まず、リマスターは、低音が迫力を増したように思います。ただ、そもそもが結構遠い音像です。
タイトル曲は、当時先行シングルが出たけど、その時はイマイチかと思ったけど、それよりドラマティックな展開で良くなっていて、気に入ったのを覚えてます。長くもなったけどね。相変わらずテンポが速い曲なのが、そうじゃないのかが、良くわからない曲ではあります。当時、パクリ疑惑を指摘されて逆ギレしたゲイリーは、この曲をメイデンがパクった、なんて言ってたけど、あり得ない。メイデンは、テンなんか相手にしてなかったと思うよ、スケールが違いすぎる(笑)
さて、再発の1番の特徴は、前半の曲順を大幅に入れ替えてあること! これは、パクリ曲をわざわざ入れた5枚目とは異なりσ(^_^;) 良かったと思います。
オリジナルでは、頭から5曲でほぼ聴きどころが終わってしまっていたし、その後が大作続きで、聴く気力がもたなかった。
今回の再発盤では、7曲目に You're in my heartをもってきていて、快速テンポのBattlelines(恋愛の駆け引きの曲)を含めたので、そこまでは緊迫感はもつ感じ。8曲目からは大作で少ししんどい感じかな。また10曲目は良い感じの曲なのに、やはりコーラスでの音像処理が悪くて、ボヤけますね。また、ちょっとクドいね。やっぱり8.9.10曲目が長過ぎんのよ。
3.4曲目が入れ替わったけど、4曲目になったVRは、時代を20年先取りし過ぎたか… 今聴くと超タイムリー! それと先の7曲目の3曲は、オリジナルでは、3.4.5曲目だったけど、この3曲は、彼らの最高傑作だと思う。なので、後半重くても、名作です。
ゲイリーの声も、単調な1.2枚目より、ずっと表現力を増して素晴らしい。
ボートラはどこかで聴いたなあ? その時からイマイチなんで、蛇足です。