マザーボードは高級なやつを選ぶとなると、ゲーム仕様になり、どうもゴテゴテした仕様になりかねる
ただこのマザーボードは品質重視で、特に他のマザーボードと差別されたところはない。
一つおもしろいのがディスプレイポートを採用しているため、下手なローエンドビデオカードでなくても
Haswellの内蔵GPUを利用して4k 60fpsで表示することが出来る
ただ私は4kモニターを持っていないため、宝の持ち腐れである。
だがその分、HDMIポートが無いため、他のマザーボードより気軽にAV-PCとしては使えないところが欠点か?
逆に言えば事務用パソコンとしてはコストパフォーマンスに優れているだろう。
・独自のOCユーティリティなどは存在しない。
・電源周りが他の上位マザーボードと同じぐらいしっかりしており長期駆動も期待できる。
・派手でない。まぁ青と黒なので好みはあるが、変なヒートシンクも使われておらずシンプル。
・メモリは4スロットはもちろん、CrossFireも対応とのこと。ビデオカード辺りも増設次第では優秀。
・M. 2に対応しており、SATA3よりも高速なSSDを利用可能
・USB3.0のオンボードコネクタ搭載等、基本的に必要な要素は全て踏まえている。
・省電力機能が充実しており、より消費電力を抑えた運用が期待できる。
・保護機能が搭載されておりUSBや電源周りの過電圧に対する回路保護も対応しているとのこと。
ただ、弱点もある。
・コストダウンのためかオーディオとLAN共にRealtekで低価格マザーボードと遜色なし。
・HDMIではないので、変換アダプタを使うか、別途ビデオカードを使わないとTV接続は厳しい。
・豪華きらびやかなオーバークロック機能は無い。過度な期待は禁物。
自作ユーザにとってはマザーボード買い替えでOSを継続で使い続けるユーザーがいると思うが
行うときにUSBが全く機能しなくなってしまう。なので、一度セーフモードで起動してから
ディスクを挿入して、USBハブのドライバを別途デバイスマネージャから更新する必要があるかも。
マザーボード選びは本当に難しい。このマザーボードの惜しいところと言えば
LANがRealtekであること……で全て完結してしまうだろう。
最悪PCI-Eで増設してしまえばそれまでだが、それとこれとは話が別なのである。
それでも安定したPCパーツであることに間違いはないだろう。
PCIEスロットが多いことを活かして、外部GPUを強化してワークステーションもどきを作るのに適していると思う。
ゲーミングPCというよりかは、クリエイター向けのPCとも言えるだろう。
最速より、安定感を求めるユーザーに持って来いのマザーボードではないだろうか?
H97チップセットそのものを意識して買う分であれば満足度は高いだろう。
消費電力計測は追々……
ブランド | MSI |
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メーカー | MSI COMPUTER |
梱包サイズ | 34.8 x 27.2 x 6.6 cm; 1.36 kg |
商品モデル番号 | H97 GUARD-PRO |
メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
メモリクロック数 | 1600 MHz |
グラフィックカードインターフェース | PCI Express |
商品の重量 | 1.36 Kilograms |