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わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書) 新書 – 2009/7/17
池上 彰
(著)
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会議やプレゼンの前に必読!人気筆者による入門書 フリップの発想でパワポづくり、原稿は引き算で見直す、聞き手の注意はこう引きつける、名司会者に間を学ぶ──など、「テレビ的発想の説明術」を体験から伝授する。
- ISBN-104062880032
- ISBN-13978-4062880039
- 出版社講談社
- 発売日2009/7/17
- 言語日本語
- 寸法11.4 x 1.1 x 17.4 cm
- 本の長さ240ページ
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商品の説明
レビュー
著者の池上彰さんは「わかりやすいニュース解説」で幅広く人気を集めています。NHK時代の記者キャスター経験に始まり、「週刊こどもニュース」のお父さん役、フリーになってからは、現在出演中の「学べる!!ニュースショー!」などまで、誰にでもわかることばで、ビジュアルを活かしてニュースを伝える、そんな技術を磨いてきました。それは長年にわたり、テレビの現場での試行錯誤を通して培ってきたものです。
本書では、そんな池上流「わかりやすさの技術」を、さまざまなエピソードをまじえながら紹介します。
「わたしがテレビでわかりやすさについて心がけていたことは、決して特殊な業界の話ではありません。基本的で応用のきくことだと思います。この本を手に取ったあなたは、きっと『自分の説明下手を直したい』『説明の技術を磨きたい』と思っていることでしょう。そんなあなたのお役に立ちたいと書いたのが、この本です」と、池上さんは本書「はじめに」で述べています。そのことばどおり、ビジネスでのプレゼン・報告から、授業、日常のちょっとしたスピーチまで、すぐ応用できるテクニックとコツが満載の1冊です。 --出版社からの紹介
本書では、そんな池上流「わかりやすさの技術」を、さまざまなエピソードをまじえながら紹介します。
「わたしがテレビでわかりやすさについて心がけていたことは、決して特殊な業界の話ではありません。基本的で応用のきくことだと思います。この本を手に取ったあなたは、きっと『自分の説明下手を直したい』『説明の技術を磨きたい』と思っていることでしょう。そんなあなたのお役に立ちたいと書いたのが、この本です」と、池上さんは本書「はじめに」で述べています。そのことばどおり、ビジネスでのプレゼン・報告から、授業、日常のちょっとしたスピーチまで、すぐ応用できるテクニックとコツが満載の1冊です。 --出版社からの紹介
著者について
池上 彰
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は、「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めた。現在は、フリージャーナリストとして多方面で活躍。著書に『相手に「伝わる」話し方』(講談社現代新書)、『伝える力』(PHPビジネス新書)、『日銀を知れば経済がわかる』(平凡社新書)、『14歳からの世界恐慌入門。』(マガジンハウス)、『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』(集英社)などがある。
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は、「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めた。現在は、フリージャーナリストとして多方面で活躍。著書に『相手に「伝わる」話し方』(講談社現代新書)、『伝える力』(PHPビジネス新書)、『日銀を知れば経済がわかる』(平凡社新書)、『14歳からの世界恐慌入門。』(マガジンハウス)、『池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」』(集英社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/7/17)
- 発売日 : 2009/7/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4062880032
- ISBN-13 : 978-4062880039
- 寸法 : 11.4 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,101位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 696位講談社現代新書
- - 1,339位実用・暮らし・スポーツ
- - 2,417位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池上彰の知らないと恥をかく世界の大問題37 イラスト図解版 (ISBN-13: 978-4047318229 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世に出ている数多の本の中にはすぐに役に立つ本もあればすぐには役に立たなくても時間をかけて芽が出て花が咲く本があります。本書は池上さんの本には珍しいすぐに役に立つ本です。特にパワーポイントの作り方は参考になりました。
2018年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池上さんの遍歴を交えてわかりやすく説明するにはという課題を順序よく解説しています。
2024年1月3日に日本でレビュー済み
NHK出身の池上氏による、『より良く伝える』本。
基礎的な内容ながら、忠実に守れば確実にプレゼン力が上がると思います。伝え方の構成、小ネタの他、パワポとスピーチの切り分けなどの実践的な内容も。
・・・
私は英語のスピーチクラブに入っているので、全てを網羅しているわけではないですが、基礎的な部分はできる、と勝手に思っていました。冒頭で結論を言っちゃうとか、ポイント三つとか、抑揚とか、アイ・コンタクトとか。
それでもやはり本書を読むと『なるほど』と思うことはありました。
例えば、表紙の帯にある『地図』。要はこれから何を喋りますって言うってことですが、概念としてとても分かりやすい。こういう伝わりやすさを意識したら絶対にもっと伝わりますね。
また『マジックワード』を使う(NGワードを避ける)ってことであったり、そのほかテレビ業界の逸話であったり。
テレビという極短い時間で多くを伝えなくてはならない業界です。プレゼンの仕組みや表現は実用的で短く、効率的であり参考になります。
・・・
もちろん、初心者、初学者、新人さんにも非常に良い本なのだと思います。
