『I LOVE TM NETWORK』に続く第2弾になるこのアルバム、前作同様Kei Kohara氏が中心となり、女性ボーカルをメインにTMの名曲を現代風ハウス&テクノアレンジして彩ります。
1曲目『Bang The Gong』はFANKSならばニヤリとするハズ(笑)
他、ファンにも人気の『Still Love Her』『Here,There&Everywhere』も収録。この辺を選曲するあたり、今回参加のミュージシャンがTMをリスペクトする気持ちが伝わってきますね。ちなみに私、30半ばですが『Here,There&Everywhere』を聴いてなぜか泣いてしまいました。今回の事や色々な事を思い出したのかな…と。
代表曲でもある『Get Wild』も再び収録。今回は『'09』とナンバリングされており『Get Wild'89』から実に20年経ちますが、やはり名曲というのはいつの時代も名曲です。
ファンならずともPerfume等が人気の今、ハウス&テクノにアレンジされたTMを知らない方にも是非聴いて頂きたいです。FANKSの方も『彼らなら許せる!』…そう思えるアルバムです。
最近のTM NETWORKに関しては暗い話題ばかりが多かったですが、それらの話題を吹き飛ばす意味でも、このアルバムはFANKSにとってTMの未来の可能性を伺える希望の1枚となる事でしょう。