昔の高校生は大人だったんだなー
1巻で終わるところが良い(内容は濃い)
映画 耳をすませば (マンガが原作)の冒頭部分のエピソードは
このお話に通じるところがある(トーマの心臓も似てますね)
このあとの話はそれぞれなのでそこもおもしろい。
この本、絶版になっていて作者が再販を拒んでるらしいのですが
もったいないです。多くの方に読んでいただきたいです。
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空の色ににている (ぶーけコミックス) 新書 – 1981/5/1
内田 善美
(著)
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1981/5/1
- ISBN-104088600118
- ISBN-13978-4088600116
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1981/5/1)
- 発売日 : 1981/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 214ページ
- ISBN-10 : 4088600118
- ISBN-13 : 978-4088600116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 65,993位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2020年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の希望で復刻が望めない作品だが、純文学的なストーリーに緻密な作画が素晴らしい、逸品なのである。
ほかの作品も含め、ぜひ復刻して欲しい名作だ。
ほかの作品も含め、ぜひ復刻して欲しい名作だ。
2020年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版作品なので汚れや黄ばみは想定していました。思ったより汚れはなく良い状態でした。配送も迅速に対応していただき満足しております。
2017年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田善美さんの圧倒的な絵が楽しめるのは本作と「星の時計のリドル」「草迷宮・草空間」の3冊だと思います。高校生の時に初めて読んで思い出してこの3作を中古で買い集めました。その中でも本作は昭和高校生の青春「図書カード」「長距離走」「空」を描いた佳作です。「星の時計のリドル」「草迷宮・草空間」に入る前のぎゅっと力が入る前の少女漫画が楽しめます。草迷宮が好きな人はこっちも楽しめると思います。
それにしても内田さんはどうしちゃったんでしょうね。新作がたのしめないのは本当に残念です。
それにしても内田さんはどうしちゃったんでしょうね。新作がたのしめないのは本当に残念です。
2014年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確か学生時代に友人に貸し、返ってこないままになっていました。四半世紀以上前です(涙・笑)
書棚の整理をしていてふと想い出し、何気にネットで調べてみたら内田先生の情報がわんさかで びっくり・・・。もう二度と読めないだろうとあきらめていたので、見つけたときの喜びといったら! 熱烈な内田ファンの私にとり、この本が欠けているなんてもう有り得ないことでして・・・ 正直、お写真より多少紙が色褪せやけているのが気になるところですが、再び出会わせて下さった ことに心より感謝し、星四つとさせていただきました。
書棚の整理をしていてふと想い出し、何気にネットで調べてみたら内田先生の情報がわんさかで びっくり・・・。もう二度と読めないだろうとあきらめていたので、見つけたときの喜びといったら! 熱烈な内田ファンの私にとり、この本が欠けているなんてもう有り得ないことでして・・・ 正直、お写真より多少紙が色褪せやけているのが気になるところですが、再び出会わせて下さった ことに心より感謝し、星四つとさせていただきました。
2012年10月28日に日本でレビュー済み
忘れていた過去からフッとあらわれた…。
先日、実家の押入れを片付けたとき、天袋奥のダンボールから出てきたのだ。(熟読した『星の時計のLiddell』や『草迷宮・草空間』も実家のどっかにあると思うのだが…) タイムカプセルを開いたような…誰かに感謝したいような…不思議な気分になった。20年ぶりくらいで再読し…感動を覚えたので(ひどく個人的な文章だが)書きたい。
読んでみて…こんな凄かったかな? というのが正直なところ。 まるで‘詩’のようだ。
かつての記憶をたどると、‘あまり面白くないが気になるマンガ’といった感じだったのだが…(若くて今よりもさらにアホだったのだろう)。20年も経って…やっと本作の価値(の一端)に近づけたらしい。
まず印象的なのは、精密な画。一ページ全てを使った背景画は‘マンガ’というにはもったいないほど。この画を駆使し、信州の春夏秋冬の空気を見事に表現している。 湿度や温度…季節の空気感を表現できるマンガが本作以外にいくつあるのだろう…。秋の早朝の雰囲気も素晴らしい。(勿論その空気感は画だけで表現されているものではないが)
通読して感じるのは‘70年代’。 ぶーけ昭和55年8月〜11月の連載、とあるので当然かもしれないが現代的な物語とあまりに違う。もちろん人物造形も70年代的だ。あまりに繊細で悲しく美しい精神を持った若者達…。(ただ、リアリティには?。こんな美しい精神をもった高校生がいるのかな?とは思った…。 ひょっとして、アホ高校生だった私の周りにいなかっただけ…?気がつかなかっただけ…?)
