かつては手が届かなかった大容量のSSDの価格がこなれてきて、手軽に使えるようになりました。
自宅のファイルサーバおよびプログラム開発用の仮想マシンサーバとして
ノートPCのシステムディスク (2,5 インチ 500GB HDD) を換装しました、
使用しているのは、3年ほど前に購入した Dell のノートPC (Vostro 3700) で、
OSは、Windows Server 2008 R2 SP1 です。もとは Windows 7 Professional
が導入済みでしたが、64-bit サーバOS に入れ替えました。
CPU は、 Core i7-720qm、 メモリは 16GB、 Hyper-V を動作させています。
SSD の信頼性を向上させるという Over Provisioning のため、 未使用パーティションを
30GB ほど設定しています
仮想マシン上のゲストOS (Windows 7 と CentOS Linux) の応答が非常に良くなり、
とても重宝しています。ホストOS で、SSD のTrim 機能や付属アプリ (Magician) も含めて
問題なく使えています。システム障害時を考慮して、DVD ブートによる Windows バックアップに
よるシステムリストアもテストしましたが、問題なく動きます。
なかなかの優れ物ですね。
上記のようにOSもサーバOSに差し替え、ハイパバイザを動かし、メモリも大幅に増設した
かなり特殊な環境で、さらに SSD 換装を行ってちゃんと動くか少々心配していたのですが、
まったくノートラブルであっけないほど簡単に動き、助かりました。
(なお、付属ソフトは最新版をネットからダウンロードし、また、SSD の firmware も最新の
ものにアップデートしています。)
ネット情報だと若干耐久性に懸念があるようなので、サーバOS 利用時には、
要チェックかもしれません。素子劣化の具合は、付属アプリで簡単にわかるので、
少なくとも半年に1回は、確認して、劣化が進んで危なくなったら交換しようと思っています。
ベンチマークは、以下のとおりです。
この PC は、 SATA が 6Gb/s ではなく半分の速度の 3Gb/s で、Hyper-V も動作しているためか、
速度は本来の仕様よりかなり低くでていますが、HDD のときとは比較にならないほど応答が改善しています。
Sequential Read: 278 MB/s
Sequential Write: 257 MB/s
Random Read: 41,714 IOPS
Random Write: 28,239 IOPS
ブランド | サムスン(SAMSUNG) |
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メーカー | 日本サムスン |
梱包サイズ | 14.5 x 14.4 x 1.9 cm; 131.54 g |
商品モデル番号 | MZ-7TD500B |
フォームファクタ | 2.5インチ |
HDD容量 | 500 GB |
ハードディスク種類 | ソリッドステートドライブ |
HDDインターフェース | Serial ATA |
商品の重量 | 132 g |