まず、SWを切り替えても、既に高速で充電されているものには効果はありません。
ケーブルの内部抵抗とかが改善されるわけではありません。1A以上、流れるはずのものが、充電できないとか、すごく時間がかかる場合は、この最適化回路の恩恵を受けることが可能になります。
このアダプターの仕様をテスターでチェック(測定)してみました。
以下の仕様になっています。
・Shied と GND(黒)は、入出力共 SWにかかわらず 常時接続。
・A の時は、出力側の D+ D- が 接続される。
・I の時は、出力側の D+ D- の抵抗 46kΩ
・A の時は、入力が 5Vの電圧の時 出力側の D+ D- の電圧は 1.12V
・I の時は、入力が 5Vの電圧の時 出力側の D+ D- の電圧は 2.5 V
Aの場合の<推定の回路図>
┌───────────────────────────┐
│ ＵＳＢ電源 スマフォ側 │
│ │
│ 赤＋５Ｖ ━━━━━┯━━━━━━━━━ 赤＋５Ｖ │
│ ９。５ｋΩ │
│ 白Ｄ＋ ●────●──── 白Ｄ＋ │
│ ７。７ｋΩ │ │
│ 緑Ｄ− │ ●──── 緑Ｄ− │
│ │ │
│ 黒ＧＮＤ ━━┯━━┷━━━━━━┯━━ 黒ＧＮＤ │
│ シールド ──┘ └── シールド │
└───────────────────────────┘
Ｉの場合の＜推定の回路図＞
┌──────────────────────────────┐
│ ＵＳＢ電源 スマフォ側 │
│ │
│ 赤＋５Ｖ ━━━━━┯━━━━━━━━┯━━━ 赤＋５Ｖ │
│ ２４ｋΩ │ │
│ 白Ｄ＋ ●───●────│─── 白Ｄ＋ │
│ ２４ｋΩ ４６ｋΩ ２４ｋΩ │
│ 緑Ｄ− │ └────●─── 緑Ｄ− │
│ │ ２４ｋΩ │
│ 黒ＧＮＤ ━━┯━━┷━━━━━━━━┷━┯━ 黒ＧＮＤ │
│ シールド ─┘ └─ シールド │
└──────────────────────────────┘
こちらで効果があったのは、
"A"にした時に PS Vita に充電できないモバイルバッテリから充電できるようになりました。
ただ、Xperia Z3 は 変化なしです。どのモードでも0.5Aしか流れません。
別の電流測定器だと1.5A流れたことがあるので調べると、
信号線の処理だけでなく、ケーブル自体のGNDとシールドが接続されていないとダメなようです。
この件は、ケーブル側の接続の問題でありこの最適化回路上で接続されていても無理でした。
USB充電の相性問題は、色々ありますので、この辺りは、自分が使用している機器を検索してみてください。
| カラー | ライトブルー |
|---|---|
| ブランド名 | ルートアール |
| メーカー | ルートアール |
| 製品型番 | RT-USBVA5 |
| 梱包サイズ | 16.8 x 9.8 x 1.7 cm; 14 g |
| 商品重量 | 14 グラム |
