まず機種選定で、FAN付きかFAN無しか迷いましたが、FAN無しのレビューで発熱の問題が指摘されていたので、FAN付きにしてみました。
もっともFAN無しを持っていないので、比較ができませんが。
到着して箱を開けると、思ったよりデカイ(^^ゞ
なんとなくUSBメモリーの一回り大きいくらいに思っていたのですが、実際は笹かまぼこくらいでした。
さてセットアップです。同時にワイヤレスキーボードは買っていたのですが、セットアップにはUSBキーボードが必要です。
メインのデスクトップマシンのキーボードを使おうと思ったら、なんとPS/2でした!
結局USBキーボードを買いに走るはめに・・・よい子は事前によく確認しましょう(^_^;)
セットアップを行い、WINDOWSが立ち上がったので、同時購入していたLOGICOOL mk240ののレシーバーをUSBポートに差し込むと、さくっと認識されました。
操作感はなかなか快適です。決して速くはないですが、いらいらするほど遅くもありません。TVでゆっくりWEBブラウジングするには問題ない性能です。
ただ改めて思ったのは、TVの画面というのは文字を注視するには向いていないということです。画面は32インチなので、PCに比べて文字サイズは大きいはずですが、文字を長い間読む気にはなれません。
やはり同じ液晶ディスプレイでも、PCとTVでは用途が違うのだと思いました。
あと、TVの背面のHDMI端子に接続するので、電源SWを押すのにいちいち手をTVの後ろに回して小さなSWを押すのが面倒くさい。
電源入れっぱなしで使うほうがいいのでしょうか。
他の使い方として、iPadからchromeリモートデスクトップで接続して操作していますが、なかなか快適です。
このPCをメインで使う人はいないと思うので(いたりして)、セカンドPCとしてはなかなか使えるのではないかと思いました。
2015/7/16 セカンドインプレッションです。
今、スティックPCを検討している人の関心事はFAN付きにするかか、FAN無しにするかということではないでしょうか。
そうであれば、ズバリFAN付きをお勧めします。
というのも、スティックPCというのは熱に対して相当クリティカルであるようなのです。
例えばマウスコンピューターで言えば、BIOSの設定がかなり違うらしいです。
FAN無しのMS-NH1は、CPUのクロック周波数は1.33GHzですが、高負荷状態が続くと発熱するためにクロック周波数を下げて(300MHz程度まで)発熱を抑えるようです。そのため当然操作性は落ちます。
一方FAN搭載のMS-PS01Fは高負荷状態でもFANが回転して発熱を抑えるため、クロックが低下しません。
それどころか、バーストテクノロジーでクロックが1.8GHzに上昇するようなのです。
そのため、FAN無しを購入した人はヒートシンクを貼り付けるなどの工夫をしているようですが、そんなことをしなくてもFAN付を買えばいいのです。
定価ベースで¥1,000の差額ですから、FAN付の方が総じて満足度が高いと思います。
私も始めはFANの故障が心配でしたが、故障したらFAN無しになるだけです。
きっとその頃には新CPUの次世代機が登場していることでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
2015/8/3 追記
Windows10にバージョンアップしました。
何の問題も無くできました。
やはり操作感がWindows7に近いので親しみやすい感じです。
ただTVで使用した場合、TV画面はPCモニタと違い、ベゼルが液晶に被っているんですね。
そのため画面の端っこの数ドットが表示されません(見えません)。
Windows10になってスタートメニューを多用するようになったわけですが、スタートメニューが左下の角にあるので見えにくいです。
TVで使うには、意外とWindows8の方が向いていたのかも・・・
余談ですが、Location Free Playerは問題なく動いています。
SONYはXPまでしか保障していなかったと思いますが、7(64bit)でも8.1(32bit)でも10(32bit)でも動きました。
Location FreeとSTICK-PCはいい組み合わせではないかと思います。
2015/8/9 追記
レビューを見てると、満足している人と、全く使い物にならないと言っている人に二分されているようです。
理由を考えてみましたが、どうもこのPCを趣味の品と考えるか、実用品と考えるかの違いのような気がします。
趣味の品と考えれば、動画がスムーズに再生できなくても、どう工夫すればスムーズに再生できるようになるかなと、工夫を楽しめます。
一方、実用品と考える人は、こんなもの使い物にならないとなるでしょう。
私もこのPCが会社のPCなら使い物にならないと思うでしょうが、自宅で趣味で使うものなので、不自由さを楽しんでいます。
むしろ電源入れてすぐにまともに動いてしまったらつまらなかったでしょう。
PCに実用品を求める人は、あと2万円出して普通のノートPCを買ったほうが幸せになれると思います。
ブランド | マウスコンピューター(Mouse Computer) |
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メーカー | マウスコンピューター |
シリーズ | MS PS01FD |
製品サイズ | 3.8 x 12.5 x 1.4 cm; 61 g |
商品モデル番号 | MS-PS01FD |
フォームファクタ | スティック |
商品の寸法 幅 × 高さ | 38 x 125 x 14 mm |
CPUブランド | インテル Atom Z3735F |
CPUタイプ | Atom Z3735F |
CPU速度 | 1.83, 1.33 GHz |
プロセッサ数 | 4 |
RAM容量 | 2 GB |
HDD容量 | 32 GB |
ハードディスク種類 | EMMC |
電源 | Usb ケーブル |
OS | Windows 8.1 |
商品の重量 | 61 g |