取説もありませんが、部品挿入ピンが1.2.3.とあり、「異なるピン番号」に部品の足を差し込んでボタンを押すだけ。
結果は自動認識で表示、部品の向きや足の挿入ピン指定はありません、
ソケット番号表示が手前にはなく奥側だけでした。
1231111
2223333
トランジスタはB・C・Eがピン番号に対応して表示されるので、部品の規格表を見なくても確認できて便利でした、
特に中国製のモールド型小電力トランジスターは足の並びが変則的なので、確認に役だっています、
hfe(直流電流増幅率)の表示もあり,代用品使用時の(規格が不明でも)目安になる。
ダイオードの順方向バイアス(順方向降下電圧) VFが表示されるので、
最小電源電圧を求めたりする時に、規格表の出番が少なくなりました。
FETやSCRも足の名前が表示されるので、規格表で調べる必要が無くなりました。
インダクターも測定できるのでLCテスターが不要になりました。
電解コンデンサーの寿命は10年くらいと言われていますがESR(等価直列抵抗)が表示されるので、
容量があっても、ESRが数十Ω以上になって来れば不良と判断が出来便利です。
測定範囲:25pF〜100000μF
中国製の金属皮膜抵抗はカラーコードが見難く、時として表示間違いがあるが、
ソケットに挿入して当テスターのボタンを押すだけで抵抗値が表示されるので、
アナログテスターやデジタルテスターの出番がなくなった。
基板むき出しでは壊しそうなので、ダイソーの透明プラスチックケースに入れて、
006Pは電池の消耗が激しく高価なので、単4電池3本をDC-DCコンバーターで、9Vに昇圧しました。
購入品の1台目は不良品が届きメーカーに対応を求めましたが、返答はスピーディーでした、
追伸、
1台目の不良品はWebで回路図を探し修理できましたので報告します。
症状はバックライトは点灯するが文字表示は出ず、でした。
部品実装面をチェックしたが異常が無かったので、バックライトの電源(A-K)を基板から外し、
バックライトを基板に固定しているプラスチック製の足を半田鏝で溶かし引き剥がす、
(焦がさないように200度くらいの低温で行う)
液晶と基板を繋いでいるフィルム状のプリント配線を全て半田付けし直して、
バックライトを元に戻し、電源のA-K端子も半田付けする。
9V電源を繋ぎ電源を入れてみると無事治りました。