魔法科高校の劣等生は,魔法戦争と兄妹愛をテーマにした物語である。
戦争で最も有効な兵器となりうる魔法師は,普通に生きることを許されない。
そんな世界で,妹が犠牲となり死に直面したとき,
兄は妹の命を守るために世界を相手に戦争を始めた。
妹の命を守るための世界を作り出すために兄は自分の命を懸け,
妹はそんな兄に敬愛を捧げる。
血なまぐさい世界なのに,深雪と達也の間には温かな愛が育まれている。
ミレナリオはそんな二人の兄妹愛の誓いに鐘を鳴らして讃頌している。
「終わりがあっても恐れずに歌い続けよう…千年先のミレナリオでも」
この曲は,「涙がこぼれそうな悲しい世界だけど少しだけ前に進もうよ」と語りかけてくれる。
ELISA 嬢の美しい声と温かい心がそれを感じさせてくれる。
オーケストラのヴァイオリンとグランドピアノが,悲しい世界の終わりを告げてくれる。
この曲を聴きながら,明日も元気に生き抜こう!