FF11現役プレイヤーで、星唄までのミッションすべてを
クリアしている者としての感想です。
物語の大筋としては、そこそこ楽しむことができました。
ラストが少々ご都合主義的で、広げた話がすんなり解決されて
ハイ終わりという感じが少々寂しいのですが、
「FF11の最後のミッションである星唄の後に、
こんな事件があったんだ」という一つの読み物としては、
それなりに興味を持てました。
FF11を星唄まで終えていて、
この本が気になる方は読んでみて良いと思います。
ただ、以下のような気になる点も随所にありました。
・タルタル男性の命名規則に合わない登場人物がいる。
・シドに対してタメ口でぶっきらぼうのライバートが、敬語で礼儀正しい。
・ガルカのヒューム側呼称が命名規則に合っていない。
など
細かい粗かもしれませんが、
FF11公式サイトの読み物も執筆している著者だからこそ、
こういうところにはなおさら気を使って欲しかったです。
また、FF11はそれぞれのプレイヤーが主人公なので、
小説オリジナルのキャラクターが主人公となると
どうしても同人的というか、感情移入しにくいというか、
「自分のプレイしたFF11とは違う!」という違和感が出てしまうのは
いたし方のないところでしょうか。
ゲーム内のNPCもたくさん登場してはいるのですが、
ただ登場しただけのチョイ役が多いところは残念です。
もっとNPCの方に話のフォーカスも主観も合わせていれば、
小説も公式サイトの読み物も興味深いものになったのではと思ってしまいます。
公式サイトの読み物と同列くらいに楽しめるものと考えて、☆3つです。

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ファイナルファンタジーXI ~終わりなき大地の唄~ 単行本 – 2015/11/30
はせがわ みやび
(著),
スクウェア・エニックス
(イラスト)
そして≪ヴァナ・ディール≫は永遠に……
エスカ化の危機からひと月、ヴァナ・ディールは緩やかに元に戻りつつあった。
そんな頃、南洋航路を緩やかに進む一隻の帆船……。
暖かな海を進むその船上は、非常にのんびりした雰囲気に包まれていた。
が、突如、姿を現す巨大なモンスター!!
すぐさま、乗り合わせた冒険者たちが応戦するが、これが、新たな事件の幕開けであった――。
ヴァナ・ディール各地だけではなく、タブナジアやエスカ世界、醴泉島などを舞台に、
まったく新しいオリジナルな冒険が繰り広げられる、『ファイナルファンタジーXI』ノベライズの決定版!!
冒険者の情熱がある限り、ヴァナ・ディールは永遠に不滅です。
エスカ化の危機からひと月、ヴァナ・ディールは緩やかに元に戻りつつあった。
そんな頃、南洋航路を緩やかに進む一隻の帆船……。
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が、突如、姿を現す巨大なモンスター!!
すぐさま、乗り合わせた冒険者たちが応戦するが、これが、新たな事件の幕開けであった――。
ヴァナ・ディール各地だけではなく、タブナジアやエスカ世界、醴泉島などを舞台に、
まったく新しいオリジナルな冒険が繰り広げられる、『ファイナルファンタジーXI』ノベライズの決定版!!
冒険者の情熱がある限り、ヴァナ・ディールは永遠に不滅です。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2015/11/30
- 寸法13 x 1.7 x 18.3 cm
- ISBN-10404730803X
- ISBN-13978-4047308039
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2015/11/30)
- 発売日 : 2015/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 404730803X
- ISBN-13 : 978-4047308039
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 893,058位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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