3巻の設定をそのまま引き継いでいるので当たり前といえば当たり前だが、葉桜は評議員候補から外されています。
初めはその設定が少し気に食わなかったです。設定自体はかなりしっかりしていていいと思います。
しかし、そんな細かい事はこの物語の大事なところではありません。
読み進めるに連れて葉桜と学の信頼関係が上手に書かれています。個人的には「その人間関係が羨ましい」と感じました。
また5巻に続くようにエピローグ的なものがあります。それを読むと「もう5巻買うしかない」ってことになります。
そんな訳で、5巻(最終巻)に向けて書かれているので先がきになるつくりになっています。
1、2、3巻を読んだ人は間違いなく読むべきですね。

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葉桜が来た夏4ノクターン (電撃文庫 な 12-4) 文庫 – 2009/5/10
ラパーチェ事件での責を負い評議員候補の資格を剥奪された葉桜は、さらに高等法院による監察を受けることになる。 しかし、やってきた稻雀と名乗る軍務省の憲兵はゴシックロリータ風の出で立ちをした、どこかとぼけたアポストリだった。
そんな折、東京で反アポストリ派議員が暗殺される。裏で【水車小屋】が暗躍し、アポストリに対する感情が悪化する中、恵吾や茉莉花の身にも危険が迫る。 情勢はきな臭さを増していき、学は覚悟と決断を迫られるが──。
そんな折、東京で反アポストリ派議員が暗殺される。裏で【水車小屋】が暗躍し、アポストリに対する感情が悪化する中、恵吾や茉莉花の身にも危険が迫る。 情勢はきな臭さを増していき、学は覚悟と決断を迫られるが──。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/5/10
- ISBN-104048678167
- ISBN-13978-4048678162
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/5/10)
- 発売日 : 2009/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4048678167
- ISBN-13 : 978-4048678162
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,219,953位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月9日に日本でレビュー済み
監視付きのプールでパチャパチャ遊んでいた子が、いきなり海や川に放り出された感じ。物語を最終的に収束させる役割の石が盤面から取り除かれたおかげで、良い意味で不安定感が出て物語が動き出した感じがする。3巻までは長い時間をかけた布石だったみたい。でも、いつでも引き返せる手を残すのが如才ない感じもして、何となくスッキリしない。
前巻で登場した水無瀬王寺が率いるグループが表立って動き始めるわけだが、最後に学が彼の正体に気付く決め手となる行動の結果、彼の性格が、知らない奴に対しては残酷にふるまえるけれど知っている奴には冷徹になれないという不覚悟の人物、に書き替ってしまった。一高校生であり情報源が限られている学に、彼の正体を気付かせる方法が限られていたために起きたことの様に見受けられるが、これがぬるい結末を招くことにならないことを願いたい。
前巻で登場した水無瀬王寺が率いるグループが表立って動き始めるわけだが、最後に学が彼の正体に気付く決め手となる行動の結果、彼の性格が、知らない奴に対しては残酷にふるまえるけれど知っている奴には冷徹になれないという不覚悟の人物、に書き替ってしまった。一高校生であり情報源が限られている学に、彼の正体を気付かせる方法が限られていたために起きたことの様に見受けられるが、これがぬるい結末を招くことにならないことを願いたい。