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睡眠の科学―なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか (ブルーバックス) 新書 – 2010/11/19

4.0 5つ星のうち4.0 63個の評価

脳の最大の弱点にして最強の味方
睡眠の謎に第一人者が迫る!

実はナポレオンもよく眠っていた?
どうしても抑えられない「眠気」はどこからくるのか?

いまだ謎だらけの睡眠の正体に迫る最新研究!
人生の3分の1もの時間を費やしてまで、ヒトはなぜ眠らなければならないのか? いまだ答えが出ないこの究極の問いに、睡眠研究をリードする著者が迫る! 眠りが脳にもたらす恩恵、睡眠と覚醒を切り替えるしくみ、不眠や夢遊病の原因……。睡眠を科学することは、脳の根本的なシステムを知ることである!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2010/11/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/11/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062577054
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062577052
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 63個の評価

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とても参考になる。睡眠学の入門書
5 星
とても参考になる。睡眠学の入門書
#毎日光速読 睡眠の科学読破。とても、面白い。参考になった。Read science every day reading science of sleep. very interesting. it was helpful.
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
寝つきが悪いので、少しでも役に立てばという気持ちで買いました。

安眠をいただくことはできませんでしたが、睡眠というものがどのようなものなのか?を理解することはできました。ただ、難しい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
#毎日光速読 睡眠の科学読破。とても、面白い。参考になった。
Read science every day reading science of sleep. very interesting. it was helpful.
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5つ星のうち5.0 とても参考になる。睡眠学の入門書
2018年10月3日に日本でレビュー済み
#毎日光速読 睡眠の科学読破。とても、面白い。参考になった。
Read science every day reading science of sleep. very interesting. it was helpful.
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2016年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠について詳細に、しかも研究の歴史なども解説されているのですがやや難解かも。
睡眠という行為について勉強してみようかな。という方の入門書としては難解。
基礎知識がある人には簡単に理解できるのかもしれないですが、
物質名や脳の器官の名称などもでてきて、私は読み終わるまでに時間がかかりました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠に興味があり、本書を読んだ数人の知り合い全員が絶賛していたので、
迷うこと無く購入して読みました。

本書では睡眠研究の始まりから最新の研究結果まで、
睡眠に興味を持った読者が知りたいであろうと思われる内容が分かりやすく紹介されています。

具体的には、
前半で、睡眠の機能や必要性を紹介した後、その脳内メカニズム(オレキシン、モノアミン、GABAの相互関係等)の説明。
後半で、それらの知識をもとにして、不眠症の治療法の可能性や睡眠に関する日常の疑問(夢、寝だめ等)についての解説。
さらに最終章では、現在までに明らかになっている睡眠のメカニズムをもとに第一線で活躍されている櫻井武先生なりの
「なぜ眠るのか」という疑問に対する仮説が紹介されています。

図も分かりやすく、神経科学の基礎知識もコラムで解説されているので、
前知識が無くても非常に読みやすい本だと思います。

生きていくために不可欠な睡眠について知ることは非常に重要だと思いますので、
睡眠に対する興味の有無に関わらず、全ての人にお勧めしたい一冊です。

個人的には、ここ数年間に読んだ本の中でベスト3に入る良書でした。
面白さ、分かりやすさ、内容の濃さ、どれをとっても文句なしの五つ星です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月29日に日本でレビュー済み
なぜ眠くなるのか、そもそもなぜ眠らないといけないのか。
本書は、そうした睡眠の科学的研究の成果をコンパクトに紹介してくれる。

脳内のことを結構きちんと書いているので、モノアミン作動性ニューロン、オレキシンによる覚醒、など、化学物質などの名前もきちんと書かれている。
しかし、書いてあることは何が何に作用して、それによって覚醒や睡眠がどうもたらされるかという関係だけなので、落ち着いて読めば理解できないことはないだろう。
レム睡眠とノンレム睡眠、睡眠を引き起こす仕組みなど、基本的な部分が理解できれば、睡眠に関する理解の骨格は出来たといっていいだろうし、他の睡眠に関する話を読んでもスムーズに理解できると思う。

なぜ眠る必要があるのか、という根本問題には、最後に筆者なりの答えが書かれているが、まだ解決していない問題であり、歯切れがよい答えともいえない。
最初に「眠らせないマウス」が免疫疾患で死ぬという話が紹介されていたが、その話とのつながりもあまり見えていないので、まだまだ研究が必要なのだろう。

睡眠の科学の必須知識がコンパクトにまとまっており、気軽に読める一冊である。
2012年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生で記憶に残るイベントは目が覚めている時に起こる事ばかりなので、生活の中での睡眠の位置づけを深く考える事はなかった。
睡眠といえば体を休めている時間という程度の認識で、睡眠=サボっている、という印象ももたれかねない。
本書では、そんな睡眠にスポットライトをあて、睡眠の研究の第一人者・櫻井武教授が紹介する。

