小林彰太郎、ポールフレール、大川愁、熊倉重春、
吉田匠、田辺憲一、下野康史らがCGの４５年を振り返っているが、
彼らの自動車遍歴の振り返りも楽しめる。
特に中盤の三本和彦、山口京一、小林彰太郎の座談会では、
面白くも楽しい創刊当時の苦労話は痛快である。
私は４０手前のクルマ好きだが、大昔（失礼！）はこうだったんだとか、
そうなんだと感心する一方で、少年の頃（７０年代）にむさぼり読んだ
CGの記事の写真もあり、改めて自分も歳を取ったことを思い起こさせる。
読後に、これからどうやってどんなクルマと接していこうかと
考えている自分もいた。月刊CGの延長としてではなく、
クルマへの忘れかけたロマン（古っっ）を感じる記事ばかりである。
クルマ全般が好きなオジサンには楽しい内容と思う。
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