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ネットワークはなぜつながるのか ― 知っておきたいTCP/IP、LAN、ADSLの基礎知識 単行本 – 2002/11/11
特徴①:ネットワークの仕組みをミクロの目で見る“探検ツアー”
本書は、ブラウザにURLを入力してから、サーバーがWebページの情報を返信してくるまでの過程を順番に追っていくというユニークな構成です。入力されたデータがパケットとなって、LAN、ハブ、ルーターを通り、プロバイダの回線を抜け、ファイアウォールをくぐり、次の行き先を探りながらゴールのWebサーバーを目指して、さまざまに姿を変えながら進んでいく様子は、まさにインターネット内部の“探検ツアー”。探検ツアーという一つの流れを通して、断片的だった知識がつながる面白さを実感できます。
特徴②:2大技術TCP/IP、LANが確実に理解できる!
IPアドレス、ネットマスク、デフォルト・ゲートウエイなどはパソコンのTCP/IPの設定で目にしますし、家庭内LANも普及してMACアドレスという言葉も身近になり、これらの言葉が気になっているパソコン・ユーザーの方も多いでしょう。ネットワーク技術者にとっては最も基本となる知識です。「イメージとしてはなんとなくわかる」これらの用語が、探検ツアーの流れ追う中で本質からきちんと理解できます。
特徴③:最先端のADSLの中身ものぞいてみよう!
今日のネットワーク技術はインターネットから生まれたものが多数あり、インターネットの仕組みを知るとは、ネットワークの仕組みを知ることにもつながります。今も盛んに技術開発が行われ、最先端のネットワーク技術がそこにあるといえます。ADSLもその一つです。ADSLでの信号化の仕組みや、電話線を使っているのにどうして高速化できたのかなどについても解説しています。
- 本の長さ370ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2002/11/11
- ISBN-104822281515
- ISBN-13978-4822281519
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商品の説明
商品説明
本書はこの部分に焦点をあて、初心者向けにネットワークのテクノロジーをわかりやすく解説した入門書だ。ユーザーレベルの読者でも理解できるように、Webブラウザをスタートとして、TCP/IPを介してLANアダプタから信号が送出され、ハブ・スイッチやルータを通してISPへ至り、光ファイバーのバックボーンを通ってサーバに到着するとういう経路を詳しく追って解説している。その過程でユーザーが入力したURLからHTTPメッセージを発行するしくみや、DNSのしくみ、TCP/IPルーティング、ツイストペアケーブル内での信号伝送の構造、ADSLのしくみ、そして光ファイバー伝送や、サーバー防御のシステムであるファイアウォールの動作までも取り扱っている。
初心者向けであり、通信のやりとりを主題にすえているため、読み物として最初から順番に読んでいくことができるのが魅力である。ソフトウェアの実装から通信路の物理的な特性に関わる部分(ツイストペアがより線で構成されている理由やファイバー内の光の伝送形態など)まで幅広く述べられているので、ネットワークにある程度精通している人でも知らない部分はきっとあるだろう。
ネットワーキングについて解説した書籍は多々あるが、アプリケーション層から物理層に至るまでの基礎知識をカバーしている書籍はなかなかない。その点、本書はユーザー端末から通信の経路をたどっていくアプローチにより、うまく一連の解説をこなしている。ネットワーク技術に興味のある人はぜひ読んでみて欲しい。(斎藤牧人)
メディア掲載レビューほか
WebブラウザにURLを入力してから情報が表示されるまで,短ければほんの1秒もかからない間に起こっている現象を解説することで,ネットワークの仕組みを理解させようというユニークな入門書。Webブラウザからパソコン,アクセス回線,インターネットそしてWebサーバーと,リクエストのパケットが送られていく様子と原理を,ユーザーの手元から説明している。このため,動作や仕組みをイメージしやすい。通して読めばHTTPメソッドから光ファイバのケーブル構造まで理解できる構成になっている。
(日経バイト 2003/2/1 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者からのコメント
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2002/11/11)
- 発売日 : 2002/11/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 370ページ
- ISBN-10 : 4822281515
- ISBN-13 : 978-4822281519
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,316位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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このような性質の本のため、ずらっと、筆者の伝えたいことが、良くも悪くも右往左往しながら、補足がちょこちょこ入るので、時々、これは元々何の話だっけ?となりました。
系統立てて整理されていれば、もっと分かりやすいかなと思います。
ネットワーク初学者ですが、流れは理解できた気がしたので学習の一歩目にはいいと思いました。
・ネットワークの初心者
・ぼんやりと理解しているようなしていないような状態の人
・結構詳しい熟練者
のどのパターンの人にもいろんな意味の発見があると思います。
ネットワークスペシャリストということで、バカにしつつ本を開いた私ですが、
結局「すいません。私が悪うございました。」ということになりました。
別に難しいことを書いているというわけではなく、
ネットワーク技術全体を容易に理解できるように書かれています。
読みやすいですし、注釈にもためになることがもりだくさんです。
ソフトウェア開発技術者レベル以上における、ネットワーク分野の試験対策にもなると思います。
データフローに即した説明は一見初心者向けにわかりやすそうですが、インターネットに限らず、システム全般の説明に向いている手法ではありません。
個人的には、ネットワーク技術が分散化技術と階層化技術に支えられていることを明確にして、そこから個々の技術が展開、修正されていることを説明していただく初心者向け解説が出現することを願っています。
初心者に抽象概念を説明しても無駄という姿勢は中学校参考書のように一見やさしい説明、実は頭に残らない結果になるので、評価としては普通とさせていただきます。
知らない人には魔法のようなものかもしれない。
初心者向けならいかに魔術らしく教えるかが課題かもしれない。
それから、説明において、プログラミングなどの用語を多様している部分についても、初心者にとってわかりづらい原因となっています。
この本に書かれている内容は、うっすらとわかるのですが、それは、私が過去、他の本を読んで多少予備知識があるからです。
ということで、この本はわかりづらく、おすすめしません。
「実際にどのような場面で使われ、どのように連携されているのか」
に視点を置いて解説している事にあります。
具体的には、
「ブラウザにURLを入力してから、Webページが画面に表示されるまで」
のデータフローを主軸に展開されています。
内容もインターネットに接続してWebページを開いた事があるユーザならば
理解できるように書かれています。
現在のコンピュータネットワークは複数の規格が
密接に連携する事で実現されています。
単独で使用されている規格というのは殆どないでしょう。
このため、個々の規格を別々に学んだとしてもいざ実践となると、
「各規格がどのように連携しているのか」が解らずにつまずいてしまう事もあります。
それぞれの規格・技術については学んだのだが
実際にどのような仕組みで動作しているのかがわからない、という方は
本書に目を通す事でネットワークの全体像が理解できるのではないでしょうか。
また、これからネットワーク技術を学ぶという方にもお勧めです。
アウトラインをつかんでから、それぞれの規格・技術へと進んでいけば
効率よくそれらも理解できるでしょう。実践的な知識も身に付きます。
本書についてあえて欠点を挙げるとすればそれは図表の配置が悪い事。
参照する図表が数ページに渡って前後する事もあり、
この点は見難いと感じました。
文章は非常に解りやすいだけに残念です。