本書を読む前は、睡眠は、ただ体を休めている状態と変わらないものだと思っていた。
しかし、それは全くの間違いだった。睡眠は記憶を維持するのみならず、強化する。運動技能も積極的に向上する。睡眠時には脳内の不必要なシナプスが削除され、必要なシナプスを残し、脳内のシナプスが最適化され、脳全体のシナプス強度が回復する。睡眠はレムとノンレムに分類されるが、レム睡眠では脳は覚醒状態以上に活発に活動している。そして、覚醒時に使った脳機能をメンテナンスしている。脳の状態は覚醒と睡眠に分類されるのではなく、覚醒とレム、ノンレムに分類されるべきだという事が良く理解できる。睡眠は、単に体を休めているのではなく、目が覚めた後の活動を効率的にする為に身体を修復している、というイメージが合うかもしれない。逆に、睡眠をとらない断眠状態が続けば、精神異常を起こす事からも、睡眠の重要性が理解できる。受験勉強では「寝ると忘れるから寝ない」の一夜漬けをやる人がいるが、実はその効率が悪く、睡眠をとった方が記憶が強化されて効果的、というのも印象深かった。

筆者は、本書の最初に、高等動物がなぜ無防備な睡眠状態をとるのか、睡眠をとらない生物が進化の過程で存在すれば地球上を支配していたはず、と問いを投げかける。それが、本書を読み進めていく上で、睡眠が生命が生き続ける上で必要不可欠なものである事を感じる事ができた。

 一般に、専門家による専門的な内容の解説は難解である。しかし、本書では、睡眠のメカニズムを理解しやすいように筆者の気遣いが施された文章によって説明されていた。たとえば、
 ・脳の3つの状態、覚醒状態とREM, NonREMについての説明。パソコンにたとえて、覚醒状態はパソコンをオンライン状態、NonREM睡眠はスリープ状態、REM睡眠はオフラインで作業をしている状態、と説明する。これでイメージがずっと膨らんだ。
 ・覚醒は感覚系からの刺激が脳を刺激する反射ではなく、脳内で作り出される点について。グルタミン酸作動性ニューロンが局所的に作用して情報漏れを防ぐ「Eメール」なら、モノアミン作動性ニューロンは脳全体の作動モードを変換する「館内放送」。多くの覚醒剤はモノアミン作動性ニューロンに作用、と表現。
 ・覚醒と睡眠の説明では、モノアミン・コリンによる脳幹での覚醒システムとGABAによる視索前野の睡眠システムによる「シーソー」で、アデノシンが「ししおどし」の水のように溜まって、シーソーのスイッチを入れる、と説明する。
 ・オレキシンがモノアミン作動性ニューロンを活性化させるが、モノアミンはオレキシンを抑制する。このネガティブ・フィードバックはモノアミンが低下した時にはオレキシンが活性化させて覚醒を安定に維持する効果がある。このネガティブ・フィードバックを、「覚醒システムをちょうどピアノのペダルのようにサステインする(音を持続させる)機能といえる。」と表現している。
 このように随所に専門家でなくても理解できるように気配りがされていた。わかりやすく説明する為に、筆者が試行錯誤して時間をかけて文章を練っていた事が想像される。
 
 睡眠のメカニズムの説明の後半には、櫻井武教授が自ら発見したオレキシンが登場する。覚醒相と睡眠相を安定化させるオレキシン。感情の高ぶりがオレキシン作動性ニューロンを活性化させる。これが慢性化すると不眠症におちいる。大災害にあった人の「心配で夜も眠れない」という気持ち、不安や心配で不安性障害がある場合にも不眠症を伴う。大脳辺縁系の不安メカニズムが慢性的に働いて、毎日眠れない不眠症で悩む患者にオレキシン拮抗薬は有効になりうる、と期待を寄せる。まさしく、今、製薬企業が研究開発しているオレキシン拮抗薬が人類の睡眠薬の歴史の終止符をうつべく究極の睡眠薬になるポテンシャルを感じさせる。さらに、オレキシン作動薬は覚醒を引き起こさせる。オレキシンをターゲットに、ヒトは睡眠と覚醒を自在に扱えるようになる未来に期待を寄せる。

 メカニズムの解説のあとは、睡眠にまつわるいくつかのトピック、望ましい睡眠時間、予知夢はあるのか?夢遊病はなぜおこる?といった話題に、神経科学者のサイエンティフィックな視点で鋭く斬り込む。近年の怪しいネタでウケを狙う胡散臭い脳科学者とは一線を画している。

 最後に、「なぜ眠るのか?」の本質的な質問に、(1)睡眠を必要とする脳の機能、(2)眠気を感じさせるメカニズム、の2つの要素に切り分けて、さらに(1)についてはレムとノンレムについてそれぞれ独自の仮説を紹介する。

 前半に書かれている、「眠りにまさる「癒し」はこの世に存在しない」、の言葉、読み進めていくと納得が行く。人生の3分の1を占める影法師のような存在の「睡眠」、実は人生を充実させてくれる最大の功労者だと知り、睡眠を味わい、満喫しようという気持ちになった。読めば読むほど「夢中」になれる、素晴らしい内容だった。
44人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、主に、睡眠が頭の中でどのような物質の変化によって起きているかを解説したもの。
図も多く、分りやすい。

よかった点
・ レム睡眠、ノンレム睡眠の違いがよく分ったこと。
・ 脳内の物質の名称とその働きが理解できたこと。
・ Q&A形式で、睡眠への素朴な疑問を解説してくれているところ。

全般的にとてもためになったし、臨床のヒントや、日常生活にも応用できそうだと感じた。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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