純文学的な深みをみせる‘詩’のようなモノローグ… 精密な画… それらを駆使して‘青春の悲しみと再生’を重厚にしかしサラリと描いていく。
あまりに切ない…そして素晴らしい。(若く…青臭いともいえる。でも、‘だからこそ’素晴らしい)
日本のマンガは世界でウケている、と言われて随分たつ。 だが、その遥か昔ここまでマンガという表現手段を用いて‘詩’を描き…芸術の域に到達した作品があったとは…。日本のマンガ文化に衝撃をうけた。30年以上前にもう本作を生み出せるほどの裾野の広さを持っていたということにも。
衝撃…といえば、内田氏の著作が全て絶版になっているということも含めたいと思う。これほどの作品‘群’が埋もれているのは残念すぎないだろうか…。
『私たちは別れを予感するような出会いをしなかった』はず…。多くの方が再会を果たし、さらに新たな読者を獲得できるような‘動き’を期待しているのは私だけではないと思う…。
…ずっと昔…
私がなぜ天袋にしまったのか思い出せない。が、今改めて考えるとピッタリの場所だったと思う。
なぜなら、本書は…いささか出来すぎな話なのだが…独身の頃のアルバムや手紙・文集などと一緒にしまってあったのだから。
先日、実家の押入れを片付けたとき、天袋奥のダンボールから出てきたのだ。(熟読した『星の時計のLiddell』や『草迷宮・草空間』も実家のどっかにあると思うのだが…) タイムカプセルを開いたような…誰かに感謝したいような…不思議な気分になった。20年ぶりくらいで再読し…感動を覚えたので(ひどく個人的な文章だが)書きたい。
読んでみて…こんな凄かったかな? というのが正直なところ。 まるで‘詩’のようだ。
かつての記憶をたどると、‘あまり面白くないが気になるマンガ’といった感じだったのだが…(若くて今よりもさらにアホだったのだろう)。20年も経って…やっと本作の価値(の一端)に近づけたらしい。
まず印象的なのは、精密な画。一ページ全てを使った背景画は‘マンガ’というにはもったいないほど。この画を駆使し、信州の春夏秋冬の空気を見事に表現している。 湿度や温度…季節の空気感を表現できるマンガが本作以外にいくつあるのだろう…。秋の早朝の雰囲気も素晴らしい。(勿論その空気感は画だけで表現されているものではないが)
通読して感じるのは‘70年代’。 ぶーけ昭和55年8月〜11月の連載、とあるので当然かもしれないが現代的な物語とあまりに違う。もちろん人物造形も70年代的だ。あまりに繊細で悲しく美しい精神を持った若者達…。(ただ、リアリティには?。こんな美しい精神をもった高校生がいるのかな?とは思った…。 ひょっとして、アホ高校生だった私の周りにいなかっただけ…?気がつかなかっただけ…?)
純文学的な深みをみせる‘詩’のようなモノローグ… 精密な画… それらを駆使して‘青春の悲しみと再生’を重厚にしかしサラリと描いていく。
あまりに切ない…そして素晴らしい。(若く…青臭いともいえる。でも、‘だからこそ’素晴らしい)
日本のマンガは世界でウケている、と言われて随分たつ。 だが、その遥か昔ここまでマンガという表現手段を用いて‘詩’を描き…芸術の域に到達した作品があったとは…。日本のマンガ文化に衝撃をうけた。30年以上前にもう本作を生み出せるほどの裾野の広さを持っていたということにも。
衝撃…といえば、内田氏の著作が全て絶版になっているということも含めたいと思う。これほどの作品‘群’が埋もれているのは残念すぎないだろうか…。
『私たちは別れを予感するような出会いをしなかった』はず…。多くの方が再会を果たし、さらに新たな読者を獲得できるような‘動き’を期待しているのは私だけではないと思う…。
…ずっと昔…
私がなぜ天袋にしまったのか思い出せない。が、今改めて考えるとピッタリの場所だったと思う。
なぜなら、本書は…いささか出来すぎな話なのだが…独身の頃のアルバムや手紙・文集などと一緒にしまってあったのだから。
2015年11月13日に日本でレビュー済み
絵がキレイで読んだのに、内田ワールドに引き込まれました。
凡人には見えない不思議な感性の高校生たちが、凡人の私にはまぶしいお話でした。
スゴい価格でびっくりですね~
凡人には見えない不思議な感性の高校生たちが、凡人の私にはまぶしいお話でした。
スゴい価格でびっくりですね~