ジャコに対するトリビュート物が乱発されている気がしますが、その中でも少し以前に出たこのアルバムを聴いてみることを強くオススメしますね。まず一曲目のマイケルブレッカーが強力に凄まじい演奏をしてます。この一曲目だけでもこのアルバムは買いなんであります。ジョーイカルデラッツァオなんて知らない人が聞いたら顔マッツァオのようなピアノを弾く人なんですが、それとパティトゥッチにジェフティンワッツがサポートしてます。いつものバンドと言えばそうなんですが、サウンドが違うんですよ。多分ライナーに書かれている通りなんでしょうが、ジャコが降りて来て良い影響を与えたんでしょう。"Third Stones from the sun"。これはチェックです。マイケルの自分のアルバムより数段良い演奏をしている。と、まあ一曲目だけ強調したんですが、あとはですね、スティーブガッドがドラムを叩いている曲がいくつかあるんですよ。それがいいんですよね。ジャコとスティーブってやったことありましたっけ? さすがにスティーブは良い演奏をしていて落ち着いて聴けます。今まで聴いたジャコトリビュートの中ではこれが一番かな。