短編いいと言いつづけて、これが今までで一番好き。
・レキシントンの幽霊
ホラーにならない雰囲気を読ませる。家に記憶されている人々みたいな感じ。
・緑色の獣
正義の御旗(理由)があれば残酷になれる自己を気が付かせてくれる作品。主人公の女性と一緒になって止まらなくなる自分を発見。
・沈黙
これもよかった。対人関係でこころに苦しみがある人は、一度読むといいと思う。嫌な相手が気にならなくなるのは、自分を大事にすることだ。
・氷男
ちょっとファンタジーが入っているけど、自分が生きやすいところに生きるということを考えさせられる。
・トニー滝谷
なに不自由ない生活と洋服を買わずにおれない妻の死。父親の演奏がちょっと違って聞こえたのは自分が変わったからかな。
・七番目の男
自分が原因かも知れない死と向き合うというのはなかなかない。自分の感情で見える物が変わってくる。
・めくらやなぎと、眠る女
これはノルウェイの森に出てきたエピだな。
それぞれの読後感があってよい!
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レキシントンの幽霊 (文春文庫 む 5-3) 文庫 – 1999/10/8
村上 春樹
(著)
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氷男は南極に戻り、獣はドアの隙間から忍び込む。幽霊たちはパーティに興じ、チョコレートは音もなく溶けてゆく。短篇七篇を収録
- ISBN-104167502038
- ISBN-13978-4167502034
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/10/8
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1999/10/8)
- 発売日 : 1999/10/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4167502038
- ISBN-13 : 978-4167502034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,549位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「沈黙」は、教材にもなっているとか。
壮絶ないじめを体験した「大沢さん」のお話しです。
いじめられた経験を持つ人間にとって読むのは少々キツかったようですが、その後も何かあるたびに「大沢さんなら」「大沢さんの場合は」と、この小説について話します。
いろいろ考えてもらうために、良い小説だと思います。
壮絶ないじめを体験した「大沢さん」のお話しです。
いじめられた経験を持つ人間にとって読むのは少々キツかったようですが、その後も何かあるたびに「大沢さんなら」「大沢さんの場合は」と、この小説について話します。
いろいろ考えてもらうために、良い小説だと思います。
2019年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入しました。村上春樹の短編作品はどれも結構好きですが、この作品はそこまでぴんときませんでした。
2022年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもキレイな本でした。折れも傷みも無く良かったです。配送も早くて助かりました。
2022年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白くてあっという間に読み終えました。
2016年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レキシントンの幽霊(表題の作品)では、ケイシーがしばらく家を留守にすることになって、
代わりに留守番をすることになり、ある晩、奇妙な経験をするのですが、それは後で考えるほどに、
そこはかとなく奇妙で解せない性質のものであるのです。
そうした奇妙で解せない経験が現実なのだとしたら、
果たして眠っている際の夢想状態とは、いったいどう解したらよいのか、
という新たな難問が生じざるをえません。
この短篇の最後には、かなりの喪失感を味わった人が、まずは昏々と眠り続け、
その眠りから覚めたとき、ふと襲われる虚無感というか、
計り知れぬ当て所(あてど)のなさなのではないでしょうか。
目標や指針を見失い、夢と現実の区別もままならず、その態様はあたかも「幽霊」といった塩梅に…。
このタイトルは、もう一つの意味で象徴的です。
即ち、仮にゴーストタウンが近くに発生したとして、爾後誰も寄りつかなくなったとしましょう。
それは日常ぽっかりと開いた陥穽であり、いつでも発生しうるはずの闇です。
そこで得体の知れない面々が、夜な夜なかそけき密会を繰り広げていないとも限りません。
本作の舞台はレキシントンの設定ですが、実はどこにでもそんな境界面が潜んでいるかもしれません。
本作はこうした点から、品のよいジョークを織り交ぜながら、
日常ふとしたことから人が迷い込みがちな危殆についても、さりげなく指摘した不気味さも光っており、
また感覚情報の不確かさや軽い妄念、幻想といったことにも示唆深く、
それらを明澄な戦慄として受け流すあたりが村上流の筆運びかなあ、と思わせます。