特にパワポの作りをシンプルに(タイトル+3行)とかは激しく同意でした。
とういことで、リキャップすると、プレゼンの本。読めば多かれ少なかれヒントが見つかると思います。
基礎的な内容ながら、忠実に守れば確実にプレゼン力が上がると思います。伝え方の構成、小ネタの他、パワポとスピーチの切り分けなどの実践的な内容も。
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私は英語のスピーチクラブに入っているので、全てを網羅しているわけではないですが、基礎的な部分はできる、と勝手に思っていました。冒頭で結論を言っちゃうとか、ポイント三つとか、抑揚とか、アイ・コンタクトとか。
それでもやはり本書を読むと『なるほど』と思うことはありました。
例えば、表紙の帯にある『地図』。要はこれから何を喋りますって言うってことですが、概念としてとても分かりやすい。こういう伝わりやすさを意識したら絶対にもっと伝わりますね。
また『マジックワード』を使う(NGワードを避ける)ってことであったり、そのほかテレビ業界の逸話であったり。
テレビという極短い時間で多くを伝えなくてはならない業界です。プレゼンの仕組みや表現は実用的で短く、効率的であり参考になります。
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もちろん、初心者、初学者、新人さんにも非常に良い本なのだと思います。
特にパワポの作りをシンプルに(タイトル+3行)とかは激しく同意でした。
とういことで、リキャップすると、プレゼンの本。読めば多かれ少なかれヒントが見つかると思います。
2022年4月16日に日本でレビュー済み
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相手に思いを伝える事は、言葉の選択や組み立てを必要とする。池上さんがこれまで経験してきた過去の話から書かれている。学生、社会人の広い世代に読んで欲しい本です。
2022年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすく伝える技術とあるだけあって、説明が非常にわかりやすくスッと頭の中に入ってきます。
わかりやすい話し方の基礎がコンパクトに詰まっており、話し方の入門書として非常に良い本だと思いました。
わかりやすい話し方の基礎がコンパクトに詰まっており、話し方の入門書として非常に良い本だと思いました。
2018年2月16日に日本でレビュー済み
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難しいものを難しいまま理解する。本来はそうでありたい。しかし、世の中多忙で、どの情報を切り、どの部分を浮き彫りにして分かりやすくするという技術は着目点の一つだろう。これはプレゼンテーションで発揮できるスキルかと思われます。
また池上氏は、情報の集め方を開示していたり、世界の諜報機関の90%強が、その国の公式発表や開示している統計をもとにしているなどの、ジャーナリストならではの知見も含まれており、「わかりやすく」する方法の一つの考え方として、良いのではないのでしょうか?
また池上氏は、情報の集め方を開示していたり、世界の諜報機関の90%強が、その国の公式発表や開示している統計をもとにしているなどの、ジャーナリストならではの知見も含まれており、「わかりやすく」する方法の一つの考え方として、良いのではないのでしょうか?
2021年9月12日に日本でレビュー済み
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とても綺麗な状態でした。
迅速な対応で満足しております。
ありがとうございました。
迅速な対応で満足しております。
ありがとうございました。
2022年9月29日に日本でレビュー済み
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いただけないと思う点を2点挙げる。
①順位の強調
「学力テストで日本の順位が落ちた」を伝えたいとき、どうするか。池上氏はこう諭す。ランキングの表から日本以外の国の名前を削除し、点数も削除して、単純に日本の順位の下落がわかるように視覚効果を狙えばよい、と。
しかし、そもそも順位の下落「のみ」に着目させること自体が、「ミスリーディングのテクニック」であり、まじめな読者への悪魔の教えといえる。詳しくは『ニュースの数字をどう読むか:統計にだまされないための22章』(ちくま新書)を参照されたい。かいつまんでいうと、順位下落といっても、上位との得点差が極めて小さくて誤差の範囲といえそうだったり、自国の得点は下がっておらず他国が追い上げてきただけだったりすることがある。順位自体をことさら重視するのは情報の解釈として危険なのだ。今や大学教授として教育者となっている池上氏、この記述を削除・修正する考えはないのだろうか。
②読者への推薦図書の選書眼
池上氏は大恐慌時代の経済を知るための推薦図書としてガルブレイス、そして浜矩子著『グローバル恐慌:金融暴走時代の果てに』 (岩波新書) を挙げているのだが、少なくとも後者について大きな疑問符を浮かべるのは私だけではないだろう。もっと優先するべき書物はほかにあるはずだ。挙げるのであれば、査読論文の業績が多数あり、学界の第一線で活躍している研究者の著作にするべきではなかったか。それでなければ、もっとわかりやすく解説する力のある書き手の本にするべきであろう。池上氏の情報源の選び方が本当に信頼できるのか、少々怪しくなる記述であった。
①順位の強調
「学力テストで日本の順位が落ちた」を伝えたいとき、どうするか。池上氏はこう諭す。ランキングの表から日本以外の国の名前を削除し、点数も削除して、単純に日本の順位の下落がわかるように視覚効果を狙えばよい、と。
しかし、そもそも順位の下落「のみ」に着目させること自体が、「ミスリーディングのテクニック」であり、まじめな読者への悪魔の教えといえる。詳しくは『ニュースの数字をどう読むか:統計にだまされないための22章』(ちくま新書)を参照されたい。かいつまんでいうと、順位下落といっても、上位との得点差が極めて小さくて誤差の範囲といえそうだったり、自国の得点は下がっておらず他国が追い上げてきただけだったりすることがある。順位自体をことさら重視するのは情報の解釈として危険なのだ。今や大学教授として教育者となっている池上氏、この記述を削除・修正する考えはないのだろうか。
②読者への推薦図書の選書眼
池上氏は大恐慌時代の経済を知るための推薦図書としてガルブレイス、そして浜矩子著『グローバル恐慌:金融暴走時代の果てに』 (岩波新書) を挙げているのだが、少なくとも後者について大きな疑問符を浮かべるのは私だけではないだろう。もっと優先するべき書物はほかにあるはずだ。挙げるのであれば、査読論文の業績が多数あり、学界の第一線で活躍している研究者の著作にするべきではなかったか。それでなければ、もっとわかりやすく解説する力のある書き手の本にするべきであろう。池上氏の情報源の選び方が本当に信頼できるのか、少々怪しくなる記述であった。