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ウェブで政治を動かす! (朝日新書) Kindle版
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/11/13
- ファイルサイズ1512 KB
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登録情報
- ASIN : B00A47EMP8
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/11/13)
- 発売日 : 2012/11/13
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1512 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 312ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 402,548位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,165位朝日新書
- - 3,822位政治 (Kindleストア)
- - 5,057位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。大阪経済大学客員教授。京都造形芸術大学客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。フジテレビ「みんなのニュース」ネットナビゲーター。 一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。株式会社ナターシャCo-Founder。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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初めて読了したKindle本。
取材データが豊富で著者が精力的に活動してきた実績が読んでいて伝わってきた。
データを情報に変換する能力。情報をわかりやすく編集する能力。
編集された情報を伝える能力が必要とされるだろう。
オバマ大統領の選挙対策はこれらの集大成だ。
選挙区のデータを分析し、政策をスピーチに変換し、演説。
ウェブで政治を動かすには情報をオープンにして日常に溶け込ませる必要がある。
普通の人に政治なんて時間がなくて興味が無い。
ウェブと政治は暇人の物である現状を変えるヒントが本書に載っている。
ウェブの世界に疎いおじさんが読んでも分かりやすく、、面白く読めました。
政治の世界が描かれているので当たり前のことなのですが、こんなに深くコミットしてしまって大丈夫なのかなあ、と思ってしまいます。
ウェブが全てではありませんが、これからは何をするにしてもネットの影響を受けずにはいられないんだなあと感じました。
2012年12月16日 第46回衆議院選挙 自民党が政権与党に返り咲き
2013年7月21日 第23回参議院選挙 ネット選挙解禁
2016年夏ごろ 第24回参議院選挙予定
2016年末 第47回衆議院選挙予定
いま(2014年5月)から、約1年半前に書かれたものだが、時系列からすると上のようになる。ずいぶん時間が経ったのだなと感じた。個人的には、この本は今はあまり読む価値がないと思った。
ちなみに、先の参議院選挙でネット選挙はあまり盛り上がらなかった。また、安全運転で政権運営してきたのと株価が上がったのもあって、自民党の大勝となった。2年後(2016年)はどうなっていることやら。
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「ソーシャルメディアで発信された一人ひとりの小さな声がうねりとなって、政治の現場を突き動かしていく」
というのが本書の主張で、微かながらあるそういった動きや、色々な人のインタビュー、また、他の本からはソーシャルメディアの可能性について考え、を取り上げている。
デモを肯定的に取り上げてる部分など、著者の考えを直接述べるのではなく、人の考え方を本から引っ張ってきているわけだ。ジャーナリストっぽい。1章のみ、著作権法改正の部分での実体験を取り上げていて、そこは面白かった。
全体的に、現状認識を提示するという記事ではなく、アジテーションの本なのだなと思った。そこには、「人々の意識を変える」といった目的が含まれている。
そこで著者は、オープンでフラットな民主主義的なコミュニケーションがネット上で行われることを、志向していたのだろう。残念ながら、マスメディア以上にネットの「偏向」や「編集」については、認識が甘かったんじゃないかと思う。
情報の拡散、ということではツイッターなどの「ソーシャルメディア」はまだ影響力はあるのだろう。ただ、思想の拡散、人々の行動を変えるとなるとまた別なんだろうと思った。
当時Twitterが急速的に浸透してきた高揚感と期待からその可能性を見出したのかもしれないが、
現実には政治の話題になると自分とは違う意見の持ち主に対しての中傷や暴言、デマが飛び交うのみでポジティブな議論に向かうような空気は感じられない。
マスメディアとウェブを分けて論じられている内は著者の期待するような動きは起こらないのではないかと思う。
それでも,おもしろい。
政治っていうのは大事な問題。
政治家の悪口言ってるのは簡単だけど,自分たちがどうやって政治を自分たちのものにするのか。
その緒がこの本にはあります。
津田氏が立ち上げるという政治メディアへの期待が否が応でも高まります。
Kindle版だとリンクに飛べるから,立体的な読書ができるのもいい。
この本が300万部売れれば,津田氏は都知事選に立候補するって言ってるから,この本を買いまくるのも立派な政治参加。(笑)
それは冗談としても,たった500円のこの本,買わない手はないですよ。
わかり易く、ネットの特性と可能性が記載されています。
これからWebやSNSの技術や、利用の仕方が変わっていく中で、政治への参加の仕方もさらに変わっていくかも知れない。二年後くらいにまた読み返してみたい。
政治の世界はそう甘くなく、情報量の多いもので難しいという印象を受ける内容でした。
政治が自分に近くなることの、良さと問題を感じ、考えされられた一冊でした。