所)が,布製マスク“総社デニムマスク”の製作に着手しました。
障がい者福祉施設では,市場のマスク不足が懸念される中で,なかなか手に入らないマスクを製作・販売することにより,社会に貢献し、事業を継続することによる雇用と経営の安定化を目指しました。
また,総社市は「障がい者千五百人雇用事業」として,障がい者の就労先の確保,工賃アップのための支援しており,今回も,事業所の活動を後押しするともにプロジェクトに全面的に参画しています。
■製作と販売について
製作・販売にあたっては,総社市内の障がい者就労継続支援事業所が「総社デニムマスク実行委員会」を設立。現在,13事業所により製作が行われています。
■地域資源をフル活用
総社デニムマスクの取組みでは,地域資源を活用。地域の伝統産業であるデニムに着目し,製品化するとともに,地域の障がい者支援事業所のネットワークを活用しながら生産・販売に取り組んでいます。
■岡山県産のデニム生地を使用
岡山は,デニム生産が有名。総社市内にも多くの縫製関連の企業があります。デニムは,市民にもなじみのある素材であるため,マスクの生地に採用しました。
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3月に販売を開始した総社デニムマスク。全国からご声援とご注文をいただいております。お客様に一日でも早く届けたい,喜んでいただきたいと,毎日,製作を行っています。様々なお客様との心の通う交流や販売経験を通して,一般就労に向けた成長や,社会に貢献する喜びにつながっています。
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