その他、緑色の獣も妙に印象的な作品でして、その描写はやはり不気味です。
登場する女性と獣がやりとりしてゆく中で、相互の心理状態が刻々と移り変わり、
結局その獣は溶けていなくなってしまいます。とてつもなく奇妙な話ですが、
つよい心理とよわい心理というのはたしかにあるようで、
作者は超感覚的なアプローチで、そのあたりの模様を描析しているかのように思えました。
他の作品も同様に味わい深いので、ぜひおすすめします。
代わりに留守番をすることになり、ある晩、奇妙な経験をするのですが、それは後で考えるほどに、
そこはかとなく奇妙で解せない性質のものであるのです。
そうした奇妙で解せない経験が現実なのだとしたら、
果たして眠っている際の夢想状態とは、いったいどう解したらよいのか、
という新たな難問が生じざるをえません。
この短篇の最後には、かなりの喪失感を味わった人が、まずは昏々と眠り続け、
その眠りから覚めたとき、ふと襲われる虚無感というか、
計り知れぬ当て所(あてど)のなさなのではないでしょうか。
目標や指針を見失い、夢と現実の区別もままならず、その態様はあたかも「幽霊」といった塩梅に…。
このタイトルは、もう一つの意味で象徴的です。
即ち、仮にゴーストタウンが近くに発生したとして、爾後誰も寄りつかなくなったとしましょう。
それは日常ぽっかりと開いた陥穽であり、いつでも発生しうるはずの闇です。
そこで得体の知れない面々が、夜な夜なかそけき密会を繰り広げていないとも限りません。
本作の舞台はレキシントンの設定ですが、実はどこにでもそんな境界面が潜んでいるかもしれません。
本作はこうした点から、品のよいジョークを織り交ぜながら、
日常ふとしたことから人が迷い込みがちな危殆についても、さりげなく指摘した不気味さも光っており、
また感覚情報の不確かさや軽い妄念、幻想といったことにも示唆深く、
それらを明澄な戦慄として受け流すあたりが村上流の筆運びかなあ、と思わせます。
その他、緑色の獣も妙に印象的な作品でして、その描写はやはり不気味です。
登場する女性と獣がやりとりしてゆく中で、相互の心理状態が刻々と移り変わり、
結局その獣は溶けていなくなってしまいます。とてつもなく奇妙な話ですが、
つよい心理とよわい心理というのはたしかにあるようで、
作者は超感覚的なアプローチで、そのあたりの模様を描析しているかのように思えました。
他の作品も同様に味わい深いので、ぜひおすすめします。
2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い短編集だなと思った。
この“面白い”はストーリーや描写のことではなく、物語の在り方、とでも言えばよいのかな。
静かながらも皮膚のすぐ内側がざわざわする感じ。
自分でもちゃんと認識できない心の闇、社会と自分との間を隔てる薄い膜。
多かれ少なかれ人々誰しもが、ではなく、ある種の人々がぼんやりとではあっても確実に抱えている/抑えつけている不安や恐怖。
あるいは、それらに対する暴力や遮断。
なんだろう、うまく説明できないけど、そんなことを感覚する。
拾ってきて丁寧に研磨した石ころに、河原にあった時のざらつきを感じるような。
この“面白い”はストーリーや描写のことではなく、物語の在り方、とでも言えばよいのかな。
静かながらも皮膚のすぐ内側がざわざわする感じ。
自分でもちゃんと認識できない心の闇、社会と自分との間を隔てる薄い膜。
多かれ少なかれ人々誰しもが、ではなく、ある種の人々がぼんやりとではあっても確実に抱えている/抑えつけている不安や恐怖。
あるいは、それらに対する暴力や遮断。
なんだろう、うまく説明できないけど、そんなことを感覚する。
拾ってきて丁寧に研磨した石ころに、河原にあった時のざらつきを感じるような。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
7編からなる短編集。村上さんの本をマトモに読んだのは、2冊め。
ノンフィクションなら読んだ事もあったのだが。
レキシントンの幽霊/緑色の獣/沈黙/氷男/トニー滝谷/七番目の男/めくらやなぎと、眠る女
作家さんの作風を知りたくて、読んでみた。
レコードがお好きなんだなぁ、とか、ストーリーうんぬんよりも文章で楽しみたい方には向いてるんじゃないかなぁ、とか。
印象的だったのは、「沈黙」と「氷男」。
あとは普通だったかな…
アクションとかはあまりなく躍動感はないけれど、
しんみりとじっくり時間をかけて読むとよい。
そんな短編集でした。
ノンフィクションなら読んだ事もあったのだが。
レキシントンの幽霊/緑色の獣/沈黙/氷男/トニー滝谷/七番目の男/めくらやなぎと、眠る女
作家さんの作風を知りたくて、読んでみた。
レコードがお好きなんだなぁ、とか、ストーリーうんぬんよりも文章で楽しみたい方には向いてるんじゃないかなぁ、とか。
印象的だったのは、「沈黙」と「氷男」。
あとは普通だったかな…
アクションとかはあまりなく躍動感はないけれど、
しんみりとじっくり時間をかけて読むとよい。
そんな短編集でした。
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Nippon Joe
5つ星のうち3.0
OK level of used book
2015年3月9日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Satisfied with this used book.