多少、冗長なところはあるが、ユニーク過ぎる
ふたりのバトルは面白く読める。はちゃめちゃ過ぎて、眉を顰める方もあろうかと思われます。正直な言葉を何にせよ聞きたい私には充分楽しめました。危険な世界、マニアックなアートをテーマに対話が繰り広げられら。反世界、反現代なふたりが禁断の世界を自由に行き来する様を楽しまれたい。

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その辺の問題 (角川文庫 な 25-6) 文庫 – 2001/4/1
中島らもといしいしんじが、語り合う、爆笑対談エッセイ!
食べること、飲むことから、読む本、書く本、そして、どこかにあるイケナイ世界まで、中島らもといしいしんじの奇才二人が、その辺に転がっている問題たちを、トコトンまで語りつくした、爆笑対談エッセイ!
食べること、飲むことから、読む本、書く本、そして、どこかにあるイケナイ世界まで、中島らもといしいしんじの奇才二人が、その辺に転がっている問題たちを、トコトンまで語りつくした、爆笑対談エッセイ!
- 本の長さ381ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2001/4/1
- ISBN-104041863066
- ISBN-13978-4041863060
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 381ページ
- ISBN-10 : 4041863066
- ISBN-13 : 978-4041863060
- Amazon 売れ筋ランキング: - 786,065位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,062位近現代日本のエッセー・随筆
- - 12,124位角川文庫
- - 32,963位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。コピーライターを経て小説家デビュー。作家活動のほかに、劇団「リリパットアーミー」主宰、俳優、ミュージシャンなど意欲的に活動。享年52(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『クマと闘ったヒト』(ISBN-10:4840135010)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少々えげつないかもしれません。しかし、本質をとらえた会話ではないでしょうか。もちろん、単純におもしろくゲラゲラ笑って読めばよいだけだと思いますが。
個人的に古本屋などから出会う限りのこの本を買い、有無を言わさず友人に勧めまくっていたりもしています。
個人的に古本屋などから出会う限りのこの本を買い、有無を言わさず友人に勧めまくっていたりもしています。
2005年5月29日に日本でレビュー済み
~トークショーを、本でやってます。
と、ここまで、書いてみて、本の中身をすっかり忘れていました。
手元にあったので、読み返してみたら、1ヶ月ほど前に読んだはずなのに、
すっかり忘れている。
ただ、面白かったことだけを覚えている。
何も残らないのだけど、おもしろかった。
1ヶ月前に読んだはずなのに、すっかり消えていた。
というそん~~な本です。~
と、ここまで、書いてみて、本の中身をすっかり忘れていました。
手元にあったので、読み返してみたら、1ヶ月ほど前に読んだはずなのに、
すっかり忘れている。
ただ、面白かったことだけを覚えている。
何も残らないのだけど、おもしろかった。
1ヶ月前に読んだはずなのに、すっかり消えていた。
というそん~~な本です。~
2004年11月23日に日本でレビュー済み
この2004年、酒に酔い、それが遠因となり中島らもは死んだ。酒で死ぬ。確かに彼らしい死に方ではあるが、やはり残念である。かつて中島氏は、多くの資料を参照しつつ自らのアルコール中毒体験を小説化し、人間の苦悩をユーモアたっぷりに描いて見せた(『今夜すべてのバーで』)。面白くも、どこか悲しい風合の作品であった。
本書は、いしいしんじとの対談である。いしい氏は、常識に囚われることのない、広い視野を持った人物であり、それでいて学識もある。中島氏の対談相手としていしい氏は、中島氏の魅力を十分に引き出していたと思う。中島氏の教養の深さ、その破天荒な生き様、そしてそこにひそむ屈折した部分が、この対談の中からうかがえる。
基本的に楽しい読み物なのだが、どこか人間の悲哀をも感じさせるものであった。
中島氏は、「泣かせる」ものを書く作家ではなかった。むしろ「笑わせる」作家であった。一応そのように認知されている。しかし、もっと厳密に言えば、泣き笑いが表裏一体であることに、もっとも意識的な作家だったのではないだろうか。この対談を読みそのように思った。
本書は、いしいしんじとの対談である。いしい氏は、常識に囚われることのない、広い視野を持った人物であり、それでいて学識もある。中島氏の対談相手としていしい氏は、中島氏の魅力を十分に引き出していたと思う。中島氏の教養の深さ、その破天荒な生き様、そしてそこにひそむ屈折した部分が、この対談の中からうかがえる。
基本的に楽しい読み物なのだが、どこか人間の悲哀をも感じさせるものであった。
中島氏は、「泣かせる」ものを書く作家ではなかった。むしろ「笑わせる」作家であった。一応そのように認知されている。しかし、もっと厳密に言えば、泣き笑いが表裏一体であることに、もっとも意識的な作家だったのではないだろうか。この対談を読みそのように思った。
2003年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっぱ、らもさんはおもろいです。いしいしんじさんはこの本で初めて知ったのですが(いしいさん、すいません)、この方もかなりおもろい人ですね。
頭が疲れた時や、とにかく何にも考えたくない時に読むとかなりほぐされます。夜中に読むと笑い声を出してしまうので、気をつけましょう。
頭が疲れた時や、とにかく何にも考えたくない時に読むとかなりほぐされます。夜中に読むと笑い声を出してしまうので、気をつけましょう。
2010年5月29日に日本でレビュー済み
いしいしんじは小説家としてもすぐれた作家ですが、対談の腕前に特に目をみはるものがあります。
彼と組むことによって、相手が全く別の表現を獲得するのです。
特にこの、中島らもとのセッションは絶妙。中島らもは対談相手を潰してしまう傾向があって、みな彼の風変りな物言いに振り回されてぶざまな姿をさらすのですが、いしいは振り回されずに、かつ、中島を上手に誘導しています。
その腕前を、とくとご覧あれ。
彼と組むことによって、相手が全く別の表現を獲得するのです。
特にこの、中島らもとのセッションは絶妙。中島らもは対談相手を潰してしまう傾向があって、みな彼の風変りな物言いに振り回されてぶざまな姿をさらすのですが、いしいは振り回されずに、かつ、中島を上手に誘導しています。
その腕前を、とくとご覧あれ。
2002年8月13日に日本でレビュー済み
中島らもといしいしんじの対談集。いしいさんのことはよく知らないのですが、らもさんの本は全部読んでます。関西ではテレビにもちょくちょく出てて、おもろいおっさんです。アル中で、コデイン中毒で、うつ病で・・・そんなおっさん。きっと、いしいさんは、らもさんの大ファンなんでしょう。二人のやり取りが最高です。オランダまで大麻吸いに行ったりしてる。(ちなみにオランダでは合法)絶対、面白いと思うよ。